・エネルギー自給率が300%に
電気自動車のリーフを導入したことで劇的に改善されたのがエネルギー自給率です。
ガソリン自動車に乗っていたこれまででもエネルギー自給率100%を達成していましたが、自家用車がガソリンに依存しなくなったことで自給率は300%に向上しました。
一年間に外部から供給されるエネルギー内訳は以下のとおり。
・電気(家庭用コンセント) 2700kwh
・電気(電気自動車) 1600kwh
・ガス(kwh換算) 600kwh
合計 4900kwh
一年間に電力会社(中部電力)に供給するエネルギー
・太陽光発電売電量(余剰買取) 16000kwh
これらの数値は家庭(住宅)内で消費するものだけでなく家業用の電力や通勤も含んだ総合的なものであって、住宅メーカーなどが狭義に宣伝する宅内エネルギー自給率とは異なり、人が生活するために必要なエネルギーが対象です。
細かなことを言えばきりはないのですが、消費エネルギーの3倍ものエネルギーを生み出している事実には影響しないでしょう。
エネルギーを自給できるということは、温室効果ガスの排出においても多大な貢献を果たします。
消費するエネルギーがCO2を排出しても、供給するエネルギーで3倍の量のCO2削減に寄与できます。
エネルギーの自給やCO2排出を抑えることは難しいなどと御託を並べる人たちは少なくないのですが、やる気になればできるということです。
やる気もないし、やる能力を身につけるつもりもないから「できない」と言っているだけですね。
「田舎に暮らしているからできるのであって都会暮しには無理」との言い訳が聞こえてきそうですが、私も子供が生まれたばかりの頃は都会で団地暮らしのサラリーマン生活でしたよ。
どこに暮らしていても工夫の余地は限りなくあるはずですが、工夫よりも言い訳の方が楽なので、多くの人は楽な方を選んでいるのが実情でしょうね。
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