2017年10月31日
道路で発電して電気自動車に給電

自動車が走行に使うエネルギーは自給自足の時代が近い。
自宅の太陽光発電で走らせても自給自足だが、究極は道路が発電した電力でEVを走らせることだろう。
すでに欧米や中国で実証実験が始まっている。
世界各地で広大な面積を有する「道路」が太陽光発電所として機能すればEVの電源開発の課題が解決され、ワイヤレス充電と組み合わされれば経路充電のわずらわしさからも解放される。
さらに、振動発電も併設すれば夜間も期待できる。
道路によるエネルギー供給はEV社会を支える決め手となるだろう。
日本も実現に向けて積極的に取り組んでほしい。
2017年10月29日
アンチEVを生みだすマスコミの印象操作
日経新聞が「電気自動車に乗ってみたい?」とアンケートを実施している。
《電気自動車、乗ってみたい? 》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22801630X21C17A0000000/
日経新聞の読者が電気自動車を熟知しているとは思えないから、アンケートを募る記事の内容が回答に大きく影響する。
記事の中身は問題が大ありだ。
「日産自動車が10年に発売した初代「リーフ」は1回の充電で最大280キロメートルの走行が可能で価格は300万円前後だったのに対し、米テスラの「モデルS」は500キロメートルを超える走行距離を実現しましたが、その値段は1千万円前後に上っています。」
記者が最新事情の取材を怠り、古い情報を基にして誤った記事になったとしても問題だが、これから乗ってみたいかと質問する前提に「初代リーフ」を敢えて登場させるところからして記者はアンチEVなのではないだろうか。
EVの記事を書こうとするならばテスラのモデル3を知らないわけがない。
まともな記者なら「最新のリーフは最大400キロメートルの走行が可能で、米テスラのモデル3も同程度の走行距離で300万円台に下がっています」と書くだろう。
悪意とも受け取れる恣意的な印象操作から得られるアンケート結果を用いて日経はどのような主張を展開するのだろうか。
背後には内燃機関産業が見え隠れしているような気がする。
《電気自動車、乗ってみたい? 》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22801630X21C17A0000000/
日経新聞の読者が電気自動車を熟知しているとは思えないから、アンケートを募る記事の内容が回答に大きく影響する。
記事の中身は問題が大ありだ。
「日産自動車が10年に発売した初代「リーフ」は1回の充電で最大280キロメートルの走行が可能で価格は300万円前後だったのに対し、米テスラの「モデルS」は500キロメートルを超える走行距離を実現しましたが、その値段は1千万円前後に上っています。」
記者が最新事情の取材を怠り、古い情報を基にして誤った記事になったとしても問題だが、これから乗ってみたいかと質問する前提に「初代リーフ」を敢えて登場させるところからして記者はアンチEVなのではないだろうか。
EVの記事を書こうとするならばテスラのモデル3を知らないわけがない。
まともな記者なら「最新のリーフは最大400キロメートルの走行が可能で、米テスラのモデル3も同程度の走行距離で300万円台に下がっています」と書くだろう。
悪意とも受け取れる恣意的な印象操作から得られるアンケート結果を用いて日経はどのような主張を展開するのだろうか。
背後には内燃機関産業が見え隠れしているような気がする。

2017年10月27日
JCNの充電アプリは高速道路で重宝する
ジャパンチャージネットワーク(JCN)が良いアプリを作ってくれた。
10月10日よりリリースされた「高速充電なび」。
高速道の急速充電器が使われているか否か(満空情報)はリーフの車載ナビでも判るが、あとどれくらいで終わるのかまでは分からない。
JCNのアプリは地図の経路上に充電器の満空情報を表示するとともに、使用開始時刻も表示されるので待ち時間の目安がつけられる。
到着までの時間と予想される残りの充電時間を見比べて充電のために立ち寄るかどうかを判断できる。
ただし、充電待ちしているEVが控えているかどうかまでは分からない。
比較的空いている充電施設はアプリの利用価値は高いが、混雑する充電施設だと実態を把握できるとは限らない。
そこで役立つのが、過去3ヶ月の利用実績に基づく時間・曜日(平日/祝休日)別の混雑状況や点検や故障による休止情報を充電スポット毎に参照できるところだ。
バッテリー容量が増えたEVは、空いている充電器で「ついでに充電」すればどんどん遠くへ行けるようになる。
充電器の利用先が分散することで。充電器の全体としての利用率も向上する。
ぜひ使いたいアプリだ。
「高速道路の充電スポットに特化したナビアプリ『高速充電なび』のリリースについて」
http://www.charge-net.co.jp/news/20171010_01_appli.html

10月10日よりリリースされた「高速充電なび」。
高速道の急速充電器が使われているか否か(満空情報)はリーフの車載ナビでも判るが、あとどれくらいで終わるのかまでは分からない。
JCNのアプリは地図の経路上に充電器の満空情報を表示するとともに、使用開始時刻も表示されるので待ち時間の目安がつけられる。
到着までの時間と予想される残りの充電時間を見比べて充電のために立ち寄るかどうかを判断できる。
ただし、充電待ちしているEVが控えているかどうかまでは分からない。
比較的空いている充電施設はアプリの利用価値は高いが、混雑する充電施設だと実態を把握できるとは限らない。
そこで役立つのが、過去3ヶ月の利用実績に基づく時間・曜日(平日/祝休日)別の混雑状況や点検や故障による休止情報を充電スポット毎に参照できるところだ。
バッテリー容量が増えたEVは、空いている充電器で「ついでに充電」すればどんどん遠くへ行けるようになる。
充電器の利用先が分散することで。充電器の全体としての利用率も向上する。
ぜひ使いたいアプリだ。
「高速道路の充電スポットに特化したナビアプリ『高速充電なび』のリリースについて」
http://www.charge-net.co.jp/news/20171010_01_appli.html

2017年10月12日
圧勝する宮下一郎への投票は無駄
やはり長野五区は自民党の圧勝のようだ。
選挙はやってみなければ分からないとも言われるが、報道各社の世論調査で明確に有利とされる候補者は圧倒的に先行していることを暗示している。
無所属や希望の党候補者が頼みの綱としている無党派層にまで浸透されてしまっては万事休す。
宮下一郎以外の候補者には勝ち目がないと見切ったからこその見出しだ。
自民党を応援している有権者でも圧勝する宮下一郎に敢えて投票する必要もないだろう。
政治家としての資質では宮下一郎を上回る曽我逸郎に票を投じるという道もある。
2017年10月10日
長野五区は宮下一郎の圧勝で決まりか?

長野五区は無風になりそうで残念だ。
自民党の候補が大局的な政策を示すのに対して野党候補は安倍攻撃と憲法論議に先鋭化している。
有権者は候補者を主義主張で選ぶよりも「何をやってくれるのか」で票を投ずる。
勝ち切るためには候補者が言いたいことと有権者がやって欲しいことのバランスが求められる。
各候補の熱心な支持者は主義主張を明確にすることで仲間の連帯意識が高まり選挙戦に熱がこもるだろう。
しかし、陣営が高揚すると反比例して有権者は冷めてしまう。
「言いたいことは分かるけど私の生活には直接関係ないよ」と。
3候補で誰が勝のか、この記事を見ただけである程度読めてしまう。
自民党の候補は民主党が政権交代を果たした2009年を除いて常に過半数の票を集めている。
敗れた時でも40%以上の票を得ているのだ。
その候補に横綱相撲を取られては他の野党候補は攻めあぐねるだろう。
一矢報いたい気持ちが先鋭化した主義主張に流してしまうのだが、やればやるほど支持者が高揚しても一般有権者は離れてしまう。
せめて曽我候補が立憲民主党の公認候補だったら対決が見ごたえのあるものになったかもしれないが、知る人ぞ知る候補で終わってしまうであろう現状はとてももったいない。
2017年10月09日
東京で立件民主党が大躍進
2017年10月07日
沖縄県民の目線で立憲民主・共産・社民
2017年10月06日
希望の党に投票しても自民党は政権に居座る図式
2017年10月04日
希望の党は自民党と表裏一体
小池新党に希望を見出している人の多くは選挙後に「え~!」と言うことになる想像力に欠けていると思われる。
ミヤネが現実的なシナリオをイラストにしていたが、この路線が妥当だろう。
「打倒!安倍」の号令の先にある第二の安倍がすなわち小池だと判った上で希望の党にすがった方がいい。
今回の選挙は第一保守党(自民党)と第二保守党(希望の党)による保守の派閥争いであって、本質的な政権交代とは違うんだよって判ってない人が多いような気がする。
2017年10月03日
冷凍庫の消費電力からエネルギー自給率を考える
携帯のタイマーが鳴ったので何かな?と思ったら「積算電力量確認」と表示されている。
そうだ!今日は冷凍庫を設置してから一年になる。
実測している年間消費電力を確認する日だった。
マイナス18℃まで冷やせる冷凍庫が一年間に消費した電力量は325kWh。
カタログ値(430kWh)を大幅に下回った。
ドアを開閉する回数などがカタログ値を求める試験方法とは異なっているのだろう。
省エネ的な使い方ができるという証でもある。
先日冷凍庫を一台増設したから冷凍庫が消費する電力量は二倍になって650kWhが見込まれる。
冷蔵庫は250kWh消費しているから、冷凍と冷蔵で消費する電力量は一年間で900kWhになる。
我が家の電力消費は電気自動車と冷凍冷蔵が双璧で合計して2,000kWhくらい。
一方で、家庭用の太陽光発電(パワコン9.5kW)による一年間の発電量は16,000kWh以上ある。
2020年に買い取り価格が大幅に下がると自家消費に重点を置くことになるが、電気自動車と冷凍冷蔵の消費分は1/8にしかならない。
他に使っている電力を加えても発電量の1/4にもならないだろう。
すなわち2.5kWの太陽光発電で自動車を含めたすべての電力消費を自給自足できることになる。
仮に台所で使っているプロパンガスを電気に換えたとすれば1300kWh程度で、これにて我が家の全消費エネルギーになるのだが、家庭用の太陽光発電が作りだす電力の半分も使わない。(※薪を除く)
すべての家庭がこのレベルまでエネルギー効率を上げられる時代が来れば原発や化石燃料は不要になって地球温暖化も大幅に抑えられるようになるのだが、随分と先だろうな。