・中川酩酊大臣が自民党にとどめを刺す
中川財務相が酩酊状態で記者会見に臨んだ様子が全世界に配信された問題は、やっぱり大問題になりましたね。
また、予想通りに麻生首相は大した問題じゃないと軽く扱っている。
資質に欠ける人たちが政治家を気取っているようで、なんとも嘆かわしい状態です。
ところで、あの映像を見てもなお「大した問題ではない」と思っている日本国民が二割もいることに驚かされます。
ヤフーのアンケートなので、世論調査ほどの信頼性はありませんが、自民党の工作員が必死になっていることを差し引いても、自民党びいきが多すぎると思います。
日本の経済危機がGDPの大幅低下として目に見える形で突きつけられた当日に、その担当大臣が酩酊状態で世界恐慌に対応する会合の記者会見に臨んでも問題がないといえる、その無神経さを持ち合わしている人が20%もいるとは。
テレビの論調を見ても、自民党広報担当の読売・日本テレビは擁護に一生懸命になっています。
スッキリのテリー伊藤も、「中川さんは将来の総理大臣になる人だから・・・」と、苦しまぎれの援護がやっとの状態。
他局では日露会談の直前に自室で飲酒した疑いも浮上して、事件扱いしているというのに。
国会では参院で中川財務相の問責決議が可決される見通しです。
当たり前のこととして国民は支持します。
あんな大臣の指揮下に安心して国家予算を任せられないと思うのが当然でしょうから、予算審議もストップ。
麻生総理は、中川を罷免したくないが、罷免しないことには自民党を有利に導くと思い込んでいるばら撒き予算が通らない。
予算審議中に、補正予算の話まで持ち出すとんちんかんな政府ですから、何がどうなって、どうしたらいいのか、訳が分からないめちゃくちゃな状態に陥っていくのは必然です。
自民党政権が日本に悪弊となっていることが、日一日と明確になっていく。
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