・配線ミスで120億円が大破

komachan

2007年11月16日 08:53

愛知県豊山町の県営名古屋空港で航空自衛隊のF2支援戦闘機が離陸に失敗し炎上した事故で、防衛省事故調査委員会は15日、機体を制御する2種類の配線を逆に接続したことが原因だったとの調査結果を明らかにしました。


事故調によると、機首の上下方向の動きを感知するピッチ・レート・ジャイロと、機体の横回転の動きを検知するロール・レート・ジャイロの配線を逆に接続。

このため、離陸しようと機首を上げた際に、飛行制御するコンピューターが正しく認識できず、水平尾翼が異常な角度で上下した後急上昇。

機長が機首を下げようとして落下したという。


機体を整備していた三菱重工業小牧南工場の単純ミスで120億円の機体が大破し、炎上しました。

戦争に使う予算の膨大さが感じられる、ばかげた事故です。

全額を三菱重工が弁償するのは当然として、戦いのない社会を目指すことに予算を振り向けるよう、すべての人類が働きかける必要を感じます。

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