2011年10月31日
・欄間窓の高断熱化

採光のためについているものの断熱の上からは塞ぎたい。
塞いでも単純開口率は41%あるから十分だろう。
思い切ってサッシを外すことにした。
サッシを外したところにカネライトの30ミリ厚を隙間なく入れる。
引き違いだから二層になる。
さらに室内側に30ミリの発泡スチロールも入れて断熱層の厚さは90ミリ。
外は中空のポリカーボネートを網戸のレールを利用して取り付け、室内側は・・・、何で仕上げようか。
防犯性も考慮しないといけないし。
室外側は遮光しないとカネライトが劣化するので、カネライトの表面にアルミホイルを貼り付ける予定。
熱貫流率(W/m2・K)は6.5から0.4へと向上するので、熱損失を94%も削減できる。
2011年10月30日
・浴室照明をLED化

これまでは30wの蛍光灯器具。
LED化したことで消費電力は1/5に激減。
さらに大きく変わるのが寿命です。
蛍光灯は6000時間ですが、点滅で一時間短縮する。
先日、ランプが切れた時には、点灯時間が2300時間なのに、点滅で3800時間分の寿命を使ってしまっていました。
これではもったいない。
頻繁に点滅するところには、点滅が寿命に影響しないLEDが最適。
電球と密閉器具で2500円くらいだから、蛍光管を五回交換すれば元が取れる。
電気代も一年で600円くらいは安くなるので、さらにお徳。
実質的には、3年で元が取れてしまう。
LED電球の交換時期は約40年後なので、私が生きている間には交換しなくていいかもしれません。
2011年10月29日
・さようなら、藁切カッター

長いままではトラクターが巻き込んでしまうので、短くカットする。
そのための機械が藁切りカッター。
なんと自作です。
スクラップの藁切りカッターの部品をかき集めて組み立て、動かなくなっていたエンジンをもらってきて再生してくっつけたもの。
あまりにもボロなので、私以外ではエンジンを掛けるのはまず無理という代物。
製作して4年目だが、すでに寿命を迎えていたもので構成されているから、動いていることが奇跡に近い。
通常なら部品を交換すれば性能が復帰するが、交換部品を受け付けないほど原型から遠ざかっているから使えるところまで使って後は鉄くずになる運命でした。
今年の作業中に完全に壊れました。
スクラップから再生して、4年間機械として活躍してくれたことに感謝。
2011年10月28日
・断熱リフォームがひと区切り

外壁の耐震化工事に使った端材を利用しました。
相欠きにしてフィニッシュネイルで取り付けます。
長さを切り揃える前に板を並べる順番を決める。
柾目と板目が混在しているので、左右のバランスを整えるためです。
陽に焼けてしまえば判らなくなるのですが、しばらくは気になるので。
周り縁がまだですが、他の壁も板で仕上げなければならないので、どちらを先にやろうか悩ましい。
窓上の小壁には断熱材を入れてないので、明日、天井に上がって籾殻を充填します。
これで、断熱化する予定の壁はすべて終了。
ちなみに、この壁の断熱性能(熱貫流率)は0.49(W/m2・K)。
驚くほどの数値ではありませんが、無断熱のときの5倍程度に断熱性が高まっています。
この断熱化が終わった段階で、家全体の断熱性能は次世代省エネ基準の95%までになる。
残り5%が厳しい。
絞りきったボクサーの減量のようなもので、簡単に落とせるところがない。
2011年10月27日
・24時間無停電電源のバッテリーが不調

24時間無停電電源の電圧が低下した。
ついさっき、ガクッと下がった。
こうしてパソコンをいじっている目の前に電圧計があるので、常時監視していてよかった。
特に大きな負荷をかけたわけではないし、バッテリー直結でインバーターなどはないから、バッテリーの不調だ。
やっぱり密閉型を24時間連続で使うのは無理があったようです。
密閉型のディープサイクルバッテリーだから手の施しようがない。
すぐに、オークションで新たなバッテリーを入手しました。
たまたま、検査済みの再生バッテリーの安いのが出品されてました。
ラッキー!!
右の画像は、新たに入手したものと同種で、すでに設置済みのGSユアサのディープサイクルEB100 GrandStar。
これはすでに2個設置済みで性能は折り紙付。
ただし、補水が面倒なんです。
ちなみに、壊れた(と思われる)密閉型バッテリーはACDelcoのM27MF Voyager 主にマリン用です。
2011年10月26日
・玄関脇壁の断熱化

何を入れるかでずーっと悩んでいた。
天井から籾殻を流し込んでも、小窓下に充填できないところができるし、GWを入れようとすれば内壁を剥がさなければならない。
思い切って内壁と下地の木材を除去しました。
見えるのは外壁の下地です。
その外側はモルタル仕上げですが、もちろん外断熱ではありません。
内壁を剥がしたら隠れていたアルミサッシの枠が見えましたが、びっしりと結露。
外気が入り込んでいました。
気密化と断熱化の両方が必要です。
アルミサッシ枠が内部結露していた部位は、結露していた面に両面テープで発泡スチロールを貼り付けました。
隙間はシリコンシールで目貼り。
これで、アルミサッシの表面に水分が到達しないから結露しない。

これを防止するために、床下部分には籾殻を充填し、細かな隙間には発泡スチロールを隙間に合わせて加工して詰め込む。
床下は開放になっていたので、新聞紙をくしゃくしゃにして詰め込んで、籾殻がこぼれないようにした。
縦胴縁の間隔が430ミリの場所があってグラスウールの幅が不足する。
30ミリ厚の発泡スチロールで入れ込んで幅を400ミリへ。
以上、すべて廃材で材料費はゼロ円。
作業は、明日も続く。
2011年10月25日
・原発のコストはkwあたり180円だけど1円に見せかける
原発の発電コストは一体いくらなのか?
国の原子力委員会の「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」は25日、原発事故で上昇する発電コストは1 キロワット 時当たり、0・1~1円とすることで合意した。
これまで他の電源と経済性を比較するコスト試算の際に含んでいなかった事故の損害費用を初めて求めた。従来の試算コストに上乗せとなる。
東京電力福島第1原発を参考に損害費用を試算したが、現段階では除染費用は一部しか含んでいないなど、損害が過小評価だとの批判もある。
原子力委事務局は第1原発のような過酷事故が500年に1回起きる場合は1 キロワット 時当たり1・2円、10万年に1回の場合は0・0046円との試算結果を示し、小委員会は、その中間の費用を採用した。
政府のエネルギー・環境会議に報告、火力や再生可能エネルギーなど他の電源のコストとの比較に使われる。試算結果は参考値とする。
通常、発電コストは発電所の建設費、燃料費、運転維持費などを足した総費用を、出力と稼働時間を掛け合わせた発電総量で割り、1 キロワット 時当たりの単価を求める。
福島第1原発事故で、総費用には事故費用の加算が必要との意見が強まった。事務局は第1原発事故を参考に、出力120万 キロワット の原発の事故を想定。事故費用を3兆8878億円と見積もり、この原発を40年間、稼働率60~80%で運転した場合の総発電量で割った。さらに事故発生頻度を、第1原発事故を考慮した「500年に1回」と、国際原子力機関(IAEA)の安全目標の「10万年に1回以下」で試算した。
結果は、特定の原発の発電コストではなく、日本の一般的な原発の発電コストとして扱われる。
ただ第1原発事故で、除染で出た放射性廃棄物の中間貯蔵施設や、森林の除染費用は含めておらず、今後の状況により見直すという。
小委員会メンバーの原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「損害費用が少なすぎる。48兆円に達する」として事故コストは1 キロワット 時12~16円と主張した。
発電コストは近年、研究者やシンクタンクなどが原子力は1 キロワット 時7~12円程度と試算、石炭火力や天然ガス火力と大差ないとの結果が多い。
また使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムを取り出して利用する核燃料サイクルの費用と、再処理せず地中に埋めて直接処分する費用の試算結果も比較。再処理すると1 キロワット 時1・98円、直接処分は1~1・02円と再処理の方が約1円高い結果になった。 =2011/10/25 日刊スポーツ=
◇ ◇
なんじゃこりゃ!
事故コストは1キロワット時当たり1・2円?
計算するのも馬鹿らしいが、前提がとんでもない。
事故の発生頻度が500年に一回だと。
福島第一原子力発電所は、稼動期間が40年で今回の事故を起したんだぞ。
被害額は4兆円と安く見積もって、とにかく原発は安いエネルギーだと言いたんだな。
日本経済研究センターの試算では、事故処理費用は最大で20兆円。
(500÷40)×(20÷4)×1.2円=75円
小学生が計算しても原発の事故コストは75円になるぞ。
めっちゃ高い!! 太陽光発電の二倍だ。
原子力資料情報室の伴英幸共同代表は損害費用を48兆円と試算しているので、事故コストは1キロワット時当たり180円になる。
これを一円に見せかけるために、マスコミを総動員して報道しているのが上の記事内容。
電力マネーに牛耳られた新聞やテレビの報道は、眉唾だと思って接して間違いないでしょうね。
国の原子力委員会の「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」は25日、原発事故で上昇する発電コストは1 キロワット 時当たり、0・1~1円とすることで合意した。
これまで他の電源と経済性を比較するコスト試算の際に含んでいなかった事故の損害費用を初めて求めた。従来の試算コストに上乗せとなる。
東京電力福島第1原発を参考に損害費用を試算したが、現段階では除染費用は一部しか含んでいないなど、損害が過小評価だとの批判もある。
原子力委事務局は第1原発のような過酷事故が500年に1回起きる場合は1 キロワット 時当たり1・2円、10万年に1回の場合は0・0046円との試算結果を示し、小委員会は、その中間の費用を採用した。
政府のエネルギー・環境会議に報告、火力や再生可能エネルギーなど他の電源のコストとの比較に使われる。試算結果は参考値とする。
通常、発電コストは発電所の建設費、燃料費、運転維持費などを足した総費用を、出力と稼働時間を掛け合わせた発電総量で割り、1 キロワット 時当たりの単価を求める。
福島第1原発事故で、総費用には事故費用の加算が必要との意見が強まった。事務局は第1原発事故を参考に、出力120万 キロワット の原発の事故を想定。事故費用を3兆8878億円と見積もり、この原発を40年間、稼働率60~80%で運転した場合の総発電量で割った。さらに事故発生頻度を、第1原発事故を考慮した「500年に1回」と、国際原子力機関(IAEA)の安全目標の「10万年に1回以下」で試算した。
結果は、特定の原発の発電コストではなく、日本の一般的な原発の発電コストとして扱われる。
ただ第1原発事故で、除染で出た放射性廃棄物の中間貯蔵施設や、森林の除染費用は含めておらず、今後の状況により見直すという。
小委員会メンバーの原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「損害費用が少なすぎる。48兆円に達する」として事故コストは1 キロワット 時12~16円と主張した。
発電コストは近年、研究者やシンクタンクなどが原子力は1 キロワット 時7~12円程度と試算、石炭火力や天然ガス火力と大差ないとの結果が多い。
また使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムを取り出して利用する核燃料サイクルの費用と、再処理せず地中に埋めて直接処分する費用の試算結果も比較。再処理すると1 キロワット 時1・98円、直接処分は1~1・02円と再処理の方が約1円高い結果になった。 =2011/10/25 日刊スポーツ=
◇ ◇
なんじゃこりゃ!
事故コストは1キロワット時当たり1・2円?
計算するのも馬鹿らしいが、前提がとんでもない。
事故の発生頻度が500年に一回だと。
福島第一原子力発電所は、稼動期間が40年で今回の事故を起したんだぞ。
被害額は4兆円と安く見積もって、とにかく原発は安いエネルギーだと言いたんだな。
日本経済研究センターの試算では、事故処理費用は最大で20兆円。
(500÷40)×(20÷4)×1.2円=75円
小学生が計算しても原発の事故コストは75円になるぞ。
めっちゃ高い!! 太陽光発電の二倍だ。
原子力資料情報室の伴英幸共同代表は損害費用を48兆円と試算しているので、事故コストは1キロワット時当たり180円になる。
これを一円に見せかけるために、マスコミを総動員して報道しているのが上の記事内容。
電力マネーに牛耳られた新聞やテレビの報道は、眉唾だと思って接して間違いないでしょうね。
2011年10月24日
・今年もハルユタカの無農薬栽培に着手

小麦の品種は国産では稀な強力粉が採れるハルユタカです。
播種は古ーい播種機を使います。
蒔き溝を掘って、種を計量して蒔き、土を寄せて種を埋め、転圧、の一連の作業をものすごくアナログな機構でこなします。
古くても手で蒔くのに比べたら、ものすごく短時間です。
これから冬を超え、来年の梅雨時に収穫期を迎えます。
数ある小麦の品種の中でも最も栽培が困難な品種といわれています。
だから収穫予想が立てられません。
多ければ150kgくらいは採れますが、少なければ60kgになることもある。
後は神のみぞ知る・・・、です。
無農薬有機で栽培して、天日乾燥で仕上げたハルユタカは、日本中探しても入手は難しいでしょうね。
栽培が難しいといわれても自分で食べたいから、工夫して育てています。
もし、どうしてもハルユタカの小麦粉が欲しい方は、ご連絡ください。
収穫に余裕が生じた場合に限りお分けすることもできると思いますので。
2011年10月23日
・ヘクソカズラは名に似合わず綺麗

屁に糞が付くというのだから無理がある。
無理を承知で臭さを誇張したかったんでしょうな。
しかし、花や実は美しい。
干して水分を飛ばした果実、または生の実は薬用となり、しもやけ、あかぎれに効用があるという。
蔓は紐の代わりにもなる。
見てよし、使ってよし。
無理に臭くなるように仕向けなければ好ましい草なんだが、ヘクソなんだよね。
2011年10月22日
・中央アルプスに沿って高速道路雲

これほどの規模の「高速道路雲」は珍しい。
行楽帰りの車列の排気ガスの影響だろうか。
今日は、駒ヶ根市内で消費生活展が開催され、電気自動車に試乗して来た。
感想は、「使えない。」
乗車感も良くない。
当たり前だけど、我が家の電動バイクと似たような挙動だ。
遠出ができないのが最大の難点ですね。
高速道路を充電しながら走行できない。
電気自動車は街乗り限定車といってもいい。
燃料電池車などの化石燃料を使わない車が実用化されるまではPHVが現実的な選択かもしれない。