東京電力による計画停電という名の『行き当たりばったり停電』が始まりました。
東電が計画停電の対象地域や時間を発表したのが13日午後8時だったため国民への周知が遅れ、14日早朝から混乱を招いたことについて枝野幸男官房長官は「結果的に今のような状況になったのは残念で遺憾だ」と述べた。
政府が東電の計画停電を了承したものであるにもかかわらず、枝野氏は政府の判断、対応への直接の謝罪を行わなかった。
総理が直々に記者会見して自らの口で了承したと国民に告げた時点で、政府には東電と同列の責任が生じている。
福島原発に象徴される伝聞広報のように、責任能力を国民に示せる政府ではないことはいまさら言うまでもない。
しかし、現政府が危機を乗り切らなければならないので、能力の限界を超えて難局の打開に努めなければならない。
ところがだ、災害対策のために特命大臣として指名されたのが蓮舫と辻元である。
節電を啓発する、すなわち省エネの先頭に立つのが蓮舫となるのだが、事業仕分けで省エネをばっさりと切り捨てた張本人だ。
環境省が子どもや家庭向け省エネ教育活動の柱とする「みんなエコクラブ推進事業」など環境関係6事業を廃止。
省エネ大賞も廃止。
この人を節電啓発に登用した菅総理の見識の無さはもはや底なしだ。
さらに、震災ボランティアの担当補佐官に任命された辻元が阪神淡路大震災で何をやったとうわさされているのか、皆さんはご存知だろうか?
当時、ピースボートの構成員だった辻元清美は、阪神淡路大震災の現場に出向き、「自衛隊は違憲だから救援物資を受け取ってはいけない」という趣旨のビラを配ったと言われている。
真偽は不明だが、ボランティア活動に精通している方々には、見逃せない噂である。
よりによって、このような疑念を抱かれている政治家を任命する菅政権の情報過疎は、・・・。
震災への対応に政府が必死になって取り組んでもらいたいとの思いは、民主党を支持するとかしないとかのレベルを超越している。
しかし、あまりにも稚拙な危機管理を見せ付けられると、任せておいて大丈夫なのかと不安になる。
国民の不安を払拭することが総理大臣に課せられた大きな使命だ。
不安を助長する人選は、今からでもやり直すべきだと思う。
**本日の発電量 56.6kwh
-第一発電所 25.1kwh
-第二発電所 31.5kwh