・米の付加価値商品
米の消費が低迷して日本の食料自給率が低下している。
その一方で、米を素材とした新たな食材が食卓をにぎわしている。
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コメパン焼き器の発売延期 三洋電機、注文殺到で
三洋電機は20日、コメを入れるとパンが焼き上がる世界初のホームベーカリー(家庭用パン焼き器)「GOPAN(ゴパン)」の発売を、当初予定の10月8日から11月11日に延期すると発表した。販売店から注文が殺到し、数量が確保できないため。
コメを使ったパンの需要は高く、消費者からの問い合わせも相次いでいるという。同社は発売時に5千台を用意する計画だったが、1万台程度が必要になったと説明している。 =2010/08/20 【共同通信】=
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売れすぎで一時販売休止 日清カップヌードルごはん
日清食品(大阪市)は20日、今月16日に近畿2府4県で先行発売した電子レンジで調理できる即席カップライス「日清カップヌードルごはん」と「日清カップヌードルごはん シーフード」の販売を一時休止すると発表した。
発売から4日で目標の約2倍の出荷量となり、生産が追いつかなくなった。近畿2府4県では9月下旬をめどに販売を再開する予定という。 =2010/08/20 【共同通信】=
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米の食材としての魅力は、まだ開発し尽くされたわけではなさそうだ。
漫然と慣行農法で米を作り続けて「米価が下がった」と嘆いているだけではだめだ。
環境への負荷を低減し、食材としての付加価値を高めた、無農薬有機栽培米などを積極的に作付する意欲が求められる。
農協任せの手抜き農法では、高付加価値の米作りは無理だ。
農家自身が探究心を発揮して、自分の田んぼの土壌にあった農法を見つける必要がある。
付加価値が高ければ、一俵4万円以上で取引されることもある。
我が家は出荷が主ではないが、無農薬有機栽培で無除草というおまけつきの米は、知人にのみ1俵4万円でお裾分けしている。
他は食べて消費してしまうので、売り物にはならないからです。
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