長野県の阿部知事が選挙公約にしていた「事業仕分け」が行われようとしています。
信州型事業仕分けという名目で、来年の一月から実施される見込みです。
県民参加型だとのことですが、顔ぶれをみると『選挙の論功行賞』の意味合いが強いようです。
なかでもひどい人選だなと思うのが、選挙戦で提灯持ちをしていた政治家崩れが名を連ねていることです。
阿部選対の一員として、あらゆる場面で随行していた人物が仕分け人として選ばれています。
有能な人材なら問題はないのですが、各方面から問題視されている人物なのです。
長野県知事選でこの人物は、「阿部の懐刀」の様相を呈していました。
資質ではなく、振る舞いだけですが。
マスコミなどでも大きな顔をして威張り散らし、実に胡散臭いと評判でした。
いわゆる『虎の威を借る狐』の類です。
また、障害者を食い物にしていると、多方面の障害者団体の方々が指摘していました。
知事候補者と障害者団体の交流の場が設定されたと思ったら、裏でこの人物が糸を引いていたことがありました。
阿部候補者(当時)が有利になるように、障害者団体を利用しているとのことでした。
他にも、選挙期間中も、あちこちで「ルール無視」を繰り返していた提灯持ち・・・。
およそ県民の代表としての見識を有する人材とはいえない、この程度の人物を、選挙の論功行賞で仕分け人にした阿部知事。
他の仕分け人も、この意味合いの方が含まれていると思われても仕方がないですね。
信州型事業仕分けは、着手する前から期待外れに終わることが予想されます。