・沖縄県民の怒りが長野県で北澤俊美に
沖縄の国会議員が長野入りしている。
今朝は、松本駅前で糸数慶子・参議院議員が街頭演説していたという。
糸数慶子は無所属の参議院議員で沖縄社会大衆党副委員長。
2007年7月の第21回参議院議員通常選挙に民主党・共産党・社民党・社大党・国民新党のすべての野党の推薦を受けて立候補している。
沖縄の議員がなぜ長野入りしているかといえば、沖縄の敵が長野にいるからにほかならない。
沖縄に基地を押し付ける米軍にいい顔ばかりしている北澤俊美・防衛相だ。
北澤を落として高島が当選するために、はるばる長野まで遠征しているのだ。
沖縄県と長野県の関わりは浅くない。
沖縄出身者が長野県に多く暮らしている。
長野県民主党の候補者支援に「シーサー隊」が来ているのもその表れだろう。
普天間基地問題で、おざなりな対応を見せた無責任大臣として、長野県在住の沖縄県民によって糾弾される運命の北澤は、気が気ではないだろう。
菅内閣の勢いに乗って現職閣僚の威光を笠に再選をもくろんでいるものの、沖縄県民に与えた侮辱ともいえる仕打ちが長野県内に持ち込まれては困る。
防衛相として何もしていない事実を県内の有権者が知ってしまったら落選の危険性が極めて高くなるからだ。
糸数慶子は戦跡めぐりなどでは、沖縄戦の真実を語ることによって平和の大切さを説く平和バスガイドとして活躍。
当時はバス会社から疎まれたが、修学旅行の下見で全国から研修に訪れる教師らの存在を知り、独自に平和バスガイドの養成に努め、また自身も沖縄県の歴史や現状を県外、国外の人に伝えるバスガイド経験は二十年におよぶ。
長年国会議員を務めた報奨で防衛相を与えられた北澤などとは平和に対する思いは桁違いだ。
沖縄の怒りが長野の地で北澤に襲いかかるのを、長野県民としても応援したいと思う。
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