2017年05月16日

畔波板が壊す多様な生態系



畔波板の設置では生態系と利便性の共存をはかった。

田んぼに畔波板(一部に瓦利用)を設置してモグラの被害を防いだ。
もちろん漏水を減らす効果も期待できる。
ところが田んぼの生き物にとって畔波板は生存を脅かす障害でもある。

たとえばケラ。
水際の畔に穴を掘って棲みかにしている。
畔波板を取りつけたところ、水面から這い上がる場所を求めて必死にもがいていた。
これを見て剥き出しの畔波板は生態系を壊すと悟った。

そこで、畔波板を土で埋め込む方法を考えた。
土の中で畔波板が連続しているからモグラが田んぼに入り込むことはできないし、漏水効果にも影響がない。
プラスチック製の畔波板を紫外線から守り、脆い瓦の保護にも役立つ。
多様な生態系が米の味を向上させるかどうかは分からないが、美味しいと思わせる要素が増えていることは確かだ。

周囲には田んぼがたくさんあるが生態系に配慮しているものは皆無。
米を作り始めた11年前から無農薬無化学肥料だが、地域にひとつくらい生き物が安心して暮らせる田んぼがあってもいいだろう。
売るための米ではないので手間を惜しむ必要はないのだから。
  
Posted by komachan at 07:11生き物

2014年08月04日

ヤマカガシを退治


田んぼにいたヤマカガシですが、小学生の通学路に面しているので駆除いたしました。
近所の親子が通りかかったところだったので、駆除して、動かなくなったところを触らせたり、夏休みの日記のネタになったと思います。

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ヤマカガシは危険が迫ると、コプラのように頭を持ち上げ、頸部~胸部を広げて威嚇します。

面白いのは向き合う方向です。
コプラはこちら(正面)を向いて攻撃姿勢を取りますが、ヤマカガシは反対方向を向いて背中を見せます。

「この背中のモンヨウが目に入らぬか?」
「俺は毒ヘビだぞ!」
と主張しているのです。

【猛毒の持ち主 ヤマカガシ】より
http://outdoor.ymnext.com/kikenn-07.html  
Posted by komachan at 07:55Comments(0)生き物

2013年07月24日

2013年07月04日

・洗面所で目が合ったキジ


洗面所の窓からキジと目が合ってしまった。

っと思ったら、気が付いてない。
家の中だと、外から見て薄暗くて見えにくいのかな。

数メートルの距離で気が付かれないなんて、ラッキー!  
Posted by komachan at 20:30Comments(0)生き物

2013年02月20日

・タヌキかな?


生ごみが入っている堆肥置場へと続く足跡。
タヌキかな?
右が体重4.3kgの飼い猫の足跡だけど、左のは倍くらいデカい。  
Posted by komachan at 19:41Comments(0)生き物

2012年09月19日

・キイロシリアゲアリの襲来


羽蟻の襲撃を受けてます。
居間には百匹くらいですが、子ども部屋には数百匹が襲来しています。

蚊取り線香を焚いて撃退していますが、無数の屍の掃除が大変。
どこから来たんだ?

キイロシリアゲアリの働きアリかな?
キイロシリアゲアリは8月の後半から9月にかけて、羽アリを飛ばす習性がある。

灯火に集まるので、網戸の隙間から入り込んだようです。
判っていれば締め切って防御できましたが、時すでに遅し・・・。

屋外には無数の羽蟻が飛んでいるようです。
空が暗くなるほどだと、末娘が言ってました。  
Posted by komachan at 23:14Comments(2)生き物

2012年09月08日

・玄関脇にヤマカガシ

玄関脇にこんなのがいると、サンダルで歩けない・・・。
知らずに踏んづけて「ガブッ!」とやられたら大変。

攻撃的ではないかもしれませんが、大人しくもない。
逃げずに向かってきます。

奥歯に猛毒が仕込まれてます。
毒の量はハブやマムシよりも多く危険です。
毒性はハブ、ヤマカガシ、マムシの順に強いようです。  
Posted by komachan at 20:45Comments(0)生き物

2012年09月03日

・【チャバネアオカメムシ】 カメムシ目 カメムシ科

体長 11ミリくらい
時期 4~10月
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
食性 柑橘類やりんご、なし、柿など、ほとんどの果樹類。

撮影日 2012.09.03
カメラ SONY SLT-A55VL(α55)
レンズ シグマ MACRO 50mm F2.8 EX DG
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越冬した成虫は春先には周囲の潅木などで過ごした後、春から初夏は果樹の開花期に飛来し、主につぼみを加害しています。
花の時期が終わると、キリやクワ、ヤマモモなどを渡り歩きながら生活し、6月下旬頃に、スギ、ヒノキに移動、そこで産卵を行います。
幼虫はスギとヒノキの果実(きゅう果)を餌として成長し、7月下旬から10月頃に新しい成虫が誕生してきます。

新しい成虫はスギ・ヒノキに餌が沢山残っていれば留まり、移動しませんが、餌を食べつくすと、新しい餌を求めて移動を開始し、果樹園に侵入し、加害することになります。
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7月には長野県病害虫防除所から病害虫発生予察注意報 第1号にて、「果実を吸汁加害するカメムシ類が、今後多発する恐れがある」として発表されていました。  
Posted by komachan at 22:59Comments(0)生き物

2012年08月20日

・ウスバキトンボの脱皮

水中で暮らしていたヤゴが大空を飛び回るトンボに変身した瞬間。
明け方の田んぼは生命感に満ちている。  
Posted by komachan at 21:12Comments(4)生き物

2012年08月18日

・国蝶 オオムラサキの飛来を確認

テンションが最高潮に上がってます。

この蝶は、国蝶のオオムラサキ。
樹上の葉で息絶えていたところを見つけました。
オオムラサキの飛来は、自分としては大きな成果です。

幼虫の餌となるエノキやエゾエノキを育て、成虫が好むとされるクヌギやクワを生やし、飛んできてくれることを切に願っていたのがオオムラサキだからです。
うちに飛んで来やすいように、小学校にエノキを大量に寄付して中継点にするなど努力してきました。

残念ながら生体での発見ではありませんが、樹上の葉に止まった状態で息絶えていましたので、飛来したことに間違いないと思います。
繁殖の場にしてくれるといいなぁ。  
Posted by komachan at 21:03Comments(0)生き物