駒ヶ根市の市長選挙は1月20日ですが、世間ではその一週間後の大阪府知事選挙の話題が盛んです。
タレント弁護士の橋下徹氏が出馬するとのことで、マスコミが騒いでいます。
テレビでたまに拝見する限りでは「悪い奴ではない」と思っていましたが、洩れ伝わってくる話しによると、かなり危ない人物のようです。
最も印象的なのが、日本軍のあり方。
日本の安全保障については核兵器保有を肯定していますが、知事選出馬時の記者会見で現実に日本が核武装することはありえないと、その主張を翻した。
核への認識が論外であることの上に、持論を選挙のために封印する姿勢は、昨今の自民党政権の閣僚と同じ穴の狢と思われる。
民主党が推薦を断ったのは賢明な選択でしょう。
また、彼を一躍有名にしたのが「山口県の光市母子殺害事件」の弁護団への懲戒請求。
「あの弁護団に対してもし許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に対して懲戒請求をかけてもらいたいんですよ」「誰でも簡単にできる」
と、気楽なノリで呼びかけた。
この件について江川紹子氏が自身のブログで、
「そのくせ、自分は懲戒請求をしてない。『時間と労力を費やすのを避けた』そうだ。橋下弁護士の話に共感して懲戒請求を行った人たちの「時間と労力」はどうでもいいのだろうか。煽るだけ煽って、自分は面倒だからと何もしないのでは、無責任のそしりは免れない。」
などと厳しく指弾されています。
請求の内容によっては、懲戒請求をされた弁護士の側から訴えられる可能性もある。
実際、懲戒請求をした側が敗訴し、50万円の慰謝料を支払うよう求める判決が出ているケースもある。
橋下弁護士は、そういう負担やリスクを説明していない。
そもそも、『たかじんのそこまで言って委員会』で、「日本の一番情けないところは、単独で戦争が出来ないことだ。」と発言したあたりからして、政治的な広い知見を持ち合わしている人物でないことは確かなようです。
その証拠に、橋下は「地方での講演依頼の中には【憲法9条改正反対】や【核廃絶】などについての依頼もあって、『私は改憲派だし核保有肯定します』と断りを入れると先方がびっくりしている」
と常々関西ローカル番組内で語っている。
そのためか政治的な内容の講演はなるべく関西を中心に『そこまで言って委員会』のネットエリア内に限られ、それ以外の地域では政治的な内容以外の講演なら引き受けているという。(wikiより)
東京都の石原に続いて、大阪府にまで 戦争賛美の知事が誕生されたのでは、日本が将来、再び戦渦に巻き込まれる恐れが高くなります。
大阪府民には、人気やマスコミが作り上げた虚像に惑わされることなく、人物を見極めてもらいたいですね。