2015年05月15日

箱根から御殿場アウトレット

火山活動が活発な箱根ですが、ツツジが綺麗だということなので一泊1.5日で出かけます。
仕事帰りの奥さんを職場近くで拾って、宿の夕食のラストオーダー寸前に到着するきわどいプランです。

距離は220kmしかないので楽なはずですが、積算標高は上り下りともに約3300mもあるので侮れません。

総消費電力が23kWhあるので経路充電が不可欠です。
無計画に30分充電していると宿の夕食に間に合いません。
充電時間を最短にする電費シミュレーションをやってみました。


一段目:往路(茅野と河口湖で充電)
二段目:復路
三段目右端:電欠寸前の最終充電場所(ファミマ御殿場二の岡店)の残量
四段目:往路(双葉SAで充電)

充電時間を短縮するためには大きな充電器を利用する。
茅野には日産が二店舗あるので充電待ちは回避できると思います。
充電所要時間は8分です。

双葉SAは充電待ちの可能性があります。
数分なら待ちますが、通過した場合は富士河口湖役場を利用します。
運悪く充電待ちに遭遇した場合、さらに最悪ケースでもファミマ御殿場二の岡店までは十分に到達できます。

最も非力なファミマの急速充電器でも10分の充電で目的地(ユネッサン)に到達できるので、充電待ちは出来る限り回避した方が効率が向上します。

最短の充電に必要な時間は15分。
ファミマを利用しても20分あれば、箱根に行けます。

天気予報では夕方に小雨になるかもしれないのでシミュレーションの条件に与えたところでは、最小のバッテリー残量は日産茅野店で充電してファミマ御殿場二の岡店まで行った場合でも1.4kWhあります。

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現在のEVは航続可能距離が十分ではないから経路充電が不可欠です。
充電時間に加えて他車が充電していれば待ち時間が加わります。
充電時間も気温や走行条件に影響されるので精緻な行動計画が立てにくい。

こうした不確定な時間がEVの最大のデメリットとされます。
しかし、不確定要素を最小化することでデメリットをほとんど無くすことも可能です。
200km以上先の箱根まで出かけて15分の充電時間ならデメリットとするほどではないと思います。

0.1kWh単位でバッテリー消費をシミュレーションしても実際には何が起こるか分かりませんが、それはガソリン車でも同じこと。

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明日の帰りは御殿場アウトレットが混む前に入場して買い物を楽しむプランで、分刻みの往路とは違ってのんびりと走るつもりです。  
Posted by komachan at 07:47Comments(0)ドライブ

2015年05月14日

ecofa宅配便に騙された

※13日を起点にした記事です。
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12日に集荷して欲しい宅配便があったので、ecofa宅配便に申し込んだのが10日のことです。
結局、12日は集荷に来ませんでした。

13日のAM1:00に「12日の集配依頼が完了いたしました」とメールが届けられましたので、ミスを指摘したメールを送ったところ、7:00と13:00にも「集配依頼が完了いたしました」と同内容のメールが続けて送信されてきました。

電話で問い合わせようとしましたが、電話代行会社にかかるだけで「スターフリート(ecofaの親会社)と連絡が取れない状態です」
ネットで情報収集すると、どうやらシステムが破滅して機能していないようでした。

しかし、webサイトには異常を告知する文面は見当たりません。
一部のシステムが機能停止になっても平常を装って業務を続けているようです。

ネット掲示板に書き込まれていたキャンセル方法で何とか「昨日の集荷」をキャンセルできました。
キャンセルしないと別の運送業者に荷物を渡せなくて困っていました。

一度目の利用は特に問題なかったので今回も申し込みましたが、次はありません。
問題が発生しても隠す企業は信頼できませんからね。

キャンセルした翌日(14日)にも「集配依頼が完了いたしました」の4通目、5通目のメールが送信されてきました。
「キャンセルを承りました」でないところが不安だし、システム障害の深刻さを表しています。  
Posted by komachan at 06:59Comments(0)社会問題

2015年05月12日

千円高速でどこまで行ける? 四国周遊

いわゆる千円高速で四国まで片道で2千円で行ける。
ここまでは高速道路だから、誰でも予備知識なしで行けます。
問題は四国に入ってから。

概ね、このようなルートを予定しています。

※松山にも寄る予定。

四国の充電施設は、本州ほどには完備されていません。
一部の地域は、EV走行に余裕が無い。
さらに充電器が貧弱だと、所要時間が長くなります。

ざっとシミュレーションするとこんな感じ。


四国を3/4周して約千キロのドライブコースです。
消費電力量は105kWh
一回の充電につき7kWhの計算になります。
日産の充電器なら15分ほどですが、道の駅やファミマだとおかわり充電が必要になるかもしれません。

細かく見ると、充電時間が厳しくなるのは「道の駅 小田の郷せせらぎ」と「ファミマ高松香西北店」。
「ファミマ高松香西北店」は手前の「観音寺山田産業団地前店」との間にも複数の充電施設があるから追加することでおかわり充電を回避できる。

一方で、「道の駅 小田の郷せせらぎ」の手前は「マルシェ・ユスハラ(ホテル)」だが、途中に充電できる施設が無い。
45分程度の充電時間になることを予定に組み込んでおく必要がある。

こうして充電時間の目安が得られると、グーグルマップの所要時間と組み合わせることで目的地の到着時刻を計算できる。
充電待ちはこれまでの経験から平均すると10分以下なので、一か所あたり10分を見込んでおけば十分だし、その時間は余裕として生かせます。

大事なことは充電施設の営業時間との整合性だ。
営業時間内に利用できるように旅全体の計画を合わせる必要がある。

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EVは充電に時間がかかるから遠出に不向きと考えられがちだが、綿密な計画があればガソリン車で無計画に出かけるよりも効率良く旅を楽しむことも可能になる。

実際、こうした旅計画を楽しみの一つとすることで、寝る間を惜しんで走り続けることなく行きたいとこに行き、存分に楽しむことができる。

EVのナビが進化して、運転者の意向に沿って最適の充電プランを随時表示してくれるようになると、誰でも気軽に遠出できるようになる。
その日が来るのは、いつのことになるだろうか。  
Posted by komachan at 10:19Comments(0)ドライブ

2015年05月10日

千円高速でどこまで行ける? 四国編

今月から始まった高速道路利用実態調査事業は、8月までなら千円でかなり遠くへ行ける。
どこまで行けるかは2万円の上限の範囲ということだが、実際に行くつもりで計画することにしました。
5月は四国へ。

自宅~徳島の往復をすべて高速道路だと900kmの道のりになる。
料金区間が異なるとそれぞれで千円の負担になるから、最低限の区間割にするとしても、本州と四国(淡路)で分かれてしまう。
四国へは片道千円で行けません。最低でも2千円。

経路充電は暖房もクーラーも必要ない時期だから全く問題なし。
次は充電ポイントの選別だ。

安全を期して、すべての充電施設を利用するのでは芸が無い。
充電待ちが長くなりそうだったら通過したい。
そのために、すべての経路を電費シミュレーションして、スルーできる経路充電をあらかじめ把握する。

往路

始点の駒ヶ岳SA→恵那峡SA→尾張一宮PAの区間と、終点の西宮名塩SA→淡路ハイウェイオアシス→徳島日産 鳴門店の区間は、消費GIDs値が180を超えるから余裕が無いことが判る。
それ以外は、一ヵ所スルーしても問題ない。

すべての充電施設を利用した場合のメリットは、充電時間が短時間になるところにある。
予想では、すべて10分以内の充電時間で足りると思われる。
一ヵ所スルーすると20分以上の充電時間になるが先客の充電に最長30分も待つよりは良い。

こうして事前に充電の目安が判っていれば、充電待ちに遭遇した際に、その場で待つか次へ先延ばしするかの判断が的確にできる。
ただし、先延ばしして充電待ちが長引く恐れもあるから運任せのところもある。
こうした計算だけでは決まらないギャンブル性が面白い。

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復路はさらに厳しくなる。

始点の徳島日産 鳴門店→淡路ハイウェイオアシス→西宮名塩SAの区間と、終点の尾張一宮PA→恵那峡SA→駒ヶ岳SAの区間は消費GIDs値が200を超えるから一ヵ所スルーは難しい。

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シミュレーションの条件は、
・搭乗者一名
・タイヤ低燃費グレードAAA
・オートクルーズ(ASCD)使用

温度条件の変化に影響されるから直近の天気予報で微調整すれば、シミュレーションは正確になる。
現在のバージョンは、実用上の誤差はほとんど生じません。

徳島から先、娘と二人で四国内を2/3周する800kmの電費シミュレーションは次回。  
Posted by komachan at 08:22Comments(0)ドライブEV

2015年05月05日

立山アルペンルートと富山の海の幸 充電記録

立山・富山の旅の充電記録です。

ルートと充電場所はルート図の通り。

黒色が普通充電、それ以外は急速充電。

 
総走行距離: 517km
通算電費:9.2km/kWh
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【4月29日】 238km、9.4km/kWh

駒ヶ根(自宅):200V/100% → 道の駅 木曽川源流の里きそむら
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走行距離 39.7km
消費電力 5.4kWh
平均電費 7.4km/kWh
上り標高は862mに対して下り標高は565mで約300mの上り勾配であり、途中の権兵衛峠は標高千メートルを超え、高規格道路だからスピードも早目で電費が悪くなる。
最低気温は10℃



道の駅 木曽川源流の里きそむら:急速/10分 → 上高地・沢渡バスターミナル
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走行距離 38.5km
消費電力 4.7kWh
平均電費 8.2km/kWh
標高差はほとんどないが勾配が5%近くあるアップダウンの激しい道。
最低気温が4℃まで下がったことでタイヤの転がり抵抗が増え電費が良くならない。



上高地・沢渡バスターミナル:急速/15分 → 道の駅 スカイドーム神岡
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走行距離 47.6km
消費電力 2.9kWh
平均電費 16.4km/kWh
リーフに記録された電費は12.1km/kWhだが、電費シミュレーターによる解析からリーフ固有の電費計算エラーが生じていることが判る。
標高の高い地点で電費をリセットした時に現れるエラーだが、日産は存在を知らない振りして修正していない。
実害は少ないし、エラーの存在に気が付いているユーザーはほとんどいないからだと思われる。
最低気温5℃



道の駅 スカイドーム神岡:急速/15分 → ローソン 大沢野下大久保
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走行距離 38.6km
消費電力 1.9kWh
平均電費 20.4km/kWh
持参した朝食を食べるが15分だとあわただしい。
前区間と同じく下り勾配だが、なだらかな勾配であるためにエラーが生じていない。
最低気温8℃



ローソン 大沢野下大久保:急速/11分 → 宿(富山市内)
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走行距離 74.0km
消費電力 7.5kWh
平均電費 9.9km/kWh
立山・雪の大谷ウォークに持参するお弁当を購入する。
立山を往復し、富山市内をウロウロした割には電費が良かった。
最高気温が28℃と高くなったことでタイヤの転がり抵抗が少なくなったことが好影響になった。

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【4月30日】 278km、8.6km/kWh


宿(富山市内):100V/100% → 新湊きっときと市場
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走行距離 19.2km
消費電力 2.1kWh
平均電費 9.4km/kWh
宿で100Vコンセントをお借りして満充電で出発する。
通勤渋滞に巻き込まれたが、早目に海岸線に抜けて渋滞を脱出。



新湊きっときと市場:急速/14分 → 道の駅小谷
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走行距離 114.4km
消費電力 12.1kWh
平均電費 9.5km/kWh
当初の予定では「道の駅 親不知ピアパーク」で昼食&充電だったが、食堂のメニューに魅力が感じられなかったので食事も充電もお預け。
小谷までは上りだが電費シミュレーションで必要な電力は判っているので、今回の旅で唯一1セグまで消費することにした。



道の駅小谷:急速/30分 → 道の駅白馬
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走行距離 24.4km
消費電力 4.4kWh
平均電費 5.5km/kWh
昼食。
たっぷり急速充電したところから、再生ドライブを開始する。
スタートしてから、LeafSpyのHxは76.3から71.5まで下がり、SOHも88%から85%へ急激に劣化していた。
主に市街地を通る帰路なので再生に多くは期待できないが、ある程度は劣化から回復しておきたい。



道の駅白馬:急速/7分 → 日産穂高店
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走行距離 40.2km
消費電力 3.4kWh
平均電費 12.0km/kWh
充電の必要はないが気になっていた充電施設だから立ち寄りました。
NCS系の充電カードが利用できるシールが張ってないがEVSPスタンダードカードで認証できるのか?
出来ました。
三菱自動車製の充電器ですが、三菱販売店に設置してい有るもの以外はEVSPスタンダードカードで課金されません。



日産穂高店:急速/80% → ファミマ辰野平出店
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走行距離 47.6km
消費電力 6.2kWh
平均電費 7.7km/kWh
出かける前に新聞の折り込み広告で、ゴールデンウィーク中は柏餅のサービスがあると知っていたので、3時のおやつの時間なら穂高店で充電しようと決めてました。

おいしかった。
旅先で、日産の充電器を利用しながらお茶のサービスを受けるのは2か月ぶりでした。
日産以外の充電施設が充実してきたからですね。



ファミマ辰野平出店:急速/13分 → 自宅
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走行距離 32.6km
消費電力 4.1kWh
平均電費 7.9km/kWh
自宅に到着する時にバッテリー残量を40%以上残すと劣化してしまうから、それ以下になるように4kWhだけ充電。
山岳ドライブほど効果的に再生できませんが、何とか劣化した半分程度は回復できました。

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【総括】
充電施設が選べるほど拡充してきたおかげで、目的地充電は時間をかけて、経路充電は必要最短時間で済ます効率的な充電が可能になりました。
充電効率の良い15分を目安に、出来る限りそれより短時間で、なおかつ充電器の利用に手間取らない施設を活用するようにしました。

ロングドライブの大敵はバッテリーの劣化ですが、のんびり走ると劣化することが判ってきました。
のんびりゆったり走る区間と元気に走る区間を効果的に組み合わせられれば、遠出しても劣化することはなくなる。

また一つ、リーフの使いこなしのヒントが得られました。  
Posted by komachan at 21:04Comments(0)ドライブ

2015年05月04日

年金をクレジットで払えるか?

コンビニにてクレジットで直接支払う方法はないものの間接的には可能でした。
選択した手法はnanacoカード利用。

nanacoカードは年金支払いに使えます。
5万円までチャージできる。

ところが、年金の支払総額は約20万円(一年分+一ヶ月分)
スマホと携帯にnanacoカードのアプリを入れて二台で10万円。
センター預り分を足すと、さらに二台で10万円。
合わせて20万円の支払いが可能でした。

やり方は、5万円チャージした携帯で5万円を支払い、
そのままの状態で残高確認するとさらに5万円支払えます。
次に5万円チャージしたスマホに置き換えて5万円支払い、
そのままの状態で残高確認して残りの約5万円支払います。

nanacoカードのシステムを理解していないアルバイトだと混乱しますが、
オーナーさんだとボタンをピッピッと押してあっという間に支払い終了。

年金をnanacoで支払うと言うと「ポイントは付きませんよ」と念を押されます。
ポイントのためではなくカードの利用残高を上げるために手間を掛けました。

NEXCO中日本のクレジットカード「プレミアムドライバーズカード」は
1)年間60万円以上の利用で1000ポイント
2)半年間50万円以上の利用で3000分円のお買物券
3)一年間150万円以上の利用で5000円相当の特産品
などの利用実績に応じて一年間で最大12000円相当の特典が与えられます。

我が家のクレジット利用金額は年間150万円前後。
年金支払いの20万円をクレジットにするかどうかは影響が大きい。


今回は、たまたま年金資格の変わり目だったこともあり、
口座振替に変更出来ずに現金支払いになりました。
そこで、ひと手間かけてnanacoカードで支払ってみました。  
Posted by komachan at 08:35Comments(0)日常