2007年05月31日

・田中前長野知事が参院選出馬

新党日本 田中康夫前長野県知事(51)は31日、夏の参院選比例代表に、自身が代表を務める新党日本の候補として出馬する意向を固めた。

同党関係者が明らかにした。同党のほかの参院選候補の発表と併せ、6月4日に正式表明する考えだ。


 田中氏は3選を目指した昨年8月の長野県知事選で落選したが、その後も同党代表として政治活動を続け、参院選出馬の可能性などを検討していた。

同党の国会議員は現在、衆参に1人ずつ。

時事通信 2007/05/31-13:16

     ◇          ◇

未だに長野県内に多くの信者を持つ田中氏が、やっと国政の場に立とうと決意したようです。

私の彼に抱いているイメージは、「孫悟空」なので、一国会議員としてなら存分に暴れまわれると思います。


ただし、誰かが、お釈迦様の役を果たさないと、暴走して国民からも見放される危険性があるので心配です。

結婚して家庭を持ち、子どもを育てれば、もっとすばらしい政治家になれると思っていますが、お釈迦様となるべき奥さん候補はいないのかな?  
Posted by komachan at 14:45Comments(0)政治一般

2007年05月31日

・Yahoo!BBにうんざり

ヤフーBBから執拗なセールスが続いていて閉口させられています。

「駒ヶ根で新しいサービスを始めたから、2ヶ月間試してください」という内容なのですが、代理店と称するところから電話が入ります。


 ヤフーBBのADSLは以前にも試験してみたのですが、我が家が基地局から数キロ離れているために十分な通信速度を確保できませんでした。

セールスの電話にも、「実情」を説明するのですが、
私どももご案内するかには、調査に基づいて責任あるご案内をさせていただいております。
お客様宅の通信速度は十分に発揮できることを確認しておりますので、是非お試しください。
と、下調べをしてから電話していることを強調する。

 調べられていることが自体、気分が悪いが、通信速度が速くなるならばと「じゃあ試してみます」と承諾してしまった。


 ところが、それでも数日してから別の代理店から「お試しいただけませんか」とセールの電話が入る。

顧客獲得には必死だが、獲得した顧客にはぞんざいな一面が出ている。


 昨日、モデムが到着したので、50M Revoという下り最大50.5Mbpsの高速通信を体験してみました。

結果は、0.7Mbps・・・。

リーチDSLよりも遅い、最大速度の70分の一という悲惨な通信速度に終わっていました。

どこが「十分に調査した」だか。


 ただし、BBフォンは利用価値がありますね。

妻は早速、実家に「無料長電話」を堪能していました。


2ヶ月間ではありますが、電話代が節約できるだけ、誘いに乗って無駄なヤフーBBを試した甲斐がありそうです。  
Posted by komachan at 09:35Comments(2)社会問題

2007年05月30日

・須坂でも風力反対

須坂市の峰の原高原に計画されている風力発電施設について、計画に反対する市民団体・「根子岳風力発電を考える連絡協議会」のメンバーおよそ10人が全国から集めた1万1500人余りの反対署名を三木市長に提出しました。

これに対し、三木市長は「署名は重く受け止め慎重に検討したい」と述べました。

反対署名を提出したのは、県自然保護連盟や長野イヌワシ研究会など9団体の代表者です。


この計画は峰の原高原に東京の会社が高さ107メートルの風車を十数基建設するものです。

須坂市では9月まで事業者が行っている風の調査を終えた後、施設建設がもたらす地域振興も考慮した上で計画について判断する方針です。


反対派は計画地が国の天然記念物・イヌワシの生息地であることなどから、大規模な工事が環境に影響すると訴えています。

先日取り上げたバイオ燃料にも共通するのですが、今の社会構造を維持したままだと化石エネルギーの代替には、かなりの環境破壊が伴います。


エネルギー消費量を削減するのが本論でしょうが、2050年までに先進国がエネルギー消費量を半減させることは困難だと思ったほうが現実的です。

エネルギー消費の少ない人間社会への変換を模索すると共に、緊急の課題として化石燃料の消費を抑制するために自然エネルギーへの転換を急速に進める必要があります。


山岳環境を守って、原子力廃棄物を未来に押し付けるのも一つの選択肢かもしれません。

風力反対の活動家たちの主張は、現実問題としては政府の推し進める原発増設の動きを後押しすることになっています。


地球温暖化防止は、人類の共通の課題として認識されつつありますので、ほとんどの人は異論はないでしょうが、方法論には差がありすぎるほどあります。

できることからはじめる、手をつけやすいところからはじめる、回復不能なリスクは回避する、などを考慮すると、風力発電を一方的に排除するのではなく、有効な手段として重用し、リスクを無くそうと躍起になるのではなく、より小さくする手段を考えるべきでしょう。


風力発電に反対する団体が、いつでも山岳会と野鳥の会で、自分たちの領域だけを守ろうとしている見識の狭さが目に付きます。


※関係者などにおかれましたは反論があるでしょうが、ご自身たちの領域であるHPやブログで展開してください。

**関連リンク

●(仮称)峰の原風力発電事業に係る環境影響評価方法書に対する意見への回答(意見募集分) [PDF形式517KB]

●(仮称)峰の原風力発電事業に係る環境影響評価方法書に対する意見への回答(須坂市意見分) [PDF形式423KB]  
Posted by komachan at 08:30Comments(0)温暖化防止

2007年05月29日

・自殺の松岡大臣代理に若林環境相

2007年9月ロイター撮影**臨時代理

農水相の臨時代理に若林環境相が任命されました。

塩崎官房長官は28日夕の記者会見で、自殺した松岡農林水産相の後任人事について、若林環境相を同日付で臨時代理に置くと発表。

安倍首相は同日夜、記者団に、30日に天皇、皇后両陛下が欧州訪問から帰国するまでは臨時代理でしのぎながら適任者を選ぶ考えを示した。


ただし、若林氏が農水相臨時代理を務めるのは今回が初めてではありません。

平成19年5月16日の国家基本政策委員会で「農林水産大臣臨時代理環境大臣 若林正俊君」として出席しています。
第166回国会 国家基本政策委員会合同審査会 第1号(平成19年5月16日(水曜日))


環境大臣の職務は、地球温暖化防止が緊急課題として浮上してきたことにより兼務できる状態ではないはずですが、それでもなお臨時代理を引き受けられるということは、いかに若林大臣の存在が希薄かを物語っています。


**後任農相に若林氏の横滑り案浮上(9:00更新)

 報道によると、自殺した松岡農相の後任に若林環境相(町村派・衆院当選3回、参院2回)を横滑りさせる案が浮上したことで、若林氏の後任となる環境相人事も焦点となっている。

首相は、来年開く北海道洞爺湖サミットで、環境を主要テーマとするなど、環境問題重視の姿勢を打ち出しており、新環境相は今後、安倍政権で重要な役割を果たすことになる。


世界の温室効果ガスの排出量を2050年までに現状より半減させる目標を提案するなど、「ポスト京都議定書」の枠組み作りで積極的に議論をリードする姿勢を示している。

このため、環境相には外交の分野で実績のある高村正彦・元外相(65)(高村派・衆院9回)や、鈴木俊一・元環境相(54)(丹羽・古賀派・衆院6回)らの名前が取りざたされている。


**松岡農水相 地元秘書?自殺

一方、松岡氏の周辺では他にも自殺者が発生しています。

今月18日には、熊本で松岡農水相の事務所関係者が首吊り自殺している。


損保代理店を経営していた男性(62)で、一部新聞の地元版が小さく報じた程度で目立たなかったが、自殺した男性は松岡大臣とは学校の同級生とかで、松岡事務所の名刺を持って地元を回っていたという。

そのため大臣の地元秘書と思っていた人も多かった。巨額事務所費の使途不明に続き、林道談合事件でも地検が注目するとされる大臣と、自殺との関係が疑われていた矢先のことでした。  
Posted by komachan at 09:00Comments(0)政治一般

2007年05月29日

・無責任な国会議員の自殺

自殺といえば、先日の16歳少年が、自殺サイトで知り合った男性と飯島町の山中で自殺したニュースがあったばかり。

少年の自殺者は、安倍内閣のメールマガジンによると昨年だけで556人。

安倍内閣メールマガジン 第4号 ~海を守る自衛隊(2006/11/02)

メールマガジンで内閣府特命担当大臣 高市早苗がこんなことを書いています。

近年は成人も含めた自殺者数が年間3万人を超えていることから、政府は、先月28日に「自殺対策基本法」を施行し、大急ぎで自殺対策大綱策定作業に入ります。
大綱に則して関係省庁が自殺対策施策の充実・実施に取り組むわけですが、国民の皆様にも、折に触れ、生を受けたことの重みと有り難さを子どもたちに語りかけていただきますよう、お願いを申し上げます。
安倍内閣の閣僚が自殺した今となっては、このようなお願いがあまりにも空しく感じます。


安倍内閣による自殺対策にはこうも書かれています。

⑧ 他者の死の影響

子どもが家族や精神的に重要なつながりのあった人の死をどのように経験していたかという点についても注意を払う。
(中略)
なお、子どもの場合、家族や知人といった強い絆で結ばれていた人の死が精神的な打撃となることはもちろんだが、たとえば、直接知らなくても、有名な歌手や俳優の自殺が複数の子どもの自殺を引き起こす「群発自殺」という現象についてもよく知られている。
影響力の強い歌手や俳優の事故死や自殺が起きて、マスメディアが大々的に報道し、それに動揺している子どもの中には自殺の危険が高まっている子どももいる可能性を考えて、適切な対応をしなければならない。
文部科学省「子どもの自殺予防のための取組に向けて(第1次報告)


国民をだまし続けて、死に逃げ場を求めたあまりにも無責任な大臣の所業が、「群発自殺」どころかデタラメな政治に対して「自暴自棄自殺」の連鎖を引き起こしかねない。  
Posted by komachan at 08:39Comments(0)社会問題

2007年05月28日

・松岡農相:首つり自殺で死亡

速報です。

東京都千代田区の農林水産省で、06年9月、馬場理沙撮影 警察当局によると、松岡利勝農相(62)=衆院熊本3区=が28日、東京都港区の衆院赤坂議員宿舎で首をつって自殺を図った。

午後0時半に迎えに行った秘書官らが部屋で倒れている農相を発見した。

駆けつけた救急隊員らが現場で応急処置をしているが、心肺停止状態。警察が詳しい状況を調べているが、リビングのドアのちょうつがいに犬の散歩用のひもをひっかけて首をつっていたという。

また午前10時に農相の警護の警察官(SP)と話していたことが分かっており、その後自殺を図ったらしい。


 松岡農相は自らの資金管理団体が事務所の光熱水費をめぐる不明朗な処理で世論の批判を受け、野党から追及されていた。

安倍晋三首相は「法的な責任を果たしている」と擁護していた。

しかし、官製談合事件で刑事事件に発展した緑資源機構の関連団体から献金を受けていたことも発覚。自民党内からも辞任を求める声が出ていた。


 松岡農相は1990年、衆院選に立候補し初当選。05年に6選を果たし、昨年9月の安倍内閣発足時に農相に就任した。


 農相が自殺を図ったことについて、自民党の片山虎之助参院幹事長は「電話などで聞いてびっくりしている。いろいろと疲れていたのかもしれない。

考えたうえでのことだと思うが、本当に痛ましい。命を取り留めてほしい」と話した。

毎日新聞 2007年5月28日 13時57分

更新14:20 死亡の臨時ニュースを確認  
Posted by komachan at 14:23Comments(0)政治一般

2007年05月28日

・温暖化対策は「美しい星50」 

温室ガス50年に半減表明 あいさつする安倍首相 安倍首相は24日、地球温暖化対策に世界全体の参加を呼びかける戦略「美しい星50」を発表した。

5月24日の朝日新聞を引用してお伝えします。

2050年までに全世界の二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を現状から半減させることを世界共通の目標として掲げ、ポスト京都議定書となる13年以降には米国、中国、インドなどすべての主要排出国が参加できる枠組みづくりを提唱した。


同議定書で日本が12年までに90年比で6%削減するとした目標の達成に向け、計画を見直す考えも示した。

 同日夜、東京都内であったアロヨ・フィリピン大統領らアジア各国首脳が参加した会議での講演で表明した。

6月に独ハイリゲンダムで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)で各国首脳に伝え、来年7月の北海道洞爺湖サミットに向けて環境分野での日本の主導権発揮を目指す。


 首相は排出量削減のための長期戦略として、50年までに半減するとの数値目標を提案。これを実現するため、経済成長と排出削減を同時に追求できる「革新的技術の開発」や「低炭素社会づくり」を掲げ、原子力発電技術の安全で平和的な利用拡大などを挙げた。

 また中期戦略として、京都議定書の第1約束期間(08~12年)後の枠組みづくりに向けた「3原則」を表明した。
(1)排出量が世界1、2位の米国や中国などすべての主要排出国が参加し
(2)先進国や途上国、新興国それぞれの事情に配慮した多様な枠組みとし
(3)省エネ技術を生かし、環境保全と経済発展を両立させること
を提唱した。


 首相はこれに関連して「京都議定書は温暖化対策の第一歩だったが、限界も認めざるを得ない」としたうえで、「米国、中国、インドなど主要排出国すべてが参加する枠組みを構築する必要がある」と述べた。

 また、途上国からの参加を促すため、日本などが排出削減に熱心な途上国を支援する「資金メカニズム」の構築を目指すことを表明。

日本の省エネ技術を広め、途上国が温暖化対策と公害対策を一体で取り組める仕組みづくりや、排出量取引などの手法を検討していく考えを明らかにした。


 一方、京都議定書で日本に課せられた12年までの排出量6%削減という目標の達成に向け、今年度中に京都議定書の目標達成計画を見直すことも表明。

排出を「1人1日1キログラム」減らすよう家庭や職場の努力を呼びかける、と語った。環境省によると、例えば冷房温度を1度高くすれば35グラム、シャワー時間を1分減らすと74グラムの削減になるという。


 首相はこの戦略をふまえ、温暖化対策の論議をリードしたい考えだ。

だが、数値目標の設定などをめぐって欧州連合(EU)と米中などとの立場の隔たりは大きく、各国を巻き込む枠組みづくりは難航が予想される。  
Posted by komachan at 08:52Comments(0)温暖化防止

2007年05月27日

・TEAMGOGO2007

TEAMGOGOの告知の読者投稿をいただきました。

     ◇          ◇

皆さん、はじめまして。

地球温暖化ストップのための今だかつて無い活動をご紹介します。
「2007年、日本から世界が変わる」をテーマに、6月22日夏至の日に向けて号外(フリーペーパー)が日本中にに配られます。
その数、何と3000万部!
日本の全世帯数が4900万。ギネスものの挑戦です。
地球温暖化やエネルギー事情をわかりやすく伝え、誰にでもできる省エネを呼びかける内容です。
さらに原発に頼らなくてすむ、戦争の起こらない社会システムの提案もします。

「本気で温暖化を止めたい!」と思ったたった1人の呼びかけから始まったこのプロジェクト。
皆さんもぜひ参加してください♪
庶民から日本を変えましょう!
参加方法はこちらのHPから登録してください。
http://www.teamgogo.net/

現在配ってくれるボランティアを募集しています。
配り方はそれぞれのやり方で結構です。
友人やご近所に、会社や学校に。
10部でも100部でもかまいません。

呼びかけ人のてんつくマン(本名・軌保博光)のドキュメンタリー映画の上映会を企画しました。
興味のある方、ぜひお越しください。

★★★緊急告知★★★

5月終わりから6月にかけて、
全県リレー映画上映会「107+1~天国はつくるもの~」が行なわれます。
てんつくマン監督の映画「107+1~天国はつくるもの~」
・・・環境問題、海外援助、手漕ぎの舟で沖縄から九州まで900㎞渡り切るという歴史的挑戦に熱い想いで立ち向かう若者たちの実録映画です。
http://www.tentsuku.com/

あなたのたいせつな人とも一緒に、見に来てくれたら嬉しいです☆

以下、日程です。

◆伊那地区

日時:5月27日(日)
   昼 16:00~18:10 
   夜 20:00~22:10 
場所:シオリ美容室
料金:1000円

上映後、ミニ講演会つき(30分)

※各30名限定・要予約
(担当 米山 080ー5145ー6795)

◆松本地区

日時:6月2日(土)19時~
場所:おきな堂(ナワテ通り四柱神社前女鳥羽川沿い)
料金:500円(ワンドリンク付き)

多分^^;上映後、ミニ講演会つき(30分)

※30名様限定
(担当 保高 090ー2474ー7760)

◆安曇野地区

6月7日(木)
(担当 萩原 090ー4158ー1080)

◆諏訪地区

6月10日(日) 
(担当 宮澤 090ー1829ー9627)

◆北信地区

月日:6月16日(土)
時間:1回目 午前10:00~ 2回目 午後13:00~
場所:長野市中央通り「もんぜんぷら座」地下1Fぷら座ホール
料金:前売り¥700 当日¥1000

(担当 小柳 026ー234ー3210 )


※他の地区も日程検討中です。
※上映会は夏至の日に配布される豪快な号外の告知を兼ねています。

上映会の詳細は上記の責任者にご連絡下さい。  
Posted by komachan at 14:47Comments(0)読者

2007年05月26日

・自殺サイトで16歳の少年が

SBCニュース有線放送で先週から続いていた尋ね人だった行方不明の少年が発見されました。

千葉県から飯島町七久保を目指しているとの情報に違和感を持っていたのですが、真相が判ってきました。


**千葉の16歳少年が行方不明に

 千葉県に住む桜井秀一さん(16)が、今月14日から行方不明になっていました。

秀一さんは「自殺サイト」で知り合ったとみられる相手とメールのやり取りをしていて、そこに残された携帯電話番号から、メールの相手は長野県七久保に住む40代男性の可能性があり捜索されていました。

秀一さんのパソコンには自殺サイトで知り合った飯島町の男性といっしょにいることを伺わせる内容の文書が残されていたということです。


またこの男性の家の近くでは、男性が秀一さんらしき人物と一緒にいる姿が目撃されている。

秀一さんは中学時代から学校を休みがちで、高校も1年前に中退していて自宅に引きこもりがちだったという。


両親は、チラシを配布するなどして情報提供を呼びかけるとともに、秀一さんからの連絡を待ち続けていましたが・・・。


**飯島町の山林に男性の2遺体

 25日午前9時20ごろ、上伊那郡飯島町七久保の日向沢川沿いの山林で、地面に穴が掘られた跡があるのを地元消防団員らが発見、通報を受けた駒ケ根署員が穴の中に男性2人の遺体があるのを確認した。

 同署は、14日から行方が分からず捜索願が出ていた千葉県栄町の少年(16)と、飯島町七久保の40代男性とみている。

2人が見つかった穴の近くにはスコップがあり、中から七輪が見つかったことから、警察は2人が自殺したものと見て、確認を進めています。


有線放送で「少年は発見されました」と放送されたので、見つかってよかったと思っていましたが、後から考えれば、「無事保護されました」じゃなかった。

微妙な使い分けがされているんですね。  
Posted by komachan at 08:30Comments(0)社会問題

2007年05月25日

・バイオ燃料は救世主となるか



 日本のエネルギー自給率が4%であることを、日本の国民は理解しているのか。

石炭採掘が中止された現在では、化石燃料のほとんどを輸入に頼っている「エネルギー寄生虫」といっても過言ではありません。


さらに、地球温暖化防止の国際的な流れから脱化石燃料の動きが始まっても、日本は時流に乗り遅れています。


脱化石燃料の主役の座を狙っているのがバイオ燃料ですが、ブラジルを筆頭にバイオエタノールへのエネルギーシフトの動きが活発になってきました。

ブラジルの2005年のバイオエタノール生産量は1607万キロリットルとトップの米国(1621万キロリットル)に迫る勢いです。


一方、日本の生産量は30キロリットルと「万」が取れてしまうほどの桁違いです。

京都議定書目標達成計画では、2010年に50キロリットルの導入も掲げていますが、1.6万倍もの生産量を確保できるはずもなく、ほとんどが輸入に頼るのは明白です。


第二次世界大戦は、エネルギーを求めて他国へ侵略戦争を仕掛けた側面がありますが、不戦憲法を変えて戦争への体制つくりを進める現状からは、エネルギー戦略と軍事戦略が密接に関係していると考えられます。

しかし、日本が増強すべきは軍隊ではなく、エネルギー生産力です。

エネルギー輸入経路の確保のために軍事力が必要との間違った考え方を捨て、軍隊で守る必要のない自国のエネルギー生産にシフトすべきです。


日本の水田は、減反政策で40%が米を生産していないのだから、見方を変えればエネルギー作物の生産能力は十分に余裕がある状態です。


折りしも、バイオ燃料の生産のために、日本が輸入している食品原料が高騰しています。

穀物の需要が、食料原料からエネルギー原料へと変化していることが大きく影響しています。


日本は、食料自給率もカロリーベースで40%と言われていますが、主食である穀物では27%とさらに下がります。

これは先進諸国の中では突出して低い値で、自立国家としては危機的な状況にあります。


食料自給率とエネルギー自給率が密接な関係を持つ21世紀は、安倍政権の軍拡路線では乗り切れません。  
Posted by komachan at 08:30Comments(0)温暖化防止