・カーテンで結露が激しくなる
今朝は、寒かった昨日よりもさらに気温が下がった。
居間の縁側(障子で仕切られている)の窓は、断熱していない場所が結露して凍結していた。
ところが、居間に面した廊下の窓は、結露しているものの凍結していない。
居間の縁側の方が暖かいはずだが・・・。
この違いは、掛っているカーテンにあるのではないだろうか。
縁側は分厚い遮光カーテンだが、廊下はレースのカーテン。
カーテンは断熱効果があるから縁側の方が結露や凍結しにくいのではないかと思うが実際は逆だ。
理由は、遮光カーテンによって居間からの熱が遮断され、縁側の窓の方がより低温になったからだと考えられる。
レースのカーテンがかかった廊下の窓は、周囲の熱が窓に伝わるので窓が暖められた。
カーテンの断熱効果は、窓には逆効果になっているようだ。
部屋を暖かくするにはカーテンを閉めた方がよいが、結露を緩和させようと思ったらカーテンをしない方がいい。
結露を防ぐには、
1.窓の温度低下を防ぐ・・・内窓で二重窓にしたり、二重ガラスなどで窓を断熱する
2.窓の湿度を下げる・・・障子やカーテンは透湿性があるから効果はない(低い)。通気性の少ないプラスチック障子紙がよさそう。
裏付けを探していたらパナソニック電工のサイトにちょうど良い解説図があったので、ご紹介しよう。(冒頭の図12)
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