・まっ更な駒ヶ根市の雪化粧
駒ヶ根市は、あたり一面真っ白な雪に包まれています。
灰色に包まれてきた中原市政が終わり、まっ更な駒ヶ根へと生まれ変わるにふさわしい朝です。
杉本氏は、北沢氏に約千票の差をつけた圧勝との見方もできますが、一面では7900人の市民が中原市政の継続を願ったことも忘れてはなりません。
中には、真実を知らずに票を入れてしまった善良な市民もいるでしょうが、残りは灰色の闇の中に住み続けることを臨んだ確信犯だと思います。
彼らの目には、灰色のフィルターがかかっていて、灰色が白く見え、白が灰色に見えてしまうのかもしれません。
駒ヶ根市がこれから目指すべきは、杉本氏を推した市民が目指す将来像とは限りません。
長野県、日本、地球という大きな社会の中で、自分たちが暮らす駒ヶ根が活きるためにはどうやって成長していったらよいのか。
広い視野と、次世代以降の利益を考える市政が求められます。
今回の選挙戦を争いに終わらせることなく、競い合った結果として受け止め、競技の後の潔さ、ある種の「スポーツマンシップ」を発揮しましょう。
真っ白な新雪に、一歩目の足跡をつける清々しさ。
とてもいい朝だ。
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