・ヤマダ電機の太陽光発電は底なしか
ヤマダ電機から太陽光発電の見積もりが届いた。
封筒に書かれていた氏名は、私の名前と読みは同じだが漢字が違う。
業務体質が感じられる。
工事費込みの見積もり内容は以下の通り。
・メーカー サンテックパワー
・発電量 3.99kw
・見積額 2,593,500円(税込み)
・国と駒ヶ根市の来年度の補助見込みは478,800円
工事項目ごとの金額は以下の通り。
・モジュール 21枚 @127,300 ¥2,673,300
・架台 ¥220,000
・パワコン ¥295,000
・接続箱 ¥27,500
・交流側開閉器 ¥10,000
・売電メータ ¥12,515
・据え付け工事費 ¥180,000
・配線工事費 ¥90,000
・モニター ¥72,000
・試験調整費 ¥45,000
・申請費 ¥18,000
・諸経費 ¥364,331
・消費税 ¥200,382
合計 ¥4,208,028
値引き ¥1,614,528
概算見積もりなので、お約束のkw当り60万円を意識した「工事見積書」で、補助金が見込み通り出るとしたら、まあまあの価格でしょうか。
何だか訳の分からない諸経費(累計の10%)がやけに高い気がする。
値引きを大きく見せるための仕掛けかもしれない。
発電量と売電収支をシミュレーションすると18年目に一旦は黒字化し21年目にパワコン更新で赤字に転落するが、22年目に完全黒字になる。
サンテックパワーの太陽光システムは発電モジュールが25年保証なので、これでも十分に元が取れる計算が成り立つ。
保証が切れる25年目で約22万円の利益が出る(はず)。
システムの発電量は、ヤマダ電機ではかなりシビアに計算してある。
私の計算とは誤差2%だ。
パネルの発電量は、保証条件の下限の12年で81%、25年で72%まで徐々に低下すると見込んだ。
パワコンと売電メーターは10年で更新するとしたから、シミュレーションモデルとしては実現性が高いと思う。
ヤマダ電機のすごいところは、この程度で収まらないところだ。
概算見積りから実際の契約ではどのくらい期待できるのかと聞いたら、「相見積りがあればそれより値引きしますよ。社の方針ですから」と、さらっと言ってのけた。
シャープならkw50万円くらいは無理がないとも。
補助金を引けばkw当り40万円だ。
値段だけならヤマダ電機なのかな。
他社の見積もりに期待しつつ、業者選択のポイントをどこに置き、総合的なコストパフォーマンスの捉え方が難しくなるような気がする。
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