手打ちラーメン食べました。
もちろん自家製です。
うどんで極上の味を堪能したので、次なる挑戦としてラーメンを目標にしていました。
国産小麦粉「ハルユタカ」で打ったラーメンは貴重品のようだ。
自家栽培したハルユタカで無かん水の至高の麺となるか。
材料は、小麦粉(ハルユタカ)と玉子と塩だけ。
基準になるのは玉子の重さなので、5個割って重さをはかる。
この重さの2.5倍の小麦粉で40%加水となる。
自家製の小麦粉は含水率が高めなので、加水率は幾分下げないとべたべたになってしまう。
塩は大さじ二杯。
材料を混ぜて、荒捏ね後、30分寝かせる。
中捏ねして、30分寝かせる。
仕上げ捏ねして、また30分寝かせる。
すごい「コシ」のある生地ができたので、とても手延べというわけにはいかない。
そこで、製麺機(パスタマシーン)の出番だ。
玉を切り分けて製麺機を通すが、ギシギシとローラーが音を立てる。
初めは、縁が切れてボロボロのようだが、折り込んで何度もローラーを通すうちにきれいな長方形の生地に仕上がっていく。
これをさらに狭くしたローラーで伸して、厚さを1mmまで薄くする。
生地の総延長は10mくらいはあるんじゃないだろうか。
25cmくらいで生地の長さを切り揃えて、1.5mmのカッターを通すと見事なラーメン麺の出来上がり。
昨夜の7時頃に思いついて準備を始めてから、完成まで3時間以上。
もちろん生地を寝かしている時間が半分くらいだが、捏ねる作業はかなりの重労働だった。
打ち上がった麺をビニール袋に小分けして、冷蔵庫で一晩寝かせた。
さて、先ほど妻特製スープで自家製ラーメンを一家で食してみた。
「うまい!!!」
モチモチとしたこし、なめらかな食感、細麺にスープが絡んで、その辺のラーメン屋などとは比べ物にならないおいしさ。
ラーメンが美味しく出来上がることは確認できたので、あまった麺で「焼きそば」にも挑戦して見ようと思う。
加えて冷凍保存したらどうなるかも試してみる。
冷凍保存でおいしさが保てれば、時間があるときにたくさん作っておいて、ぼちぼちと食べることが可能だ。
日常の食事の材料とするには、手間暇かけていたのでは続かないからね。
細麺でも切れずにしっかりとした麺になることが確認できたので、次からは少しずつ太くしていってみようと思う。
冷やし中華やつけ麺に合う太さなんかも会得してみたい。
我が家の小麦粉自給率100%に向けた取り組みは、着々と進行しています。