太陽光発電のシステムがkw当り30万円台で手に入ると、持ち出しは全くなくなる。
今日は、三菱の5.18kwのシステムを補助金込みで30万円台の見積もりを出して来た業者と打ち合わせ。
伊那谷の業者だし、実績も十分。
価格も希望をクリア。
言うことなしだ。
補助金を差し引いた実質負担額は37万5千円。
これなら9年目に完全黒字化する。
補償期間を終える10年末には、最低でも34万円ほどの利益を生み出す。
多くの太陽光発電のメーカーが保証する10年間は、パネルの発電性能が81%を下回らないと発効しない。
だから発電システムのコストと売電収益を試算する時は、10年目にはパネルの性能が81%まで低下する最悪の条件設定としている。
1年に1.9%づつ劣化すると設定して、10年で81%、20年目には62%になると見込む。
パワコンは11年目で交換するし、売電メーターも10年過ぎたら更新だ。
天災などの予期せぬリスクはあるものの、通常の環境ならシステムの故障は10年間担保される。
この10年間で完全黒字化するなら、後は純粋な利益を生み出す「打ち出の小槌」だ。
毎年25万円を黙っていても稼いでくれる。
この業者さんの出現で、太陽光システムの導入への障壁がなくなった。
特別価格ではなく、いつも下請けとして元請けに提示している価格帯で提示しただけというから、業者価格と考えていいようだ。
無理のない範囲で、超お得な費用を提示していただいたのだから嬉しい限りです。
さて、これにて決着となりそうだが、待ったをかける業者さんが少なくとも2社ある。
昨日の日立の未使用品は初期投資が30万円も安い。
また、地元の家電量販店がさらに意欲的な見積もりが作れるかどうか本部と協議してくれているそうだ。
ちなみにヤマダ電機さんは、すでに白旗を上げた。
サンテックパワーの25年保証というとても魅力的な条件のもとでは、25年目に82万円の利益を生み出す。
それでも上記の三菱や昨日の日立には見劣りしてしまう。
単結晶のパネルがkwあたり43万円で手に入るという精力的な見積もりを出してくれてはいたのですが。
太陽光発電システムの導入に向けて検討を始めてから早ひと月。
高額な出費に対して売電収益は見合わないだろうとの見込みで試算を手掛けたのだが、結果は予想に反して純益を生みだす可能性が高い。