正月の餅は、自家製です。
本日、ペッタンペッタンと餅つきしました。
一日中氷点下の真冬日でしたが、よく晴れて日向はそれなりに暖かくなりました。
でも、臼は冷たいので餅が早く冷めてしまって、あわただしい餅つきでした。
1.8升を二臼つきました。
餅つきを始めたころは、蒸篭でうまく蒸せなくて困ったことがあります。
今にして思えば、蒸気が漏れていたので、もち米が蒸せなかったのだと思います。
鉄釜とと蒸篭、上下の蒸篭、それぞれの隙間をふさぐ工夫を年々改良していきました。
現在のやり方は、鉄釜と蒸篭の間に分厚い木の『パッキン』を介します。
下側には、鉄釜の縁がはまり込むように深さ数ミリの溝が掘ってあります。
ここに太い綿紐を充填して、鉄釜の縁を押し込めば、あとは綿紐が蒸気でふやけて密着します。
蒸篭の下には、よじった新聞紙を回します。
これも湯気で蒸されて、ピタッと隙間をふさいでくれます。
蓋は、分厚い釜の蓋が載っているので、しっかりふさげています。
蒸気の漏れがほとんどなくなったので、釜に水を足す必要がなくなりました。
熱が無駄にならないので、使う薪も5cmくらいの太さのものが8本くらいで済んでしまします。
蒸し始めて、餅を延し終わるまでに2時間ほどかかりました。
餅つきは、次女が少し手伝ってくれたので、少々ですが楽になりました。
もち米は、奥さんの職場の同僚から分けていただいた上伊那産の餅米です。
段取り良くできたので、今年の餅はきめが細かく、コシのある上出来になりました。
昼食に、辛味餅、餡子餅、きな粉餅にして試食しましたが、旨かった。
正月の雑煮が楽しみです。