2011年11月30日

・阿部長野県知事が政治資金報告書に虚偽記載

阿部・長野県知事のずさんな選挙資金管理が明らかになりました。
当時の事務担当は、長野県 企画部 次世代サポート課 企画幹として論功行賞を与えられている人物です。
政治資金報告書の虚偽記載の疑いもあり、かなり悪質です。

警察当局は現職の知事だからという理由で免罪符を与えることなく、厳しい姿勢で臨んでもらいたい。
長野県警は、村井知事のときもそうでしたが、権力者に臆するところがある。
村井仁は人の命に関わる犯罪の可能性もあったのにお咎め無しとなっている。

話は戻って阿部守一だが、選挙スタッフがこぞって県政のスタッフに取り立てられているところもしっかりと検証してもらいたい。
選挙資金や労務の提供が、当選後の職員採用への賄賂であった疑いについてだ。
阿部守一の政治資金収支報告書には、さまざまな犯罪の痕跡が隠されている可能性がある。

捜査の行く末を見守ろう。  
Posted by komachan at 22:17Comments(0)長野県政

2011年06月25日

・上田市から突きつけられた農薬空中散布中止

上田市の母親グループが長野県に、農薬の空中散布を全県で中止するように求めた。
散布に依存しない件独自の松枯れ対策の方法を求めている。
「子どもの未来と健康を守る会」というグループの名称にふさわしい行動です。

ところが、上田市では松くい虫防除のための空中散布を行っていない。
上田市が健康への影響を否定できないとの立場からだからだ。
健康への影響を否定している駒ヶ根市とは天と地ほどの意識の差がある。

上田市では行われていない空中散布の中止を上田市の母親グループが求めるのは、理解できない人もいるだろう。
空中散布を漫然と許す駒ヶ根市民の多くも理解しがたいと思う。
彼女らは長野県全体のことを考えているのです。

上田市でも空中散布の全面中止に踏み切っているわけではないから、自分たちのことでもあるだろうが、長野県民として、長野県に暮らす子どもたち全員の健康を自分たちの子どもと同じように考えられる姿には敬意を表する。
長野県の市レベルの自治体で農薬の空中散布を強行しているのは千曲、大町、駒ヶ根の三市しかない。

この三市の親は、上田市の母親グループに足を向けて寝ることなど滅相も無い。
どれほどの賛辞を送っても足りない。
駒ヶ根市役所の職員は、上田市からの警鐘を真摯に受け止めるべきだ。
駒ヶ根市民は恥を知ることができるだろうか。  
Posted by komachan at 19:32Comments(0)長野県政

2011年04月10日

・無風の県議選は現職の圧勝

長野県議選の駒ヶ根選挙区の結果が出ました。

現職の佐々木祥二の再選でした。

前回も同じ顔ぶれでしたが、その差は2300票でした。

今回は、4000票あまりに拡大しました。


選挙期間中に、林奉文選対でお話を伺った時には「票読みはしていない」ということだったので、私の見立てをお伝えしておきました。

3000から4000票の差がつくと予想していたのですが、それを超えるとは「想定外」でした。

明確な争点がない時には、現職有利が堅いということだと思います。


投票率は62.53%でした。

前回が71.11%だったので12%の落ち込みです。

両候補の得票の落ち込み具合を比較すると、

林 6244/8345=75%

佐々木10307/10622=97%

林候補の落ち込みが目立っています。

投票率が下がっても得票数を維持した佐々木候補の圧勝と見ていいと思います。


駒ヶ根市議会議員選挙に新人候補として立候補する予定の自分に置き換えると、現職有利の今回の結果はうれしくないですね。

投票率が下がると、ガチガチに組織を固めた候補者が有利になります。

組織も後援団体もない身軽な選挙を目指す立場としては、投票率の低下は思いっきり逆風です。


2007年の駒ヶ根市議会議員選挙の投票率は69.67%でした。

県議選よりも1.5ポイント低くなっています。

今回の市議選でも同様の傾向が現れると思っていたほうがよさそうなので、投票率は60%前後と予想されます。


投票所に足を運ばない4割の市民が、候補者の政策を見比べて投票する気になってくれれば、選挙の構図は好転すると思うんですが。(私にとってですね)

読者の皆さんの地道なご協力に期待する気持ちがますます高まってきました。

↑の「牧野郁生の政策」は、どんどんバージョンアップしているので、組織に縛られていない友人知人や、義理で選挙応援する相手と投票先は別だよという懸命な方に印刷してお見せください。


だれか、政策比較サイトを立ち上げてくれないかな・・・。


**本日の発電量 69.2kwh
-第一発電所 29.0kwh
-第二発電所 40.2kwh

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Posted by komachan at 23:09Comments(0)長野県政

2011年04月06日

・長野県議にサンタの創庫 江口みつお

今ひとつ盛り上がらない長野県議会議員選挙。

県議選と東日本大震災は、直接のつながりはないだろうと思っていましたが、県議候補者に積極的に、災害支援に貢献している人がいました。

サンタの創庫の社長さんですね。


選挙に利用するための売名行為と受け取られないようにでしょうか、ほとんど功績が表に出ていません。

まるで関係のない長野市区のことなので、選管にとやかく言われないと思いますから、サンタの創庫の社長さんの活動を(勝手に)紹介させてもらいます。


●3月16日 いわき市~南相馬市

食料(ダンボール20箱)、水240リットル、ヨウ素剤2500人分、医薬品

→放射能汚染に対応しているところが鋭い。


●3月18日 福島県いわき市
マスク5万枚、ガソリン

→感染症の予防にマスク、被災者の渇望するガソリン、現場に必須の救援物資です。


●3月21日 福島県いわき市
マスク1.5万枚、幼児用衣料、食料


●3月20日 長野県栄村
支援物資:カップラーメン、ペットボトル、お茶、ティッシュペーパー、おむつ、子供用のおむつ、乾電池、カイロ、湯たんぽ、消毒液、タオル、毛布、発電機

→県内にも今回の震災の被災地があることを忘れていけません。現場のニーズに応じた物資が揃ってますね。さすがにリサイクルショップの経営者です。


●3月26日 福島県いわき市
マスク2.5万枚、ふとん、食料


●4月1日 福島県いわき市
パン(冷凍保存)10トン

→避難生活は長期化しているので、保存できる食料は目の付け所がいい。

●4月2日 長野県長野市(福島県富岡町から長野市の小市南団地に非難されている被災者に)
冷蔵庫、洗濯機

→仮設住宅でも生活家電がないので困っていますからね。


長野県議会議員に立候補しているサンタの創庫のお名前は江口みつおさんと言うらしいです。

見たことも会ったこともない人ですが、他の候補者が選挙準備に没頭しているときに人道支援を優先できる心遣いは特筆すべき資質ではないでしょうか。

長野県議会にこういう人が乗り込んでいって、中から変えてもらいたいと思いました。


◎長野市 県議会議員選挙 立候補者

石坂 千穗 (いしざか ちほ) 62歳 共産・現 
竹内 久幸 (たけうち ひさゆき) 57歳 社民・現
鈴木 清 (すずき きよし) 63歳 無所属・元 
高橋 宏 (たかはし ひろし) 72歳 無所属・現 
石田 治一郎 (いしだ じいちろう) 73歳 自民・現
草間 重男 (くさま しげお) 61歳 無所属・新 
西沢 正隆 (にしざわ まさたか) 39歳 自民・現
金澤 敦志 (かなざわ あつし) 48歳 民主・新
北村 弘 (きたむら ひろし) 78歳 無所属・新
風間 辰一 (かざま たつふみ) 49歳 自民・現
倉野 立人 (くらの たつと) 49歳 民主・現
和田 明子 (わだ あきこ) 51歳 共産・現
太田 昌孝 (おおた まさたか) 49歳 公明・現
原田 貴司 (はらだ たかし) 31歳 みんな・新
江口 光雄 (えぐち みつお) 58歳 みんな・新
倉田 竜彦 (くらた たつひこ) 66歳 民主・現  
Posted by komachan at 11:53Comments(0)長野県政

2011年03月02日

・連合長野は選挙で公務員を肥やす

2006年の立候補表明長野県の選挙だと連合長野という頭のおかしな組織が力を発揮する。

どうして頭がおかしいかというと、労働者の視点ではなくて、連合長野という組織に都合よく選挙を利用するからだ。

労働組合としての理念よりも利権が優先するのが、連合長野の特徴です。


一般的には、連合は民主党と蜜月の間柄にある。

ところが、連合長野は民主党機軸ではなく、「保守」を尊重する。

すなわち自民党系の政治家との距離が非常に近い。


身近な選挙だと、来る長野県議会議員選挙がある。

駒ヶ根では、自民党系の佐々木祥二という現職と共産党の林奉文の一騎打ちになる見込み。

通常なら連合は関与しない選挙情勢であるはずだが、連合長野だから佐々木を推薦する。


長野県の前知事は、村井という老人だった。

自民党の国会議員だったが、連合長野と自民党県議団の支援によって知事に登りつめた人だ。

この時は田中康夫元知事が憎くて対立候補に与した側面があるものの、当時の民主党代表だった小沢さんの意向を無視して自民党に付いたのだから、連合長野という組織の性質をよく現している。


連合の組合員は、各地の首長選挙でも、役場の職員が雇用環境を条件に選挙協力に労を惜しまない。

職員としての利権を得るために、保守系の候補者と影で密約を交わしてうまい汁を吸っている。

もちろん非合法だが、ばれなければ何をやっても罪にならないという感覚だ。


阿部・長野県知事とも裏約束は出来ているはずだから、長野県職員の雇用環境は良好に保たれているだろう。

一般庶民は厳しい経済情勢に苦労しているが、公務員は選挙を利用して優遇を獲得している。

長野県の有権者は、連合長野が支援している候補者に投票することで、各地の公務員に恩恵を与えているのだと気が付いていないんだろうな。


**本日の発電量 52.9kwh
-第一発電所 23.4kwh
-第二発電所 29.5kwh  
Posted by komachan at 20:15Comments(0)長野県政

2011年01月17日

・無意味な信州型事業仕分け

長野県の「信州型事業仕分け」が終わりましたね。

率直に言って、一番仕分けが必要なのは「信州型仕分け」そのものだと思います。


国がやっている仕分けは、官僚特権に切り込むためのものだから意義はあると思いますが、阿部知事がやった仕分けは意味がない。

自分たちで無駄な事業を作っておいて、後から人件費をかけて仕分けしている。

予算の段階から、精査する仕組みになってないから、こんな無駄が知事公約として取り上げられてしまうんです。

行政評価のシステムもあるのにね。


長野県の仕分けが始まる数日前に、テレビ局の記者から電話がありました。

記者:「仕分けに来ます?」

私:「行かない。意味ないでしょ」

記者:「茶番ですよね。河野太郎に信州の特性を理解した仕分けができるわけがない。」


でも、テレビの画面には、仕分けの持つ『無意味』は表現されません。

信濃毎日新聞の仕分けの記事も、批評は控えてしまっている。

もうちょっと切り込んでよ。島田記者さん!


**今日の発電量 29.7kwh
 第一発電所 14.6kwh
 第二発電所 15.1kwh

埃が目立ったので、第一発電所のモジュールをガラス窓用のワイパーで水拭きしました。  
Posted by komachan at 18:14Comments(0)長野県政

2010年12月25日

・信州型事業仕分人に阿部選対の提灯持ち

長野県の阿部知事が選挙公約にしていた「事業仕分け」が行われようとしています。

信州型事業仕分けという名目で、来年の一月から実施される見込みです。

県民参加型だとのことですが、顔ぶれをみると『選挙の論功行賞』の意味合いが強いようです。


なかでもひどい人選だなと思うのが、選挙戦で提灯持ちをしていた政治家崩れが名を連ねていることです。

阿部選対の一員として、あらゆる場面で随行していた人物が仕分け人として選ばれています。

有能な人材なら問題はないのですが、各方面から問題視されている人物なのです。


長野県知事選でこの人物は、「阿部の懐刀」の様相を呈していました。

資質ではなく、振る舞いだけですが。

マスコミなどでも大きな顔をして威張り散らし、実に胡散臭いと評判でした。

いわゆる『虎の威を借る狐』の類です。


また、障害者を食い物にしていると、多方面の障害者団体の方々が指摘していました。

知事候補者と障害者団体の交流の場が設定されたと思ったら、裏でこの人物が糸を引いていたことがありました。

阿部候補者(当時)が有利になるように、障害者団体を利用しているとのことでした。

他にも、選挙期間中も、あちこちで「ルール無視」を繰り返していた提灯持ち・・・。


およそ県民の代表としての見識を有する人材とはいえない、この程度の人物を、選挙の論功行賞で仕分け人にした阿部知事。

他の仕分け人も、この意味合いの方が含まれていると思われても仕方がないですね。

信州型事業仕分けは、着手する前から期待外れに終わることが予想されます。  
Posted by komachan at 18:13Comments(0)長野県政

2010年11月30日

・浅川ダム建設続行は既定路線

長野県の阿部知事が、浅川ダムの建設続行を表明しました。

選挙前からの既定路線なので、「やっぱりな」と思うところです。

選挙を有利に運ぶために、「もしかしたら建設中止があるのかも」と、有権者に期待を持たせていました。


官僚上がりの阿部氏の資質からして、既定の事業を中止するようなリーダーシップは期待する方が無理。

時流に逆らわずに無難に乗り切ることに最善の努力を尽くすタイプでしょう。

自分の判断では何もやらないタイプともいえる。


駒ヶ根市の杉本市長もこのタイプです。

市のビジョンは、市民有志を集めて決めてもらい。

「市民の意見を最大限に尊重しました。」と、責任逃れを図る。


自分が暮らしている県と市の両方に官僚首長がいるというのは、とっても不幸ですね。

彼らが首長でいる限り、何も変わらない。

職員も、知事や市長の任期が終えるまで、無難に乗り切ることしか考えなくなるから、チャレンジ精神は失せてしまう。


行政の停滞の始まりです。  
Posted by komachan at 20:20Comments(0)長野県政

2010年08月31日

・明日から阿部県政が始まる

明日から長野県では、阿部県政が始まります。

民主党丸抱えの選挙で勝ち抜いた阿部守一氏の選挙の総括はまだでした。

読者から貴重な情報が寄せられたので、ご披露しましょう。

     ◇                    ◇

選挙後処理の金銭支払いに関するモメ事が、予想どおり勃発している。

選挙中から、会議費用の割り勘問題などクレームだらけだったのだが、様々な経費支払いが生じると、知事本人とカミさんが口をそろえて「長野県知事なんか本当はやりたくなかったのに、何度も要請され、仕方なく出た。だから支払いの責任は、私たちにはない」。と言いだしたので、出馬の経緯を知っている人たちは、激怒している。

投票した県民をどのように考えているのか!本当にバカにした発言だ。


本屋の会長さんみたいな不渡り手形は、誰も出していない。

横浜副市長時代からの切実な、本人の希望なのは周知の事だった。

女性副知事も予想どおり延期されている。

目先の都合でコロコロ方針が変る“官僚まるだし阿部新知事”を長野県民は選択してしまった。


しかし、必ず官僚まるだしの失政を演じる日はやって来る…その時こそ、私たちがそろってリコールし、長野県再生の日。

仕分けによる阿部知事退職の日。になるよう祈っています。

     ◇                    ◇

どこの陣営も金の問題が尾を引いている様子。

担がれただの、要請を受けただのと、自分が立候補した責任を他人に転嫁するようなら初めから立候補するなと言いたい。

こんな低レベルの人材が長野県知事に就任するかと思うと、先が思いやられる。


先ほど、あるテレビ局の記者さんから「明日は来るんですよね」と電話が入った。

一瞬何のことか分からなかったが、知事の就任会見のことだ。

阿部守一の知事選出馬会見に参加して、ブロガーとして質問したことの再現を期待されていたようだ。


のらりくらりと質問をかわすことに長けている阿部さんに質問することはエネルギーの無駄。

100日後の会見で、失政を糾弾することを楽しみにしましょうということで長野行は遠慮させてもらった。

長野県の知事として立派な仕事をしてもらわないと困るので、無関心ではいられないわな。  
Posted by komachan at 21:26Comments(0)長野県政

2010年06月07日

・おざなりな務台氏では長野知事選は・・・

松本駅前で長野県知事選挙は、今のところ民主党が支援する阿部守一氏と市民主体で支援する松本たけし氏の一騎打ちの構図になっている。

自民党が候補擁立に手間取っているためだ。

4年前の民主党をほうふつさせる。


その自民党が擁立に意欲を見せているのが、衆院長野二区で落選した務台俊介。

現在は、自民党長野県第2選挙区支部長の肩書を持つ。

自民県連の石田治一郎幹事長は知事候補について、県出身で経済・雇用対策に取り組む力があり、村井県政による「県政の正常化」を継続することが条件としているから、適任者の一人だ。


たままた松本駅前で街頭演説している姿を見かけた。

秘書らしき男性が幟(のぼり)を持ち、本人は道行く車にスピーカーを向けて何かを力説していた。

通りかかっただけなので何をしゃべったのかは聞き取れなかった。


目についたのが立っていた場所。

木陰の涼しい位置取りをしたつもりだろうが、日陰なので姿が捉えられない。

声はすれども姿は目立たず、だった。


日常活動の一環として演説をこなすことに一生懸命で、演説する姿を市民に強くアピールする姿ではなかった。

日差しを避けて、暑さから逃れることを優先していたように思える。

こんなおざなりの政治活動をしているようでは、知事選どころか次の衆院選でも出る幕はない。  
Posted by komachan at 23:59Comments(1)長野県政