いよいよ、太陽光発電の増設準備が完了しました。
3kwから5kwへと大幅に容量が増えます。
前回同様に、地面への架台設置は三菱では保証対象外なので、『屋根』を作ってその上に載せてもらいます。
建設費用は7000円くらいです。
セメントとツーバイフォー材、それと金物が主です。
トタンや構造材は不用品をもらってきてストックしてあったものを使いました。
まともに作ったら数十万円の費用が必要ですが、廃品利用とDIYで、思いっきり安く完成させることができました。
廃品を利用する宿命で、目的に適合した資材が揃っているわけではありません。
太陽光モジュールを取り付ける場所は、波板トタンが使えずに平板で仕上げなければなりません。
ブリキの薄板が土蔵にあったので、これを使おうとしたのですがペラペラでそのままでは強度不足です。
試行錯誤して『リブ』をつけることにしたのですが、板金加工の道具があるわけではないから困ります。
古材の柱と10mm径の鉄棒でリブをつけました。
柱には石膏ボードが差しこまれる12mmの溝がありますから、この上にブリキを置いて、鉄棒を溝に合わせておいてハンマーで叩きつけます。
原始的な方法ですが、希望通りの強度を得られました。
しかし、なれない板金加工には、ほとほと疲れました・・・。
廃材の再利用は楽ではないです。
でも、苦労して完成させた『屋根』にモジュールが載れば、一年間に十万円の収入増になります。
買い取り価格が48円の十年間の話ですが、増設にかかる費用はこの間に楽に元が取れてしまいます。
倉庫の屋根にも少し増設して、トータルでは12kwになる見込みです。
余剰電力が買い取りの対象ですが、家庭の消費電力分は独立系のハイブリッド発電が賄うので、発電量の99%は売電できると思います。
独立系と系統連係の組み合わせがうまく機能すれば、非常に利益率の高いシステムが構築できるんですよ。