この冬一番の降雪ですね。
カミ雪といって、長野県南部を主に降る雪のことだそうです。
降るべき時には降っておいてもらわないと水不足の原因になってしまう。
交通マヒが生じない程度の雪は歓迎です。
また、雪が降ると寒さが和らぐ。
今の外気温は、ちょうど零度。
温暖な地域に暮らしていると雪が降ると寒いと勘違いしがちだが、晴天の方が放射冷却現象で最低気温は下がる。
断熱リフォームに着手してから暖房の方法を変えた。
居間に設置している薪ストーブで家じゅうを温めている。
障子と襖で仕切られた典型的な日本家屋なので難しいのだが、すべての部屋を開け放しているので空気の自然循環でそれなりに暖かくなる。
居間が熱源になるから優先的に断熱を強化する必要が生じる。
また、ストーブで煮炊きもするから蒸気も大量に発生する。
二重窓にしてあるがアルミサッシは熱橋(ヒートブリッジ)で結露することがある。
週末に三重窓に作り替えた。
定番の古建具を再利用したもので外から、中空ポリカーボネート、ガラスサッシ、中空ポリカーボネートはめ込み古建具の順だ。
熱貫流率は2.5から1.5へと断熱性能が高まった。
2.5から1.5へ熱貫流率が向上したといってもピンと来ないかもしれませんね。
窓の表面温度が2℃上がると言えばなんとなく暖かくなったと思ってもらえるでしょうか。
ちなみに一枚板のガラス窓だと、今の温度環境なら表面が6℃になります。
湿度40%でも結露してしまいます。
熱貫流率1.5の三重窓だと表面温度は16.5℃なので湿度80%でも結露しません。
ストーブが置いてあるのは居間の縁側(内縁)。
障子で仕切られるがストーブがあるので、障子は片側に寄せている。
障子の外側は、今日のような天気の日は物干し場になる。
薪ストーブの遠赤外線効果で、外干しと同じようにカラッと乾く。
その分、部屋の湿度が高くなるから窓が結露しやすかった。