・おざなりな務台氏では長野知事選は・・・
長野県知事選挙は、今のところ民主党が支援する阿部守一氏と市民主体で支援する松本たけし氏の一騎打ちの構図になっている。
自民党が候補擁立に手間取っているためだ。
4年前の民主党をほうふつさせる。
その自民党が擁立に意欲を見せているのが、衆院長野二区で落選した務台俊介。
現在は、自民党長野県第2選挙区支部長の肩書を持つ。
自民県連の石田治一郎幹事長は知事候補について、県出身で経済・雇用対策に取り組む力があり、村井県政による「県政の正常化」を継続することが条件としているから、適任者の一人だ。
たままた松本駅前で街頭演説している姿を見かけた。
秘書らしき男性が幟(のぼり)を持ち、本人は道行く車にスピーカーを向けて何かを力説していた。
通りかかっただけなので何をしゃべったのかは聞き取れなかった。
目についたのが立っていた場所。
木陰の涼しい位置取りをしたつもりだろうが、日陰なので姿が捉えられない。
声はすれども姿は目立たず、だった。
日常活動の一環として演説をこなすことに一生懸命で、演説する姿を市民に強くアピールする姿ではなかった。
日差しを避けて、暑さから逃れることを優先していたように思える。
こんなおざなりの政治活動をしているようでは、知事選どころか次の衆院選でも出る幕はない。
関連記事