待機電力を計ってみた。
一時間当り47.4wだった。
年間だと415.2kwh。
省エネルギーセンターの平成14年の調査によると、一般家庭の待機電力は437kwhだから標準的なところだと思いたいが、最新のデーターでは事情が異なる。
平成20年の調査では285kwh(年間)まで低下している。
試しに、テレビ2台とオーディオ、ファンヒーターの通電を遮断してみた。
すると待機電力は282kwh(年間)に下げることができた。
簡単に32%も削減できるのだ。
待機電力とは、コンセントに接続された家電製品が、電源の切れている状態 (待機時) で消費する電力のこと。
我が家だと、HDレコーダーやFAX電話機、有線放送や省エネナビなどが、使用していなくても常に通電状態を保たなければならない家電機器だ。
これとは別に、恒常的に使用(通電)している機器として、冷蔵庫や24時間換気扇があるが、これらは待機電力の測定時には止めておく。
待機電力は簡単に計れる。
使うのはストップウォッチだけ。
電力会社の電力メーターの回転板の回転時間を計ることで待機電力がわかる。
詳しくは、こちらを参照してください。 ⇒
待機電力の測り方
省エネがかなり進んでいると思われる我が家だが、面倒なものは後回しにしている。
待機電力の削減も、優先順位が低かったから後回しになっていた。
頻繁にプラグを引き抜くなんてバカげたことをするつもりはないので、テレビにはスイッチ付きのテーブルタップを接続してあったが、使う意識を後回しにしていた。
省エネ活動は小出しにしないと疲れちゃうからね。
待機電力削減で、年間消費電力は2,200kwhになる見込み。
家族一人当たりだと44kwhだ。
少ない方だと思うが、まだまだ削減の余地は多い。
当面の計画は、便所の24時間換気扇を小型太陽光と風力のハイブリッド発電で賄い、冷蔵庫を省エネ型に買い替える。
ハイブリッド発電機はずいぶん前に知人から譲り受けていたが設置が面倒で後回しになっているもの。
冷蔵庫は、今使っているものが耐用年数を過ぎたので、そろそろ買い替え時期に来ている。
計画通りに進めると、年間消費電力は1,722kwhまで下がり、電気代は1万4千円も安くなる。
費用対効果は優れていると思う。