2016年09月29日
電気自動車は今がお買い得

充電インフラが拡充された割には世の中を走っているEVが少ない現状は、EVユーザーにとって恵まれた環境だ。
確かに、黎明期の自動車だからバッテリーの劣化など扱いづらい側面はあるが、不足する機能をユーザーが補って乗りこなす楽しみがある。
EVを乗りこなせなければPHV(PHEV)という選択肢もあるが、でかいガソリンエンジンを積んだ車をEVというのは無理がある。
BMW i3(レンジエクステンダー)は補充電専用の小さなエンジンを積んでいるだけだからEVの仲間と言えるが、エンジンの出力で直接間接を問わず走行可能な車はEVではないというのが日本のお役所(国土交通省)の認識だ。
でも、統計上は混ぜこぜにされてしまうところがおかしいと思う。
そんなEVは事業者にとっては、違う使い道があるという。
リンク先は高級車のテスラを会社の経費で乗ればお得感が出るという話。
「電気自動車が実は今こそ買い時と言える理由」
零細な自営業者にはできない芸当だが、リーフに乗ってからEV関連の調査事業を請け負うことがある関係で、これまで乗っていた車(ガソリン車)以上に経費へ計上できる比率が増えて、やっぱりお得になっている。
出来の悪いEVでもお得感があるのだから、これから世に出る優れたEVを買わない理由は無くなってくる。
2016年09月27日
SP851(AZ851)のピストンリング固着修理
2016年09月23日
駒ヶ根市内で水道事故が発生

市内の約8割に影響が出ている。
切石浄水場から配水されている上水(水道水)に灯油が混入している模様。
対象地域では水道水が使えず、給水車等による給水活動が行われている。
飲食店の一部では臨時休業に追い込まれている店舗もある。
(回転寿司屋のはま寿司など)
スーパーのボトル水は売り切れ状態。
給水所も長蛇の列になっているところがあり、水道事故地域外でも臨時に給水所を設けている。
明日から週末で家にいる機会が多い家庭では、かなり困る事態。
早期の復旧を願う。
2016年09月23日
駒ヶ根市のたるんだ危機管理

信州南部が大雨に見舞われている最中、駒ヶ根市の対応はあまりにもずさんだ。
気象庁から大雨警報が発っせられて、駒ヶ根市の危機管理係が市民にメール配信するまでに50分もの遅れがある。
駒ヶ根市の危機管理係がのんびりとしている間に、大雨警報の後に気象レーダーによる解析では一部で瞬間的だが一時間にあたりにすると80ミリを超える猛烈な雨が降った可能性がある。
危機管理の資格が全くない。
駒ヶ根市役所のやることだからだから仕方がないとあきらめるしかないところが残念だ。
2016年09月22日
30kWhバッテリーの交換サービス始まってます
日産では、すでに30kWhバッテリーの交換に応じている。
ただし、30kWh仕様のリーフに限っての話だが。
読者から寄せられた情報によると、リース契約の場合、36か月が月額23,300円で総額838,800円、60か月が月額14,700円で総額882,000円(税別)
24kWhの場合よりも微妙に安いが、ほぼ同程度になっている。
現金一括なら約81.3万円(税別75.3万円)だと思われる。
問題なのは、「24kWhから30kWhへの交換はできません」との但し書き(Q&Aに記載されている)
今でも24kWhなら新品のバッテリーに約66万円(税別61万円)で交換できる。
いつ始まるか判らず、約15万円高い30kWhバッテリーへのレトロフィット交換サービスが始まるまで待たないという選択もありだ。
30kWhバッテリーが理想的な性能であって、24kWhバッテリーに比べて格段に優れているなら待ちたくなる。
しかし、30kWhリーフの初期ロットで、そろそろセグ欠けしそうな車もあるというから、過大な期待はしない方が良さそうだ。
24kWhリーフと同様に短距離用途だと劣化が早まる欠陥は改善されていないのかもしれない。
ゴーンの認識で30kWhリーフは「航続距離拡大に向けた最初のステップ」に過ぎない。
ステップが何段階で、最上階はどこになるのか、早めにイメージさせてくれると車の買い替えサイクルの目途が立て易いのだが。
ただし、30kWh仕様のリーフに限っての話だが。
読者から寄せられた情報によると、リース契約の場合、36か月が月額23,300円で総額838,800円、60か月が月額14,700円で総額882,000円(税別)
24kWhの場合よりも微妙に安いが、ほぼ同程度になっている。
現金一括なら約81.3万円(税別75.3万円)だと思われる。
問題なのは、「24kWhから30kWhへの交換はできません」との但し書き(Q&Aに記載されている)
今でも24kWhなら新品のバッテリーに約66万円(税別61万円)で交換できる。
いつ始まるか判らず、約15万円高い30kWhバッテリーへのレトロフィット交換サービスが始まるまで待たないという選択もありだ。
30kWhバッテリーが理想的な性能であって、24kWhバッテリーに比べて格段に優れているなら待ちたくなる。
しかし、30kWhリーフの初期ロットで、そろそろセグ欠けしそうな車もあるというから、過大な期待はしない方が良さそうだ。
24kWhリーフと同様に短距離用途だと劣化が早まる欠陥は改善されていないのかもしれない。
ゴーンの認識で30kWhリーフは「航続距離拡大に向けた最初のステップ」に過ぎない。
ステップが何段階で、最上階はどこになるのか、早めにイメージさせてくれると車の買い替えサイクルの目途が立て易いのだが。
2016年09月19日
30年以内に仕事をAIに奪われる
2045年には労働人口は一割に減少するといわれている。
すでに現象は始まっている。
「30年以内に仕事をAIに奪われる」会社員6割が危機感 R25 8月15日
生活の糧を得ることができない人口が確実に増えていく。
労働の機会を与えられない者が生きていくためにはベーシックインカムの導入が必須になる。
政治家にはベーシックインカムの知識が求められ、有権者はベーシックインカムに精通する政治家に投票することで自らの生活保証を得られることを自覚する必要がある。
ベーシックインカムで金銭的には保証されても労働の機会を与えられなければ「やることがない」状況に陥ってしまう。
生きる意義に真剣に向き合う社会になるだろう。
金のために雇われて働いている人たちは、自分の将来を危惧した方がいいと思う。
すでに現象は始まっている。
「30年以内に仕事をAIに奪われる」会社員6割が危機感 R25 8月15日
生活の糧を得ることができない人口が確実に増えていく。
労働の機会を与えられない者が生きていくためにはベーシックインカムの導入が必須になる。
政治家にはベーシックインカムの知識が求められ、有権者はベーシックインカムに精通する政治家に投票することで自らの生活保証を得られることを自覚する必要がある。
ベーシックインカムで金銭的には保証されても労働の機会を与えられなければ「やることがない」状況に陥ってしまう。
生きる意義に真剣に向き合う社会になるだろう。
金のために雇われて働いている人たちは、自分の将来を危惧した方がいいと思う。
2016年09月18日
各社2017モデルEVは横並び

シボレーの新型EV「ボルト」が発表された。
航続距離は386kmで日本円で383万円だという。
先に予約販売が始まったテスラのモデル3は350km以上で400万円。
こちらはオートパイロットが標準装備されるようだ。
現行の30kWhリーフで迎え撃たなければならない日産に勝ち目はない。
劣勢を挽回するための40kWhリーフの販売は2018年だというし、後発なのに性能上の優位は伝えられていない。
このままだとEVメーカーの勢力図は2017年に大きく塗り替えられそうだ。
日産が手をこまねいていれば三番手に下がることが予想される。
世界各地に累計で35万台走っているリーフは数年で鉄くずと廃バッテリーになってしまう。
新型の走行用リチウムイオンバッテリーの載せ換えサービスが始まれば、2018年以降まで乗り続けることも可能だが、サービス開始の発表が遅くなるほどに現リーフユーザーが他車に乗り替えてしまうだろう。
日産は万全を期してギリギリまで新しい情報を提供しない。
失敗を恐れているのだろうが、リスクがあってもテスラが支持されているEV市場の実情を分かっていない。
新型EVは、これこれの性能を目指して何年何月に発売する予定で、それまで現車に乗り続けられるように、何月からバッテリー載せ換えサービスを始める予定という感じで、不確定な「予定」でいいのだから期待をいだかせることが重要だと思う。
2016年09月16日
30kWhバッテリー載せ換えへカウントダウン
根も葉もない噂だが、30kWhバッテリーへの載せ換えが話題になることが増えている。
噂の要点をまとめると、
・24kWhバッテリーは受注生産に切り替わる
・30kWhバッテリーが標準化される
・載せ換え用のバッテリーも30kWhが基本的に提供される
・切り替わりの時期は年末から来年初頭の見込み
・一部(東京?)の日産店舗では、新バッテリーへの載せ換えに着手したとの噂もあり。
日産の公式ユーザーサイトにも30kWhへの載せ換え要望がたくさん投稿されているから、日産にはユーザーの声が届いている。
【30kWh車に買いかえたい?】
また、モーターショーなどでの日産エンジニアの発言から30kWhのレトロフィットは可能である。
そもそも、数か月前に時期は未確定だが24kWhを超えるバッテリーの載せ換えを日産が準備していることは報道されている。
確信は持てないが、来年春ごろには30kWhへの載せ換えができる環境になっているものと予想している。
載せ換えて5年乗れば次世代EVを選べるようになっているだろう。
ゼロエミッションを謳う車だから、性能を向上させながら乗り続けるという選択肢も必要だ。
ナビやブレーキ制御のソフトも更新して、旧車を生まれ変わらせる技術の日産になって欲しい。
噂の要点をまとめると、
・24kWhバッテリーは受注生産に切り替わる
・30kWhバッテリーが標準化される
・載せ換え用のバッテリーも30kWhが基本的に提供される
・切り替わりの時期は年末から来年初頭の見込み
・一部(東京?)の日産店舗では、新バッテリーへの載せ換えに着手したとの噂もあり。
日産の公式ユーザーサイトにも30kWhへの載せ換え要望がたくさん投稿されているから、日産にはユーザーの声が届いている。
【30kWh車に買いかえたい?】
また、モーターショーなどでの日産エンジニアの発言から30kWhのレトロフィットは可能である。
そもそも、数か月前に時期は未確定だが24kWhを超えるバッテリーの載せ換えを日産が準備していることは報道されている。
確信は持てないが、来年春ごろには30kWhへの載せ換えができる環境になっているものと予想している。
載せ換えて5年乗れば次世代EVを選べるようになっているだろう。
ゼロエミッションを謳う車だから、性能を向上させながら乗り続けるという選択肢も必要だ。
ナビやブレーキ制御のソフトも更新して、旧車を生まれ変わらせる技術の日産になって欲しい。
2016年09月12日
海の幸を求めて上越へプチドライブ
9月9日(金)
美味しい魚が食べたいと思って日本海へ買い出しドライブ。
400kmを少し超えるプチドライブだから高速道路を使わない下道でも楽々日帰りできる。
先月、一日で800kmを走ったことで経験値が上がって、約半分の距離はプチドライブの範囲になりました。

・走行距離:428 km
・平均電費:10.4 km/kWh
・経路充電回数:3 回
-----------------------
【自宅→長野日産中御所店】
・距離:134km
・電費:12.1km/kWh
・バッテリー残量:■■■ ■■■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■

平日だから長野市内で通勤渋滞に巻き込まれないように6時台に通過しようと未明に自宅を出発。
長野日産中御所店に着いたのはちょうど6時。
隣にセブンイレブンがあって充電中の朝食に都合がいい。
最初の目的地は上越市の高田駅前で開催される朝市「4・9の市」だったのだが、閑散としていて期待外れですぐに退散。

朝市がだめでも新鮮な魚は地元のスーパーが狙い目。
早朝から営業している原信でメギスとカマスを仕入れ、下ごしらえまでしてもらった。
車載冷凍庫のスイッチオン!

以前から行きたいと思っていた「さかなや魚勢」にやっと来れた。
活きのいい魚がズラーッと並んでいる。
タタキにちょうど良さそうな小アジを仕入れる。

上越のガイドブックで見つけた調理器具のアウトレット店にも寄る。
いろんな調理器具が並んでいるし、包丁だけでもすごい数。
娘から頼まれたスプーンや計量器具を仕入れる。


【長野日産中御所店→道の駅マリンドーム能生】
・距離:106km
・電費:12.0km/kWh
・バッテリー残量:□□□ □□■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■

道の駅マリンドーム能生で充電しながら魚の買い出しと昼食。
44kWの大型充電器で、充電時間も60分まで自由に設定できる。
平日で空いているからたっぷり充電させてもらう。
鮮魚コーナーでカニを試食させてもらったが、買ったのは網エビや小女子などの乾物。
すでに車載冷凍庫が満杯ですから。
休日はすごい混雑するようだけどお昼時でも食堂は客がわずか。
ペッパーが案内してたけど違和感あり。
接客をロボットや機械で代行してコスト削減しているから雰囲気は良くないが味は良かった。
1200円の刺身定食は割安感たっぷり。


買い出しドライブではあるけれど、少しは観光名所も見ておこうと弁天岩へ立ち寄る。
風が強く、波しぶきがあるから、日本海らしさがあった。

道の駅能生でたっぷり充電したものの帰宅には188kmあって経路充電は必須。
経路充電を一回で済ませるために、事前に電費シミュレータで綿密に計算して「道の駅・安曇野松川」に設定。
峠でもないのに標高850メートルくらいまで上る辺りは、バッテリーが劣化した10セグリーフには優しくない。
【道の駅マリンドーム能生→道の駅・安曇野松川】
・距離:102km
・電費:8.5km/kWh
・バッテリー残量:□■■ ■■■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■

松本市内で通勤帰りの渋滞に巻き込まれたが、山側の抜け道に逃れて、後はスイスイ。
夕暮れ前に帰宅できた。
【道の駅・安曇野松川→自宅】
・距離:86km
・電費:10.3km/kWh
・バッテリー残量:□□□ □■■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■
-----------------------
428kmの距離を経路充電3回で済ませられた。
起伏の激しい信州の道路を、途中で雨になったり通勤渋滞に巻き込まれ、車載の冷凍庫は駐車中も常時作動していたものの平均電費は10.4km/kWhを記録。
車としての省エネ性能は、かなり優秀なところまで高められていると実感。
長野市内の日産に到着した時のメーター表示は走行距離が134kmで残距離が14kmあった。(電費は12.1km/kWh)
電欠ギリギリまでなら満充電で160km走れる。
バッテリー容量は76%しかない10セグleafでも、寒ささえなければ遠出に支障はない。
美味しい魚が食べたいと思って日本海へ買い出しドライブ。
400kmを少し超えるプチドライブだから高速道路を使わない下道でも楽々日帰りできる。
先月、一日で800kmを走ったことで経験値が上がって、約半分の距離はプチドライブの範囲になりました。

・走行距離:428 km
・平均電費:10.4 km/kWh
・経路充電回数:3 回
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【自宅→長野日産中御所店】
・距離:134km
・電費:12.1km/kWh
・バッテリー残量:■■■ ■■■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■

平日だから長野市内で通勤渋滞に巻き込まれないように6時台に通過しようと未明に自宅を出発。
長野日産中御所店に着いたのはちょうど6時。
隣にセブンイレブンがあって充電中の朝食に都合がいい。
最初の目的地は上越市の高田駅前で開催される朝市「4・9の市」だったのだが、閑散としていて期待外れですぐに退散。

朝市がだめでも新鮮な魚は地元のスーパーが狙い目。
早朝から営業している原信でメギスとカマスを仕入れ、下ごしらえまでしてもらった。
車載冷凍庫のスイッチオン!

以前から行きたいと思っていた「さかなや魚勢」にやっと来れた。
活きのいい魚がズラーッと並んでいる。
タタキにちょうど良さそうな小アジを仕入れる。

上越のガイドブックで見つけた調理器具のアウトレット店にも寄る。
いろんな調理器具が並んでいるし、包丁だけでもすごい数。
娘から頼まれたスプーンや計量器具を仕入れる。


【長野日産中御所店→道の駅マリンドーム能生】
・距離:106km
・電費:12.0km/kWh
・バッテリー残量:□□□ □□■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■

道の駅マリンドーム能生で充電しながら魚の買い出しと昼食。
44kWの大型充電器で、充電時間も60分まで自由に設定できる。
平日で空いているからたっぷり充電させてもらう。
鮮魚コーナーでカニを試食させてもらったが、買ったのは網エビや小女子などの乾物。
すでに車載冷凍庫が満杯ですから。
休日はすごい混雑するようだけどお昼時でも食堂は客がわずか。
ペッパーが案内してたけど違和感あり。
接客をロボットや機械で代行してコスト削減しているから雰囲気は良くないが味は良かった。
1200円の刺身定食は割安感たっぷり。


買い出しドライブではあるけれど、少しは観光名所も見ておこうと弁天岩へ立ち寄る。
風が強く、波しぶきがあるから、日本海らしさがあった。

道の駅能生でたっぷり充電したものの帰宅には188kmあって経路充電は必須。
経路充電を一回で済ませるために、事前に電費シミュレータで綿密に計算して「道の駅・安曇野松川」に設定。
峠でもないのに標高850メートルくらいまで上る辺りは、バッテリーが劣化した10セグリーフには優しくない。
【道の駅マリンドーム能生→道の駅・安曇野松川】
・距離:102km
・電費:8.5km/kWh
・バッテリー残量:□■■ ■■■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■

松本市内で通勤帰りの渋滞に巻き込まれたが、山側の抜け道に逃れて、後はスイスイ。
夕暮れ前に帰宅できた。
【道の駅・安曇野松川→自宅】
・距離:86km
・電費:10.3km/kWh
・バッテリー残量:□□□ □■■ ■■■ ■■■→□□□ □□□ □□□ □□■
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428kmの距離を経路充電3回で済ませられた。
起伏の激しい信州の道路を、途中で雨になったり通勤渋滞に巻き込まれ、車載の冷凍庫は駐車中も常時作動していたものの平均電費は10.4km/kWhを記録。
車としての省エネ性能は、かなり優秀なところまで高められていると実感。
長野市内の日産に到着した時のメーター表示は走行距離が134kmで残距離が14kmあった。(電費は12.1km/kWh)
電欠ギリギリまでなら満充電で160km走れる。
バッテリー容量は76%しかない10セグleafでも、寒ささえなければ遠出に支障はない。

2016年09月08日
真夏の長距離走行でも電池温度をレッドゾーンに入れない走り方 5
日産の電気自動車リーフの電池オーバーヒート対策を紹介するシリーズも最終回。
東北一周2150kmの旅で得られた復路の充電データから、充電器の出力と電池残量が電池温度の上昇に与える影響について考察する。
図-7に復路の充電における充電所データを示す。
ここに、SOCとは電池残量、( )内のkWは充電器の最大出力、充電施設名上のkWhは充電量、グラフの縦部分脇の温度は電池温度の上昇幅を表す。
<図-7>

表-1に米山SAまでの充電器のデータをまとめた。
ここに、「温度上昇比」とは電池温度の上昇値を充電量で割った(除した)ものである。
<表-1>

この状態では数字が示す意味が理解しにくいので、温度上昇比順に並び替えたものが表-2。
<表-2>

この表では、温度上昇比が小さい、すなわち電池の温度が上がりにくい充電器の順に並んでいる。
特徴として、
・最も温度上昇比の小さい道の駅相馬は、最大出力は最も低いが充電量は多く、電池残量(SOC)が比較的少ない。
・次に温度上昇比の小さい黒埼PAは、最大出力が高く充電量も多いが、SOCは少ない。
・ファミマ田村都路店は、最大出力は高くないがSOCが多いことにより温度上昇比も大きくなっている。
・日産福島会津店は最大出力が最も高く、SOCも多めであることから温度上昇比が最大。
ここから分かることは、
1.最大出力が低い充電器は温度上昇しにくい。(最大出力の高い充電器は温度上昇しやすい)
2.電池残量(SOC)が少ない方が温度上昇しにくい。(電池残量が多い方が温度上昇しやすい)
これらの特徴を生かして電池温度の上昇を抑えるには、電池残量をできる限り少なくしてから最大出力の低い充電器で充電する方法が最善だと考えられる。
例としては、そろそろ電池残量が少なく(電池残量計2~3セグ)なってきたから日産で経路充電したくなる気持ちを抑えて、もう少し先のコンビニまで距離を延ばして電池残量をさらに減らして(1セグ以下)にしてから充電した方が電池温度が上がらない。
もちろんだが、電池残量がたっぷりある状態での継ぎ足し充電は、電池温度は上がるし時間も無駄になる。
ロングドライブで電池(走行用リチウムイオンバッテリー)の状態を制御しながら経路充電を繰り返すのはかなり高度な充電術になるから一部のユーザーだけに限られるだろうが、リーフの欠陥である電池のオーバーヒートを抑制する技として参考にして欲しい。
東北一周2150kmの旅で得られた復路の充電データから、充電器の出力と電池残量が電池温度の上昇に与える影響について考察する。
図-7に復路の充電における充電所データを示す。
ここに、SOCとは電池残量、( )内のkWは充電器の最大出力、充電施設名上のkWhは充電量、グラフの縦部分脇の温度は電池温度の上昇幅を表す。
<図-7>

表-1に米山SAまでの充電器のデータをまとめた。
ここに、「温度上昇比」とは電池温度の上昇値を充電量で割った(除した)ものである。
<表-1>

この状態では数字が示す意味が理解しにくいので、温度上昇比順に並び替えたものが表-2。
<表-2>

この表では、温度上昇比が小さい、すなわち電池の温度が上がりにくい充電器の順に並んでいる。
特徴として、
・最も温度上昇比の小さい道の駅相馬は、最大出力は最も低いが充電量は多く、電池残量(SOC)が比較的少ない。
・次に温度上昇比の小さい黒埼PAは、最大出力が高く充電量も多いが、SOCは少ない。
・ファミマ田村都路店は、最大出力は高くないがSOCが多いことにより温度上昇比も大きくなっている。
・日産福島会津店は最大出力が最も高く、SOCも多めであることから温度上昇比が最大。
ここから分かることは、
1.最大出力が低い充電器は温度上昇しにくい。(最大出力の高い充電器は温度上昇しやすい)
2.電池残量(SOC)が少ない方が温度上昇しにくい。(電池残量が多い方が温度上昇しやすい)
これらの特徴を生かして電池温度の上昇を抑えるには、電池残量をできる限り少なくしてから最大出力の低い充電器で充電する方法が最善だと考えられる。
例としては、そろそろ電池残量が少なく(電池残量計2~3セグ)なってきたから日産で経路充電したくなる気持ちを抑えて、もう少し先のコンビニまで距離を延ばして電池残量をさらに減らして(1セグ以下)にしてから充電した方が電池温度が上がらない。
もちろんだが、電池残量がたっぷりある状態での継ぎ足し充電は、電池温度は上がるし時間も無駄になる。
ロングドライブで電池(走行用リチウムイオンバッテリー)の状態を制御しながら経路充電を繰り返すのはかなり高度な充電術になるから一部のユーザーだけに限られるだろうが、リーフの欠陥である電池のオーバーヒートを抑制する技として参考にして欲しい。