衆院選はいつ行われるのか、よくわからない状況ですが、立候補予定者は臨戦態勢だと思います。
ここ長野五区には、民主・自民・共産・社民の4人が立候補を予定している。
候補の情報について、少しずつ集めていきたいと思います。
各候補は、生まれと生活が地元とどのようにかかわっているか。
共産の三沢氏は、伊那市生まれで生活の拠点も変わらない生粋の地元の候補。
社民の池田氏は、東京生まれで生活の拠点も東京、小学校から高校まで南箕輪村で過ごした地縁の候補。
民主の加藤氏は、上田市生まれで飯田市に家族とともに暮らしている、まずまずの地元の候補。
自民の宮下氏は、伊那市で生まれたが育ちは東京で家族も東京にいるから遠縁の候補。
こんな位置づけになるのでは。
地元に住み暮らして政治活動を続けている三沢氏と加藤氏は、地元の候補としてアピールすることになりますが、宮下氏と池田氏の二人は、地元の候補だといってしまうと偽装が伴ってしまう。
既存のイメージだと、宮下一郎氏が地元の候補と考えがちですが、父親が旧長谷村の出身であることが間違ったイメージを植えつけているのだと思います。
家族がこの地で暮らしていない人は、地元の候補とはいえませんね。
東京育ちの東京暮らしの都会のお坊ちゃまが、父親の田舎にある地盤・看板・鞄(資金)を利用するために『偽装地元の候補』となっているのが実態です。
社民党の池田氏も、近く住所を東京から南箕輪村に移動すると言われていますから、地元の候補とは言えません。
選挙の3ヶ月前に選挙区に住所がないと選挙権が与えられないはずですから、池田氏には選挙権がない。
これは地元の候補でないことの決定的な要因になってしまう。
選挙のときだけ「地元の顔」を利用する社民・池田氏と自民・宮下氏には、地元が抱える課題を国政に届ける意欲の点で劣ると考えられます。
父親の七光りを利用する宮下一郎氏、赤穂高校の同窓会を利用したい池田氏。
どちらも選挙戦術に『地元』を利用しているだけにしか写らない。