駒ヶ根市議会議員選挙の背後関係が少しずつ分かってきました。
全体像にはまだ迫っていませんが、分かったところからお伝えしていきます。
選挙の事前説明会の時点で欠員が3名だったことはすでにお伝えしました。
新たに立候補の目処がないことから、再選挙を防ぐために私が名乗りを上げたこともすでに述べたとおりです。
あらたに分かったのは、立候補の目処がなかったのではなく、議員になりたい人はいたものの立候補させるには及ばないと各地域が判断していたようです。
ところが私が名乗りを上げたことで、駒ヶ根のドンが機敏に反応し、各地に候補者擁立を命令しました。
現職の議員の多くも 『自分たちの議会』 に都合の悪いのが入ってこないように一致団結しました。
おかしな話ですが、現職や引退議員が新たに立候補するべき候補者を選ぶ権利があると思っているし、実際に当選させたくないものには総力を挙げて阻止する協調性を発揮します。
今回もその協調性が発揮され、事前説明会の時点では立候補させるには及ばなかった「候補者の候補」が次々と候補者となりました。
その選考要件は、一つに私の地元から一人、加えて市民活動している団体から一人、もう一人は偶然だと思いますが私を強力に支援してくれている方の地元から一人という具合に、大変都合よく人選されました。
これだけの采配が振るえるのは駒ヶ根には一人しかいません。
ハリーポッター風にいうと、名前を言ってはいけないあの人です。
あわてて擁立された候補者が「候補者の候補」の段階では、選考順位の下位だったことが関係者からの聞き取りで明らかになりました。
地区の候補者としては適当であるという評価が低くても、今回の選挙に都合がよいという観点からすると選ばれることになる。
選挙を私物化していると言わずして何といいましょうか。
さらに、私の地元の候補者の支援組織は、宮下一郎の後援会がそのまま機能したことも分かりました。
そう遠くない国政選挙に有利な基盤を作り上げるために市議会選挙が利用されたということです。
法に触れるわけでも、モラルに反しているわけでもありませんが、選挙が私物化されている。
駒ヶ根市議会議員選挙は公職に就くべき人材を選択する崇高な機会であるはずですが、実情は議会を私物化している『議員族』と、これを背後から操る名前を言ってはいけないドンのサジ加減で候補者が決められていきます。
選挙期間中になされることは、得票の多少を競う人気投票に過ぎません。
本来なら有権者が選択すべき「市議会議員の資質」は、私物化する彼らによって有形無実とされてしまっているのです。
先日もお伝えしたとおり、私が選挙で当選する可能性はほとんどありませんでした。
なぜなら、名前を言ってはいけないドンの指令により、市内のありとあらゆるところに誹謗する噂が立てられ、コンビニの店員をして「今度立候補する新人候補は変な人だと広めてよ」となっていたようです。
さらに、私にまとわり付くストーカーが作り話の誹謗中傷を精力的に広めて歩き、他の候補者とはまったく様相が異なる状況に置かれていました。
これらは想定の範囲内なので、圧力をかけて来た方々の思惑通りに立候補をやめるということになりませんでした。
駒ヶ根警察の署員まで通じていることを知ったときには驚きましたが、名前を言ってはいけないドンがコネを最大限利用して長年築き上げた支配下組織は、それほどまでに強固だということなのでしょう。
私には警察署の誰なのか皆目見当が付きませんが、事情通にこの話をすると「それならあの人だ」とすぐに察しが付くくらいに関係者に情報を提供しているようです。
これらの過剰とも思える市議会議員選挙にかけたエネルギーの先には、来年初頭の駒ヶ根市長選挙があります。
名前を言ってはいけないあの人が育て上げて、今は市の部長級になっている幹部職員のあの人(関係者談)が市長候補として擁立される見込みです。
今年の秋ごろには、退職願を出して立候補を表明するでしょう。
市長選挙で集票マシーンとして機能させるために、多くの市議会議員もフル稼働することになります。
選挙の前後に、さまざまな関係者から得られた情報を総合すると、こういった構図が浮かび上がってきました。
これが田舎では当たり前のことなのか、批判されるべきことなのか、その判断は駒ヶ根市民一人一人が自問自答すればいいと思います。