2016年10月12日
2030年で内燃機関エンジン車は淘汰

2030年以降、ドイツではEVかFCV以外の自動車は販売できなくなる。
EU全体に広がると予想されることから、日本の自動車メーカーも対応を余儀なくされるだろう。
14年も余裕があると考えるのは浅はかで、日産リーフを除くすべての国産メーカー車が欧州販売できない状況が14年後に迫っていると捉えるべき。
EVに後ろ向きだった国産車メーカーの開発姿勢が急変すると予想される。
ユーザーとしては選択肢が増えることは大歓迎だが、悲惨なのはガソリンスタンドの経営者だろう。
EV充電では採算が取れるとは思えないし、水素ステーションになるには莫大な資金が必要になる。
日本政府はエネルギーインフラの革新に向けて本気で取り組む必要に迫られる。
歴史に自動車革命と記されるであろう2030年をどうやって迎えるか。
エネルギー産業の変貌に注目だ。
2016年06月16日
日産FCVに(はなまる)

日産、エタノール改質型の新燃料電池システム「e-Bio Fuel-Cell」を技術解説
技術開発用のプロトタイプ車両を今夏に公開予定
バイオエタノールで走るPHV(レンジエクステンダーEV)は有望だ。
まだ確立していない技術ではあるがSOFC(固体酸化物形燃料電池)には期待している。
個人的にはバイオエタノールなら自分で作れる可能性があるからだ。
バイオエタノールと電気は自給できるエネルギーだから、これで車を動かせれば経済的にもメリットがある。
もちろん地球温暖化の防止にもつながるし、災害時のエネルギー手段としても有効だ。
他社のFCVが使う水素エネルギーが工業の産物なのに対して、日産が目指すFCVは農業と連携しているところがいい。
理想的には手がかかる草刈りした雑草がバイオマスエネルギーとして車の燃料になれば最高。