2013年12月24日

・極寒、高地、積雪の三重苦を走破 1



クリスマスイルミネーションを見に日帰りで軽井沢へ出かけてきました。
駒ヶ根からリーフで軽井沢へ行こうとすると充電スポットがないので高速が使えません。
下道だと標高1600メートルの高地越えだし、氷点下10度近い寒さに遭遇することもあります。

今回は、県道40号線が当たり前のように積雪。
スキー場を縫うように通っている道だから当然ですが。

事前にシミュレーターで氷点下3度くらいかなと想定していたら、実際には氷点下8度まで下がりました。
ヒーターで温め続けないとフロントガラスの視界が確保できない状態です。
想定より5度も低い状況は厳しかったですが、道路環境を「郊外」と仮定していたので、実際は停止する機会が少ない田舎道だったので相殺しておつりが来ました。

事前のシミュレーションは画像のとおり。
シミュレーション条件を実際の走行環境に合わせて試算し直すと、カーウィングスに記録された電費にぴったり一致しました。
※左が想定値、右が実情に合わせた値

・自宅→丸子中央病院
気温(℃) -3 → -7
発停間(km)  2.0 → 5.0
残量(kWh)  2.1 → 2.7
電池量計  12-2 → 12-2
電費(km/kWh)  6.8 → 7.3
電力量(kWh)  12.4→ 11.6
エアコン(kWh)  2.8 → 3.1

・小諸(日産)→諏訪湖SA
気温(℃) -3 → -2
発停間(km)  2.0 → 5.0
残量(kWh)  1.3 → 2.5
電池量計  9-1 → 9-2
電費(km/kWh)  6.1 → 6.9
電力量(kWh)  11.1→ 9.9
エアコン(kWh)  2.3 → 2.0

最低気温が氷点下8度まで下がる標高1581メートルの峠を超える雪道では、道中のリーフは「到達できない可能性があります」と絶望的な航続可能距離を示してドライバーを恐怖に陥れます。
シミュレーションでは越えられるし、40キロ以上先のSAの充電ポイントまで到達できるはずと判っていても、目の前に航続可能距離「11km」と表示され、充電場所を探せと促されると気持ちがいいものではありません。

つづく
  
Posted by komachan at 20:32Comments(0)リーフ

2013年12月20日

・ね~こはこたつで長くなる?



屋内では完全に野生を忘れてしまった寝相です。

今日は外が寒かったですね。
投稿した時刻でマイナス2度ですよ。
寒さに耐えかねているのでしょう。放浪好きの「ミッケ」も、この時期だけは決まって帰ってきます。  
Posted by komachan at 21:56Comments(0)日常

2013年12月14日

・最終の冬囲い



最終冬囲い。

子供部屋の北側にある出窓に50ミリの発泡スチロール板を挿入しました。
外側から①中空ポリカ外窓、②単板ガラス窓、③単板ガラス内窓、④発泡スチロール板、⑥中空ポリカ障子
これで熱貫流率は0.47 (W/m2・K)と断熱材入りの壁と同じになり、窓というよりも外の明るさを取り込める壁になりました。

初期の窓からすると125wの断熱性向上となり、単体では大した数字ではありませんが、住宅の断熱というのは小さな積み重ねが暖かさを生み出します。
外気温がマイナス10度なら6400kw(5500kcal)で家全体を暖房できます。
省エネルギー基準以前の古い家としては突出していると思います。

小さな薪ストーブひとつで家全体を暖められるからヒートショックもない。
ヒートショックの死者は年間で一万七千人に上るから、最低限の省エネ基準も守らない粗悪な住宅を建て続けている工務店や設計者は殺人者と一緒ですね。  
Posted by komachan at 11:15Comments(0)断熱リフォーム

2013年12月11日

・リーフの電池残量計

日産リーフは電気がエネルギー源なので電池残量の管理が重要です。
初期型は電池残量を%表示する仕様になっていないので、電池残量計だけが頼りになる。
そこで、電池残量計の指示値を二ヶ月間実際に測定してみました。

残量計の指示値は、かなり曖昧だということがわかります。
特に8セグメントと9セグメントでは逆転してしまった。
もちろん残量計の指示値が上がれば電池残量も増えているが、大まかな傾向を示しているに過ぎないといえる。

リーフには航続可能距離が表示されるので後どれくらい走れるかの目安にはなるが、直近500mの電費を基にしているから凹凸のきつい坂道では信頼性が極めて低い。
電池の残量計は曖昧、航続可能距離も信頼性に欠けるとなると何を信じて走ったらよいのか。
日常の通勤なら経験を積めばある程度の予測が立つが、未経験の道路だと安心して遠乗りに出かけられない。

何とかなると楽観してナビの指示に従ってみるのも一興だと思うが、効率的なドライブにならない場合も覚悟しておく必要がある。
事前に走行シミュレーションしておけば途中の電費と比較して効率的に電池を使うことが可能だが、日産が提供するルート検索で得られるシミュレーション情報は条件が限定されてしまっている。
一番信頼できるのは、自分で作成した電力消費シミュレーションということだ。


※電池残量(kwh)=航続可能距離(km)÷電費(km/kwh)  
Posted by komachan at 09:31Comments(0)リーフ

2013年12月10日

・急速充電の手土産



リーフは日産の販売店にて「無料」で急速充電してもらえますが、年会費を支払っているから当然としても、ありがたいことだと思っています。
なので、初めて急速充電をお願いする販売店にはこんな手土産を持参しています。(画像)

その販売店から最寄りの高速道路ICを経由して出かける主要都市までの電力消費シミュレーションです。
季節や速度で電力消費がどのように変化するのかが判ります。
確実に行き着けるところや微妙な場合など、目安にしてもらおうと思っています。

販売店の方からは喜ばれている印象です。
お客様から尋ねられても販売店にはデーターがないので答えられなくて困っていたと、切実なニーズがあると言われたこともあります。

手土産が必要だとは思いませんが、土産話などを置き土産にするのはいいことですよね。  
Posted by komachan at 20:21Comments(0)リーフ

2013年12月05日

・新第二発電所



第二発電所が稼働しました。

モジュール:三菱 PV-MA2120K×54枚=11.4kw
パワコン :三菱 PV-PN55G×2台

ただし、年内限定の仮設です。
年明けまでには、この屋根に増設して15.3kwが載ります。

西南西の3寸勾配なので冬の発電量はかなり少なく、南面の8割程度しか発電しません。
しかし、太陽が高くなる季節には南面30度を上回るはずです。

全量買取なので、向こう二十年間は太陽が日銭を稼いでくれます。
天の恵みに益々感謝。  
Posted by komachan at 17:05Comments(0)太陽光発電

2013年12月03日

・ルートラボを利用したリーフの走行シミュレータ

中山道を旅して、日産リーフの走行シミュレーターを検証してみました。
純粋に走りの比較をするために冷暖房を使わない条件を試したのでしっかり防寒して出かけました

シミュレーターの推定値とカーウィングスに表示される値を比較すると、誤差は最大でも5%以内でした。
道路環境や速度の設定に裁量の余地があるので確実とは言い切れませんが、十分に実用になることがわかりました。
ちなみに、天竜峡の紅葉に出かけた際には暖房を効かした条件で試しましたが最大誤差は4%でした。

このシミュレーターは、Yahooのルートラボから得られる情報が基本になります。
天候の良し悪し、道路環境として発進停止間距離を選択、走行中の設定速度、温度が走行に与える影響を計算します。
充電状況を入力すると充電量の変化も反映するようになっています。



リーフを通勤などの日常で利用している時には感じませんが、未知の土地へ出かけようとするとどこまで行けるのか不安になります。
航続可能距離がガソリン車に比べて少ないリーフだからこそ、確実に行ける範囲を知って充電ポイントを確認することで安心して旅に出られると思います。

日産が提供するルート検索でもある程度は把握できますが、天候や搭乗人員、設定速度、冷暖房の強弱などによる影響を加味することができません。
好条件の場合と悪条件の場合では行動範囲が大きく違うので、条件の設定はきめ細かくできる方が良いと考えます。

多くの急速充電できる場所がある地域なら心配はありませんが、地方の観光地や山岳観光地へ出かける時にはシミュレーターの重要性が高まります。
日産のルート検索だと「たどり着けない」と判断される場所でも、自分の走行条件なら「たどり着ける」ことがあるからです。

行き当たりばったりでアクシデントも含めて楽しむのも一興ですが、転ばぬ先の杖として予備知識は多い方があわてずに対処できると思います。  
Posted by komachan at 09:12Comments(0)リーフ

2013年12月01日

・夏のままだと燃費が15%も悪くなる



今朝の最低気温はマイナス4度。
タイヤにしっかり霜が下りて、空気圧点検に適した温度です。

気温がどんどん下がるこの時期は、タイヤの空気圧を必ず点検する必要があります。
10度下がると空気圧が15kpaも減った状態になるからです。

自然漏れを考慮して月に一度はタイヤの空気圧を点検していますが、特に12月は重要です。
3台の車をタイヤが冷え切った状態で適正空気圧に調整し直しました。

仮に夏のままだったとしたら適性値の60~70%に下がって、燃費が10~15%も悪くなることがある。
まめなエコ、ずぼらなエゴ、です。  
Posted by komachan at 09:09Comments(0)省エネ