2008年01月31日
・アンケートを無視した教育委員会

地元の牛乳であること以上に、美味しくて、子供たちにも絶大な支持を得ていました。
ところが、昨今の畜産飼料の値上げに伴って、牛乳の提供価格が値上がりすることになりました。
牛乳の値上げはすずらん牛乳に限ったことではありませんが、もともと市販の牛乳よりも若干高い値段設定で、差額を市と保護者が負担していました。
そこで、駒ヶ根市教育委員会は児童の保護者にアンケートを取り、その結果をもとにしてすずらん牛乳の採用を中止する決定をしてしました。
・すずらん牛乳の継続を望む 43%
・他の牛乳でよい 36%
・どちらでも良い 21%
あれ? すずらん牛乳の継続の声の方が多いのに、何で止めてしまうんだろう。
寄せられた意見の中でも、「地元産のおいしいすずらん牛乳を是非継続してほしい」が622人あります。
次に多かった意見の「給食費の負担増を考えると無理」の145人を大きく引き離しています。
10円値上げされて、これまで通り半額を市が、残りを保護者の負担とすると、家庭の負担増は約1000円。
実際は他の牛乳との差額分になると思いますから、さらに安くなります。
目くじら立てる金額だとは思えません。
教育委員会の決定理由、
地元の牛乳であり是非続けてほしいという強い思いはあるが、牛乳以外の食材の値上げも予想される中、保護者の負担増を考えると非常に残念なことではありますが、すずらん牛乳を断念し長野県が決定した業者からの供給を受けることにする。というのは説得力を持ちません。
この決定を見て思い出したのが、大失敗した市町村合併。
珍市名「中央アルプス市」を住民の意向を無視して強引に決定したために合併そのものが白紙に戻ってしまった、駒ヶ根の恥ずかしい歴史です。
住民の意向を無視して、一部の関係者が勝手な判断をすることが無益な結果を生むことを過去の歴史に学んでいない。
ちなみに、「駒ケ根市」 1,217 、「伊南市」 606、「中央アルプス市 」501 の順でした。
今回のすずらん牛乳のアンケートは、継続を望むとどちらでもないを合わせると64%で、全体の2/3と大半を占める。
継続に反対する声は少数と捉えるのが一般的な考え方だと思います。
すずらん牛乳は過去にも「安い牛乳」に取って代わられたことがありました。
しかし、味の違いに驚愕した保護者の声で、たった3ヶ月で復活したのが平成13年の出来事です。
⇒ 感動の復活劇! 「すずらん牛乳」学校給食に再び 子どもたちも「やっぱこれだよ!」
「県が決定した事業者」に替える事を望む声が、関係者の中に強かった理由は何でしょうか。
アンケート結果と相反する今回の結果は、地産地消を進める流れにも逆行します。
教育委員会の再考を期待します。
2008年01月30日
・売られた喧嘩は買うべきか

「最近はインターネットやブログが選挙動向に影響するようになった」:信濃毎日新聞
「インターネットやブログが普及し、無責任で正しさを欠いた話が出るようになった。」:中日新聞
中原元市長は、ホームページと電子メールの違いも分からないほどのインターネットオンチとして有名でしたが、ブログという言葉がインタビューで出てきたことには驚きです。
このインタビューが何を示しているのかは、読者の皆さんならお解かりだと思います。
解らない人は「駒ヶ根市 選挙」で検索してみれば一目瞭然。
相当悔しかったとみえて、「無責任で正しさを欠いた」として、自分たちの正当性を誇示するかのような物言いで、当ブログに喧嘩を売ってきたのは明らか。
裏社会とのつながりが噂される中原氏を敵に回すほどのハイリスクな状況にあって、隠された情報を公開することが無責任といわれるのは心外です。
事実を裏づけとして、駒ヶ根市民に正しい情報を提供したことが、正しさを欠くといわれては、立つ瀬がない。
無責任なのは、市民を欺いて駒ヶ根市を牛耳ってきた中原元駒ヶ根市長です。
正しさを欠いていたのは、都合の良い情報だけを表に出し、取り巻きの市民で「市民協働」を演じていた中原市政です。
CATVのインタビューでは、「ベンチからは退きスタンドで見守る」と政治への関与を否定したかのように市民に伝えたにもかかわらず、県土地改良事業団連合会長には居座り続けるらしい。
土地利権からは手を引く考えはないようです。
引退のセレモニーで原寛恒副市長は送別の言葉で「今後も市政に対して指導を」と述べているが、社交辞令ならまだしも本心だとしたら大変です。
中原院政を市職員が望んでいるとした駒ヶ根市民への背信行為となる。
売られた喧嘩は買いましょう。
新しい駒ヶ根市の誕生を機に、当ブログも、これまで以上に「責任ある正しい情報を提供する場」を目指す。
新しい未来を築くためには、基盤をしっかりさせる必要がある。
そのためには駒ヶ根市の基盤に隠された過去の問題点を掘り起こし、責任の所在を明らかにし、市民に責任追及の必要性を示す。
駒ヶ根市民が中原院政から脱却するために必要な情報を、責任を持って提供できるように、皆さんからの情報提供をお待ちしています。
2008年01月29日
・駒ヶ根が生まれ変わる日となるか

杉本新市長の新しい市政がはじまります。
しかし、変わらないのが部下となる職員たち。
善良な市職員の中には、利権に擦り寄ろうとした不届き者が混じっています。
情報によると、市職労の緊急総会が30日に開かれるようです。
内容までは定かではありませんが、新市長のもとでの新たな船出に、執行部が危機感を持ったとしても不思議ではありません。
想定される協議内容としては、北沢氏と密約を交わした竹内委員長を始め幹部四役の退任が考えられます。
違法行為として警察に取調べを受ける可能性もあり、公務員の立場が危ういと察知すれば、当面の対応として「役から逃げる」のが妥当だと思います。
問題なのは、役を降りたからといって罪から逃れられないこと。
新市政の門出に市職員の逮捕!なんてことにならないためには、市職労が心を入れ替え、これまでの密約に基づく慣例を破棄し、行政改革に必須の人員削減へと積極的に協力する姿勢が求められます。
市職労の上部団体は連合です。
連合と民主党は切っても切れない間柄。
民主党を応援する立場としては、市職労が生まれ変わると示してくれるのを待ってみましょう。
2008年01月28日
・橋下人気が政策を越えた大阪知事選

大相撲では、ヒール役が定着した朝青龍を、大横綱への道を歩みだした白鵬が投げ飛ばして優勝。
マラソンでは、福士がフラフラになりながら初マラソンを走りきる壮絶なレースが展開されました。
そして、なんと言っても「大阪府知事選挙」で、橋下氏が二番手以降を大差で引き離して当選したことが一番大きなインパクトです。
政策の熊谷(民主)と人気の橋下(自公)の戦いとなりましたが、大阪市長選を勝った民主がそのまま逃げ切るかとも思わせた選挙前の状況が一変し、選挙中は怒涛の橋下旋風が吹き荒れました。
やはり選挙というのは「人気投票」なんだなと改めて実感させられました。
ローカルな視点から見ると、先週の駒ヶ根市長選挙は「誰が一番嫌か」という選択。
昨晩の大阪知事選は「どちらが好みか」という選択。
選択を迫られる選挙では、この二通りのパターンがあると思います。
駒ヶ根市長選挙は、水面下の駆け引きがいろいろ見えていたので、土壇場まで臨場感たっぷりに浸っていました。
一方の大阪府知事選は、大勢が分かりきってしまっていたので、ほとんど関心なし。
大阪のおばちゃんたちを味方につけた橋下氏の圧勝は既定路線だと思っていました。
問題は、この既定路線を覆そうとしてできなかった民主党の無策。
この場合の無策は「政策」に対してではなく「戦術」です。
大阪府知事選に限らず、民主党の選挙は風頼みで、自ら旋風を巻き起こして勝ち抜けることが苦手。
こんなことでは、民主党の政権奪取は夢物語ですね。
2008年01月27日
・ガソリン暫定税率は炭素税に

特別処置の暫定税率が撤廃されれば、ガゾリン税が軽減されて家計を助けるかもしれない。
しかし、道路族は「道路財源がなくなって困るのは生活者」と言い張る。
たしかに、身近な生活道路の不備は放置されたままのものが多い。
では、道路財源が今のままなら生活道路の整備が格段に進むのかと言えば、そうとも言えない。
財源が今のままなら、道路を整備するほうの意識もそのままとなるので、変わらないのが当たり前となるからだ。
暫定税率が廃止されれば道路整備に支障が出るのは、大規模事業の方だろう。
これに比べれば生活道路の整備費は大したことはない。
この辺りの区分がされずに「道路は一体」で論議するからおかしくなってしまう。
駒ヶ根市を例に取れば判りやすいが、大きな道路を新たに作れば街が壊れる。
街が壊れるということは生活者の不利益になる。
生活者を助ける生活道路の改善を後回しにして、生活者を苦しめる幹線道路を優先的につくる財源として暫定税率が生かされているのが現実です。
いっそのこと、暫定税率は廃止にして、そのまま炭素税として地球温暖化対策の財源にすればいい。
民主党は、消費者を金で釣ろうとするようなことをせずに、日本の責任政党として世界に温暖化対策の道筋を示す第一歩に利用すべきです。
2008年01月26日
・バックホーでタイヤ交換

オークションで手に入れたのは、16年式の走行3万キロで33万円、ちょっと訳ありですが、格安だと思います。
往復320kmを走って、引取りに要した費用は1万3千円。
陸送を頼むと4万円だったので、半日仕事で2万7千円したと思えば割に合う。
タイヤが坊主寸前だったので、今ある軽トラに昨年履かせたばかりのスタッドレスを組み替えることにする。
手持ちのホイールが適合しないので、二台分のタイヤをホイールから外し、計8本を組み替えることになってしまった。
軽トラックのタイヤとはいえ、8本を短時間でやるのは素人には大仕事。
特に、ビード落としは非常に面倒。
そこで、奥の手を使いました。
バックホーです。
うちのバックホーはバケットが小型で、刃先が丸くなってしまっているので、タイヤを痛めずにビードが落とせる優れものです。
もちろん油圧作動だから、人間は楽々。
動力源はBDFなので自然にも優しい。
ビードさえ落ちてしまえば、後はタイヤレバー二本でタイヤを外し、すぐさま取り替えたホイールに組み替える。
新しいタイヤなので、ビードワックスさえちゃんと塗っておけば、するっと入ってしまう。
ホイールバランスを取っていないので高速走行は不安がある。
そのうちには、スタティックバランスくらいは取れるような簡単な装置を作ろうと思っていますが、農作業が中心の軽トラックなので当面はこのまま。
2008年01月25日
・中原20年後の余生の生き場所

中原市政20年を振り返るものですが、見たくもないけど今後の参考にと「早送り」で見ました。
市長が得意げに、これまで造った箱物や道路、橋を紹介し、中原市政が箱物行政だったことを改めて再確認させてくれる内容です。
ただ、今後の身の振り方について尋ねられた時、
「これからはベンチに入ることなく、スタンドから駒ヶ根市を見る」
との趣旨で述べていました。
北沢氏の選挙で陣頭指揮を執ったのがベンチ入りの最後とでも言いたかったのでしょうか。
また、市民として駒ヶ根に住み暮らすような発言もありましたが、
「中原は伊那市に土地を買った」
「宮田村で家を建ててる」
などの噂がしきりに立っていることの「火消し」を狙ったようです。
中原市長には、引退後に、是非ともお願いしたいことがあります。
自ら作り上げた箱物の管理運営です。
有用な施設と自負して引退するのですから、引退後の余生を施設の活用に費やしてもらいたい。
市外に逃げ出すことなく、駒ヶ根市のお荷物となった箱物の管理責任者が適任。
赤字が出ても、これまでに吸った甘い汁を吐き出してもらって、穴埋めできますからね。
2008年01月24日
・年金裏マニュアルを飯田で知る

折りしも、社保庁の「年金裏マニュアル」の存在が明らかになり、年金問題がクローズアップされた今、実にタイムリーな来訪です。
「社名ヒント出すな」社保庁が年金窓口に裏マニュアル 朝日新聞
◇ ◇
「どうなっている、どうする私たちの年金」
日時:2月9日 14:00~16:00
場所:シルクホテル 2F 大ホール
飯田市錦町1-10
問い合わせ先:0265-22-2480 加藤学事務所
無料送迎バスが出ます。
箕輪町役場12:00、伊那市役所前12:35、駒ヶ根駅前13:00
当日、長妻議員に答えてもらいたい質問もあらかじめ受け付けている。
FAX 0265-23-4498 に送信すればいい。
◇ ◇
年金裏マニュアルまで出して、多くの国民を悪人扱いする社保庁の実態を直接聞ける絶好のチャンス。
社保庁をスケープゴートに年金の失政を逃げ切ろうとする、自民党の諸悪を知るためには必見。
一票の重みが世の中を変える力となることを知った駒ヶ根市民は、次のチャレンジに動きましょう。
2008年01月24日
・お産の勉強「助産師を知る」
安心して安全な出産ができる環境を考える会(in 駒ヶ根)』の勉強会
◇ ◇
よりよいお産のための勉強会
助産師さんを活用しよう!
昭和伊南総合病院では、これまでのように出産ができなくなります。産前・産後を通して助産師さんをフルに活用することが、安心して出産をするためのポイントです。
日時 ・1月30日(水) 午前10:00~11:30 (9:40 開場)
会場 ・アルパ3階 多目的ホール
内容 ・助産師さんを囲んで話そう
どんな仕事の内容と状況?
何が悩み?
私たちに協力できることは?
・より良い出産のための心と体づくり
パネリスト 川手 幸子 (助産師 幸助産院)
真木 喜子 (助産師 昭和伊南総合病院)
ファシリテーター 小林 まゆみ (助産師)
主催 : 安心して安全な出産ができる環境を考える会(in 駒ヶ根)
共催 : 駒ヶ根市・駒ヶ根市教育委員会
協力 : 昭和伊南総合病院 上伊那助産師会 上伊那南部医師会 子育てサークル連絡会
* ご自身用のお茶のカップを持参して下さい。(お茶が出ます)
* 託児希望者は1月26日までに必ず申し込んで下さい(有料)
問い合わせ先 須田 81-5612
◇ ◇
医療として管理された病院の出産、子を産み育てることを充実させる助産院、どちらが自分に合っているのか知る機会です。
◇ ◇
よりよいお産のための勉強会
助産師さんを活用しよう!
昭和伊南総合病院では、これまでのように出産ができなくなります。産前・産後を通して助産師さんをフルに活用することが、安心して出産をするためのポイントです。
日時 ・1月30日(水) 午前10:00~11:30 (9:40 開場)
会場 ・アルパ3階 多目的ホール
内容 ・助産師さんを囲んで話そう
どんな仕事の内容と状況?
何が悩み?
私たちに協力できることは?
・より良い出産のための心と体づくり
パネリスト 川手 幸子 (助産師 幸助産院)
真木 喜子 (助産師 昭和伊南総合病院)
ファシリテーター 小林 まゆみ (助産師)
主催 : 安心して安全な出産ができる環境を考える会(in 駒ヶ根)
共催 : 駒ヶ根市・駒ヶ根市教育委員会
協力 : 昭和伊南総合病院 上伊那助産師会 上伊那南部医師会 子育てサークル連絡会
* ご自身用のお茶のカップを持参して下さい。(お茶が出ます)
* 託児希望者は1月26日までに必ず申し込んで下さい(有料)
問い合わせ先 須田 81-5612
◇ ◇
医療として管理された病院の出産、子を産み育てることを充実させる助産院、どちらが自分に合っているのか知る機会です。
2008年01月23日
・駒ヶ根市長選挙を総括する 2

選挙期間中(2008年1月13日~1月20日)に限っても訪れていただいた読者数は、
アクセス件数(PV) 16,000件
これを多いと見るか、少ないと見るか。
これまでの傾向では、休日のアクセス数が少ないので、官公庁や企業の職場からのアクセスが多かったようです。
その傾向は今回も現われ、 選挙戦明けの21日(月曜日)にはPV:4800を記録。
個人のパソコンよりも、職場のパソコンから皆さんが見ていてくれている傾向がさらに顕著になったとも受け取れます。
当然のことですが、不利な立場に追い込まれた北沢候補の関係者や駒ヶ根市職員労働組合員は、細部にわたってチェックしていたと思われます。
未確認情報ではありますが、選挙運動していた市職員から
「ブログに書かれたので北沢陣営の選挙運動員を伊那市職員に切り替えた」
と、聞き及んでいます。
さて、そこで今後問題となりそうなのが、負け組からの反撃。
これまでの駒ヶ根市では、これが怖くて市民は何もできなかったんです。
では、今回はどうやって防御するか。
実は、秘策があるんです・・・。 と、言いたいところですが、何もありません。
(あっても言わないのが作戦ともいえますが)
市民を守るべきは行政と警察のはずですから、これまでに明らかになった事実が社会規範や法に照らしてどのように判断されるか。
選挙で市民の審判が下ったのだから無罪放免、というわけにもいかないでしょう。
最低でも警告ぐらいは出していただいて、今後の選挙が公正に行われるように「くさび」を打ち込んでおいてもらいたい。
さらに、逆恨みが高じて、何らかの危害が加えられるようなら、次のカードを切るしかないでしょうね。
そのときはレッドカードになると思うので、逆恨みするほうも相当の覚悟がいると思うよ。
余談ですが、ここ数日のブログへのアクセス元に「shugiin.go.jp」、「sangiin.go.jp」というのが散見される。
当然ですが、駒ヶ根市役所はもちろんのこと、伊那市、長野県庁からも頻繁においでいただいている。
駒ヶ根の膿がきれいになる様子は、地方行政の中枢や国会からも監視されていることを逆恨みしたいと考えている方たちは知っておいてくださいね。