・市民の参加料がマニアの賞品へ

komachan

2007年06月11日 10:38

 駒ヶ根市が管理する「ふるさとの家」という施設で、竹とんぼ大会が開催されますが、これがくせもの。

~第6回 竹とんぼ大会~

・おとな部 こどもの部で距離、滞空時間を競います。
・竹とんぼを持ってない方は、当日、会場にて
 竹とんぼ作り(300円)をして、参加できます。

・日 時 6月16日(土) AM9:00~PM12:00
・参加費 500円


参加者が集まらないと見えて、有線放送などで連日参加者を募っています。

市民に向けて参加を呼びかけているので、市民向けの大会かというと全然違うのが実態。


同施設で竹とんぼの指導を担当するマニアが所属する協会のメンバーが全国から集まって来て自慢の作品で競技します。

一部の団体の競技会に一般参加できるのが本当の姿ですから、一般市民(大人)が入賞することはありえません。


一部の団体からの参加者が賞を総なめにした事実→大人の部全4種目の1~3位の賞状12枚のうち11枚を東久留米メンバーと富山からの参加者で占めました]


しかし、市民向けの案内には、マニア団体の競技会であることは伏せられていて、参加しようとしている市民は頑張れば賞品がもらえると勘違いしています。

距離が30m、滞空時間が10秒以上の優れた竹とんぼを作るのは大変な努力が必要であって、主催のふるさとの家に問い合わせても、「一般市民が賞品をもらえることはまずない」と言い切ります。


マニアの団体が、協議会を開催することは結構ですし、一般参加の門戸を広げていることも良いことだと思います。

しかし、一般市民(大人)の参加料は、すべてマニアの賞品に流れてしまう実態を市民に伏せているのはいかがなものでしょうか。


ただし、子どもの部には全国から参加するようなつわものは少ないようですから、地元の子どもでも賞品や賞状を獲得するチャンスは残されているようです。


市が関わっているのだから、大人の部だって、マニアと一般市民を分ける配慮が求められて当然だと思います。

これをしないから、過去に参加した市民はバカらしいのでリピーターにならないよね。

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