地球温暖化防止を推進する立場から注目している飯田市議会議員選挙は、当落の争いは形勢が見えてきたので、当選順位が狙い目となってきたようです。
そういうことなら、日本の政治を見据えて政権交代のために民主党の候補が有利になる状況を考慮して、長野五区の副代表である原勉候補に、民主党支持者の票を集めましょうと昨日書きました。
5月13日に小沢代表が飯田で講演会(だと思う)に来るというので、なおさらに飯田市民の民主支持を鮮明にしておく意味でも、地域の民主党の顔としてふさわしい順位で当選させるのが、今後の衆院選挙への第一歩になると思います。
一方で、自民党がテコ入れしているのが中川村長選挙だと、変な噂が流れてきました。
自民党の垣内県議や小原(元)県議の影がちらついているらしい。
新人で前伊那教育事務所長の宮木由博候補の選対本部でのはなしです。
まあ、噂だし、乗り込んでいって確かめるわけにもいかないので話半分で承っておくとしても、自民党がスタッフを送り込んで、中川村に意のままになる村長を作り上げたいと考えるのは当たり前ですね。
現職の曽我逸郎村長は、自民党だからといって媚びることはしていないと聞いています。
当然、民主党にも「よろしく!」と言ってくるはずもない。
裏を返せば、社民党でも、共産党の支持者でも、わけ隔てなく公平公正に対応しているんだから、村民とすれば理想的なんじゃないでしょうか。
市民派を装って自民党と結びつき、特定の政党を排除する杉本・駒ヶ根市長とは政治家としてはもちろんのこと、人間性も比べる必要がないと思います。
その中川村長選挙は、現職の曽我候補と自民党が支援する宮木候補の事実上の一騎打ちの構図となっている。
前回選挙では、以前の職場の友人関係で優秀なスタッフの支援を受けていたという曽我候補も、今回は中川村の村長として村民の支援だけで戦う様子が伝わってきています。
この切り替えは潔い。
対する宮木候補は、事実上は自民党の候補だから、衆院議員の宮下一郎が自分の選挙を有利に導くために利用しようとしていることは容易に察しがつく。
上伊那の自民党の戦略は、「あいつは共産党だ、赤だ」と誹謗中傷して、自分たちの政党色を消すために相手候補を色付けするのが常套手段です。
駒ヶ根市長選挙で杉本候補(当時)が共産党を支持する市民を排除に踏み切ったのも、中原後継候補陣営からこういった中傷を受けないための戦略でした。
やはりというか、今回の中川村長選挙でも自民党は怪文書を村内に配布して、曽我候補に色をつけようと必死になっているようです。
村民に公平に接する村長が、憲法九条の会などの共産や社民党色の強い集会にも、公共施設をわけ隔てなく提供する姿を逆手に取った卑劣な戦術です。
「自民党に挨拶に来ないばかりか、共産党を排除しないとはけしからん」
これがとんでもない屁理屈だと思わないのが宮下一郎率いる自民党の方々の考え方というのですから恐れ入ります。