2007年09月30日
・ボンバルディア機がエンジン停止

右翼のエンジンから少量の燃料漏れが見つかり、一時、消防車4台と救急車1台が出動して警戒にあたった。
国土交通省福岡空港事務所によると、機長が離陸を中止した時点で時速は約100キロだった。同便はトラブルの後、乗客を降ろし欠航となり、同じ機体を使用する午前、午後の6便も欠航。
ボンバルディア社製の機体では各地でトラブルが頻発。天草エアでも3月に油圧装置の異常で車輪が出ず、手動で下ろすトラブルがあったほか、エンジンや点滅灯の故障が続いています。
同系のQ400型機が就航する松本空港では、エンジントラブルで緊急着陸となる事故が起きています。
さらに、海外では着陸の際に主脚が折れて胴体着陸している。
胴体着陸は3月に高知空港でも発生しており、同社の機体では珍しい事故ではない。
頻発するエンジントラブルで両エンジンが停止する可能性も高まってきた。
加えて主脚のトラブルも発生した場合は、墜落事故へと深刻性が増す可能性が考えられます。
松本空港では、現在ジェット化されている札幌便もボンバルディア機に変更が予定されています。
ますます危険性の高まる松本空港の利用者は、利便性と命のリスクを比較検討しての選択を迫られる。
松本空港を発したボンバルディア機の墜落事故を記事にする日が、そう遠くない気がしてきました。
2007年09月29日
・多発する斧や鉈の犯罪に想う

これらの道具を使用するのは、強い殺意の表れだと言われています。
●高校教室でけんか、同級生をなたで殴る
●16歳二女が警官の父をおので殺害
これまでの凶器といえば「包丁」や「ナイフ」が主役で、比較的身近な道具でした。
ところが、斧や鉈は一般家庭ではお目にかかれないことが多いにもかかわらず、凶器として選択され出した理由は何だろうかと考えます。
理由が判らないと、これらの道具の保管に不安になるからです。
右上の斧の画像は、我が家にあるものの一部です。
立ち木を伐採するための伐り斧(きりよき)、薪を割るための割り斧(わりよき)。
さらには、丸太から角材を削りだす刃広(はびろ)など、多種多様に揃っているので、視点を変えれば凶器の宝庫となってしまいます。
斧以外にも、刃渡りが30cm近い鉈や、小形の草刈り鎌から大形の鉈鎌など、すべて含めると60~70本はあるのではないでしょうか。
大きい刃物は、最近の犯罪に使われた小さな斧などとは違い威力は比べ物になりませんので、首に切りつけたら簡単に切断してしまうほどのものです。
しかし、道具なので、使いやすい場所に保管していますが、持ち出されないように施錠してあるわけではありません。
我が子が、凶器として親に向かって使うなら、自分の不徳の致すところだとすることもできるでしょうが、よその子が持ち出して凶器として使われたのでは申し訳が立ちません。
ところが、田舎の農家では、これらの刃物が無造作に納屋に置かれているのが当たり前のことであり、特段の配慮が求められているわけでもありません。
やはり、道具は正しく使われることが前提で、凶器として「転用」することを防止するには、使う側の意識を正さなければならないと思います。
台所の包丁を金庫に保管するわけにはいきませんからね。
2007年09月28日
・留置場の容疑者が食中毒

発生したのは14日。
駒ヶ根市内の秋月そば店(赤須町)の仕出し弁当を食べて、15日にかけて8人が下痢や腹痛の症状を訴えた。
店主と留置人からサルモネラ菌が検出され、食中毒と断定されました。
原因食材は特定されていませんが、弁当には同店が調理した焼き魚などの他に、市販の食材も使用されているとのこと。
留置人は朝昼晩の三食で、この弁当を常食していた。
伊那保健所は27日、秋月そば店を2日間の営業停止としましたが、同店は21日から営業を自粛している。
犯罪者として留置されているとはいえ、裁判所からの刑罰とは別に「体罰」を受けたのは余計ですが、自業自得か。
2007.9.28 8:56更新
2007年09月27日
・始めに溶融施設ありきのごみ処理

燃やせるごみを品目別に分類し、生ごみと紙類が全体の7~8割占めていることから、これらを減量することで施設規模を小さくする方向で議論が進められています。
ところが、上伊那広域連合議会では、燃やせるごみ以外の下水処理汚泥などを「溶融処理」することを盛り込んだ処理方式を承認しています。
●上伊那広域連合、ごみ処理基本計画に伴う最終処分場と下水道汚泥の処理についての方針を示す
処理対象となるごみの減量化を進めた結果に対して、適正な規模と機種を選定するのが「ごみ処理基本計画推進委員会」の基本方針のはずですが、議会ではすでに溶融処理を前提とした方針が決定しているという、矛盾が露見しました。
●第4回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会 新ごみ中間処理施設の燃やせるごみ以外の処理対象物の検討、次回へ
この矛盾は、溶融処理施設では規模を小さくできない問題点があります。
燃やせるごみの減量化を徹底した結果、小型の焼却炉の使用が可能になった場合でも、溶融処理をするためには一回りも大きな施設を作らなければなりません。
言い換えれば、施設規模に応じたごみを集めなければならなくなり、住民のごみ減量の努力が無駄になってしまいます。
「はじめに溶融処理ありき」の広域連合議会の方針と、「処理方式は白紙」として進められている基本計画推進委員会の論議。
上伊那広域連合事務局がこの矛盾をどのように説明するのか、今後の説明責任が問われます。
さらに、医療系廃棄物、最終処分場の掘り起こし残渣、公共下水道汚泥など、現在は焼却処分されていない新たな「溶融処理」の必要性に対しても、明確なコスト比較、社会的状況の定量的な分析が不可欠です。
「もうじき、大きな焼却炉ができるから、何でも燃やせて楽になる」
ごみ処理の現場では、このような共通認識がされているようです。
2007年09月26日
・スリル満点の松本空港、空の旅

25日午前、大阪伊丹空港で大阪発松本行きの日本エアコミューターのボンバルディア社製ダッシュ8・Q400型プロペラ機に空港内を走る貨物車が接触しました。
機体への影響がないか確認するため大阪~松本往復と折り返しの松本~福岡往復の4便が欠航し、乗客201人に影響が出ました。
点検の結果機体に影響はなくあすは予定通り運行されます。
しかし、同機は海外でも頻繁に重大な事故を発生させています。
ドイツのミュンヘン空港で21日夜(現地時間)、独オーグスブルグ航空のボンバルディアDHC8―400型機が前輪が出ない状態で胴体着陸しました。
これを受けて国土交通省は25日までに、国内の同型機を10機所有する日本エアコミューター(JAC)に対し、前輪ドア開閉部について点検するよう指示した。
同省によると、事故を起こしたのはミュンヘン発伊フィレンツェ行きのボンバルディア400型機。
同機がフィレンツェ空港に着陸しようとした際、非常操作をしても格納扉から前輪が出ないことから、ミュンヘン空港に引き返し、前輪が出ないまま空港に着陸した。乗客64人、乗員4人は無事だった。
片側エンジンで緊急着陸したり、車輪が出なくて胴体着陸したりと、スリル満点の乗り物です。
これだけ頻繁に事故と点検を繰り返しても、再発が防げないのは、根本的な欠陥があると考えられます。
頻発する重大事故の次に控えるのは「乗客の死亡事故」であることは、誰でも想像できます。
松本空港で発着するボンバルディア機の事故で死ぬのは、いつ搭乗する乗客になるのだろうか。
勇気ある松本空港利用者は存分にスリルを楽しんでください。
2007年09月25日
・田中康夫と語ったかい?

県民有志主催の「田中康夫さんと語ろう」会です。
新党日本の党員でもなく、ヤッシーファンでもありませんが、長野県に政治基盤の一部を据えている田中・新党日本党首がどのように語るのか、非常に興味があったので、関係者に同行させてもらいます。
会場は、ホテル信濃路(長野市)。
思っていたよりも人は少なく、百人前後のようです。
田中氏の国政報告が前段にあって、会場を変えて昼食パーティー。
簡単なスピーチの後は、田中氏がテーブルを回るのですが、ほとんどが記念撮影のご婦人方によって占領されてしまいます。
難しい政治の話をするよりも、ファンサービスに専念しなければならないような雰囲気です。
簡単な質疑応答の機会も用意されましたが、新党日本の国会議員として田中氏が具体的にどのように行動するのかは見えてきません。
会場の「ヤッシーファン」には、新党日本の政治はあまり関心がないようです。
しかし、政治家田中に関心を持って参加している人たちにとっては、かなり消化不良の感想が残ったのではないかと思います。
田中氏を捕まえて政治の話をしようにも、ファンの記念撮影に気後れしてしまうからです。
私も、知り合いの勧めであいさつ程度の「上伊那における次期衆院選」の話をさせてもらいましたが、新党日本が長野県の各選挙区で、どの程度行動するのかについてはほとんど感触は得られませんでした。
ファンクラブのパーティーで終わるならこんな程度でも良いのかもしれませんが、国会議員となってのち、新党日本が長野県で活動する基盤つくりの第一歩とするつもりなら、運営には配慮が足らないと思います。
政治家・田中と語ることを期待して参加していた政治に関心がある人たちの中からは、今後の長野県内支部組織の構築に向けて前途真っ暗だとの嘆きが聞こえてきました。
いつまでも、党首にすべてを仕切らせなければならないようでは、支部活動など広がるわけがありません。
新党日本の長野県内の組織をまとめるのは誰なのか。
全く見えてこないというよりも、実はいない?
新党日本が政党として地方で活動するには、秘書が全体に目配りできるようになり、支部組織をまとめる要人が各地に配置される必要があると思いますが、影も形も見えないのが現状のようです。
田中前知事の政治理念に共感した県民をまとめようと「新しい信濃の国」などが立ち上げられようとしていますが、その前に新党日本を政党として活動できる体制にするのが先決だと感じました。
2007年09月24日
・お産できない地域に暮らす者として
◇ ◇
現実として医師の人数には限りがあり、将来医師を増やす施策を行ったところで、数年後に産科医を選んでもらえるか・・・と考えると、今の現状では、他の専科を選ぶ医師が多いのでは?と感じています。
それでは将来的な解決にはなりません。
地元として医師の働く環境も考えなければいけないのでは?と最近思っています。
日勤、当直が確実にありますし、昭和病院の二名の医師でこれをこなしている現状も、労働条件としてはとても過酷ということを認識する必要があります。
これを続けろ・・・ということは、やはり将来的な医師確保にはつながらないと思います。
合わせて、院内助産所や助産師外来をしたときの、助産師の立場も考えなければいけない、とも思います。
産科医が特に減少している一因に、訴訟の対象になり易い、ということもあるならば、院内助産所や助産師外来を設置した時の助産師のリスクも考えなければいけないでしょうし。
(実際『困る』と言っている助産師もいるようです。)
そう考えると、産科医の4名いる伊那中央病院に助産所を隣接して設置し、(耐震構造などの問題で、増築は難しいようです。本当は増築が望ましいのですが。)正常な分娩はそこで、緊急時や問題がある可能性がある分娩は、病院内へ。
そういった方向が上伊那という枠で考えた時、ベストではないか?と感じています。
バースセンターの隣接設置がベストだと。医師の負担も減りますし、病院の隣ならば何かあったときに安心ですし、助産師のリスクも軽減できます。
確かに昭和伊南病院で出産をすることができれば、助かります。
しかし、現状を考えず、その権利ばかりを主張していては、医師の確保は無理なのではないでしょうか?
医師が来たがらない地域になっては困ります。
また、独立しようという助産師も育たないのでは?と思います。
◇ ◇
我田引水では問題が解決しないことを念頭に対策を検討する必要性に言及している点が重要だと思います。
2007年09月23日
・石鹸からピュアナチュラルシャンプー

髪も体も石鹸(純石鹸)で洗うようになって20年ほどになります。
最近になって、フケが目立つようになってきました。
頭皮にも炎症が起きている。
はじめは皮膚病かなと思っていましたが、帰省した折に久しぶりにシャンプーなるものを使ってみたらフケがぴたっと止まった。
花王のメリットですが、「フケかゆみを抑えるジンクピリチオン配合」というCMのフレーズが耳に残っています。
ジンクピリチオンは強力な薬品で、最近の製品には使われなくなったようですが、フケを抑える効果は引き継がれているようです。
家でも使ってみたのですが、どうにも臭いが我慢できない。
気に入って使っている人には悪いのですが、あれは香りではなくて「臭い」です。
寝ていても合成香料の影響で気持ちが悪くなってしまう。
あれこれと髪に良さそうなものを試していたら、いつの間にか風呂場においてあったのがピュアナチュラルのシャンプー。
娘用の流行のシャンプーなのかなと思ったりしながら、試しに使ってみると、頭皮の炎症が治まった。
詳しい成分の良否ははっきりとしませんが、ネットの情報でもメリットほど悪く書かれているものは見当たらない。
生分解性、合成香料・合成着色料・紫外線吸収剤・鉱物油不使用、などとシャンプーとしてはまともな方なのではないかと、今のところは納得して使ってます。
髪の洗い方も↓を参考にして、できる範囲で改善したので、現状では頭皮すっきり、フケかゆみなし。
教えてgoo 正しい洗髪方法とアフターケアを教えてください
2007年09月22日
・高須国連大使が謝意決議でウソ会見

大使は「ロシアは内容自体というより手続き的にもう少し時間をかけてほしいという気持ちがあったが、(急いで)昨日採択され棄権したということだろう」と強調。
国際治安支援部隊(ISAF)に部隊を派遣し、連邦議会で部隊派遣延長を議論するドイツの政治日程に合わせた性急な採決が棄権を導いたとの考えを示した。
しかし、この会見内容が虚偽であることは、これまでの報道されている内容から明らかです。
時事通信
ロシアのチュルキン大使は採決に当たり、海上阻止行動に言及する理由が不明確だなどと指摘。「不朽の自由」作戦に基づく活動は「国連の枠外で遂行されている」と主張するとともに、決議が日本政府の意向を踏まえて作成されたことを批判した。
TVで流された同大使のインタビューでも
「今回の決議案は日本というある特定の国の国内事情のためである。」
とテロップに流れていました。
また、イラク戦争直前の2003年2月、インド洋で活動する海上自衛隊が米空母キティホークに間接給油した問題で、防衛省は21日、約20万ガロンとしていた米補給艦への給油量を訂正し、実際は約4倍の約80万ガロンだったと発表しました。
この数字は給油がテロ対策特別措置法の目的の範囲内であったと説明するために国会審議などで引用されており、防衛省は捏造したデーターを答弁していたことになります。
公然と嘘を流布する一連の政府のやり方は、戦時中の「大本営発表」を彷彿(ほうふつ)させます。
2007年09月21日
・電車内でのベビーカー使用は危険

大阪・堺で、ベビーカーが扉に挟まったままの状態で140m電車が走行する事故がありました。
鉄道会社にはより安全に取り組んでもらうとして、非難されるべきは母親です。
自分が先に降りて、後からベビーカーを降ろそうとして挟まれた。
挟まれる可能性を考えずに、子供を危険に晒した責任を痛感してもらいたい。
ただし、一部のバスでは乗客の要望に応えて、ベビーカーを広げた状態で固定するサービスを提供しているところもありますが、鉄道会社の見解は、
以前は、駅構内および車内においては、ベビーカーをご使用になるお客様に対し、ベビーカーを折り畳んでいただくようお願いしておりました。
しかしながら、ニーズに答えるべく、他のお客様のご迷惑とならないようにしていただき、ベビーカーの安全はお客様自身の責任においてご使用いただくこととしております。
その際、持ち込む列車等の状況により、支障を生じるおそれがないと認めた時という形で、「無料手回り品」として車内に持ち込ませることができます。乳幼児を乗せた場合、常時保護者が付き添い、保護者の責任において他のお客様や乳幼児およびベビーカーの安全を、十分確保していただくことになっております。
では、保護者の責任においてベビーカーを安全に広げた状態で使えるのかの疑問に、製造メーカーは、
公共の乗り物内での使用には、対応していない。
ベビーカーは一般道路用につくられている。
※衝撃度などはあくまで一般道路での通常使用を想定。
乗り物内での安全性は想定していません。
メーカーが安全を保障しないと言ってるのだから、利用者である保護者が責任を持って安全に使用できるわけがない。
車内では「おんぶ」が安全だと思うよ。