・内窓の熱貫流率
内窓が付きました。
画像の真ん中の障子が内窓です。
外側は既存のアルミサッシ(もちろんシングルガラス)
内側は中空ポリカで断熱したオリジナル障子です。
建材屋のミスで幅が5cmくらい足りなかったので、壁を厚くしたり、ふかし枠も厚めにしたりで手間取りました。
おかげで出窓の壁に断熱材を入れることができたので、功罪相半ばですね。
暖かくなりました。
暖かくなったことは体感できますが、どのくらい暖かかくなったかはそれなりの計算で求めます。
部材ごとに熱抵抗値が決まっているので、これを足し算して逆数にすると熱貫流率という数値になります。
熱貫流率に面積と温度差を掛けるとその部位の熱負荷が求められます。
内窓を入れた子供部屋の窓の熱貫流率を計算してみます。
熱抵抗値(m2・K/W) 室内側熱抵抗0.110 中空ポリカ4mm0.075 障子0.180 ガラス0.003 密閉空気層0.189 ガラス0.003 空気層20mm0.180 ガラス0.003 室外側熱抵抗0.040 熱抵抗値合計0.783 熱貫流率(W/m2・K)1.276
熱貫流率が1.3というのは、窓としてはかなり断熱性が高い状態ですが、さらに断熱性を高めるためにカーテンを取り付ける予定です。
カーテンの熱抵抗値は0.08なので、熱抵抗値合計は0.863 、熱貫流率は1.2になります。
一割程度、熱が逃げなくなることを示しています。
家中の天井、床、壁、窓、ドアなどの外気に面している場所の熱貫流率を求めて、それぞれの面積と温度差(室温-外気温)を掛け合わせると家全体から逃げていく熱量が計算できます。
現時点の我が家は、外気温が氷点下10度、室温20度の条件設定で、9,154ワット(7873キロカロリー)です。
一昨年までは無断熱状態だったので暖房負荷は32,914ワットでした。
断熱リフォームで劇的に暖かくなったことが暖房負荷という数値で確認できています。
**本日の発電量 15.9kwh
-第一発電所 8.0kwh
-第二発電所 7.9kwh
第一発電所は、せっせと雪下ろししたので発電ロスはほとんどなし。一方、第二発電所は昼近くになって雪下ろししたので3割ほどロスしました
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