・駒ヶ根市立東中学校が全国大会へ
駒ヶ根市立東中学校の陸上部が全国大会へ出場するための募金活動が始まっています。
第18回県中学校駅伝競走大会(3日、松本市)で大会史上初の男女アベック優勝を果たし、全国大会(12月15日、山口県)出場を決めたからです。
すでに駒ヶ根駅前には激励の横断幕も設置され、市民全体で応援する意気込みが盛り上がっています。
しかし、800kmも離れた会場への遠征は、多額の費用が必要になります。
同校PTAや同窓会が中心になって市民の協力を呼びかけているのもこのためです。
在校生数150人ほどの小さな中学校が、駅伝という複数の選手の力を結集する競技の県代表校として全国大会に出場するのは、特別のことです。
「小規模校は学力や部活動が低レベル」と言い切った駒ヶ根市の中原教育長の不見識を非難するまでもなく、小さな学校の良さを発揮した子供たちや、それを引き出した指導者の努力の結晶です。
この東中学校を廃校に追い込み、移転させようとした中原市長に言いたい。
かつて松川中学校(松川町)が全国大会へ出場した際には、松川町長が100万円をポン!と寄付したそうです。
東中学校は男女アベックの快挙を考えれば、市長だったらいくらくらい出せばよいのか、自分で考えてもらいたい。
次期市長選挙に出ないことが判りきっているから公職選挙法にも抵触しません。
一億円以上といわれる退職金を受け取ろうとする中原・駒ヶ根市長のプライドを示す金額がどれほどになるのか、市民はじっと見つめています。
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