2015年07月18日

ぐるっと山陽山陰1800キロ 充電レポート (後半)

後半は高速道と一般道が交互に利用するルートでした。
やはり連日の真夏日でエアコンは必須。

早朝に行動を開始して、観光地の混雑や道路の渋滞を回避しました。
デメリットは営業時間限定の充電施設が利用できないので、下調べが大事です。




【7/12】
日産プリンス広島三次店→日産サティオ島根雲南支店
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距離:76.9km
消費電力8.5kWh
電費:9.1kWh/km

▲道の駅 ゆめランド布野

道の駅にも50kW型の急速充電器があるとありがたい。
ここでは調査のみ。

●日産サティオ島根雲南支店

日産が二店隣接して、一方は営業時間のみだが他方は24時間でとても利用しやすい。
充電時間:10分
充電量:5.2kWh

日産サティオ島根雲南支店→道の駅 大社ご縁広場
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距離:26.7km
消費電力2.6kWh
電費:10.4kWh/km

●道の駅 大社ご縁広場

出雲大社の拝観時刻まで少し間があったので時間調整に充電。
充電時間:10分
充電量:4.0kWh

道の駅 大社ご縁広場→道の駅 秋鹿なぎさ公園
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距離:50km
消費電力5.5kWh
電費:9.1kWh/km

●道の駅 秋鹿なぎさ公園

初めて見るタイプ(新型?)50kWで短時間充電も可能だが、道の駅でゆっくりとお土産物を探しました。
ここの道の駅は商品単価が他よりも2割くらい安い。売りにしても良いと思うのだが。
充電時間:20分
充電量:7.6kWh

道の駅 秋鹿なぎさ公園→鳥取日産境港営業所
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距離:34.8km
消費電力3.6kWh
電費:9.7kWh/km

●鳥取日産境港営業所(普通充電)

妖怪ロードをゆっくりと歩く間に普通充電でつぎ足す。
出先の普通充電も使い様によっては便利です。
充電時間:90分
充電量:4kWh

鳥取日産境港営業所→道の駅 神話の里白うさぎ
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距離:95.3km
消費電力10.0kWh
電費:9.5kWh/km

▲青山剛昌ふるさと館

先客がいたので通過。今回の旅では初。

●道の駅 神話の里白うさぎ

観光とお土産物探しで30分滞在している間にたっぷり充電。
充電時間:30分
充電量:11.8kWh

道の駅 神話の里白うさぎ→鳥取砂丘情報館
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距離:14.4km
消費電力1.8kWh
電費:7.9kWh/km

●鳥取砂丘情報館

電池残量には十分に余裕があったが、駐車場に入ったら当たり前のように充電器に誘導されたので利用することにしました。
砂丘から戻る途中で充電完了のメールが入り、慌てて戻りました。
充電時間:21分
充電量:3.6kWh

鳥取砂丘情報館→日産但馬豊岡店
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距離:75.4km
消費電力8.5kWh
電費:8.9kWh/km

●日産但馬豊岡店

夕食にスシローを予約したら待ち時間が40分もあるので、近くの日産で充電しながら食前のティータイム。
充電時間:15分
充電量:7.4kWh


【7/13】
日産但馬豊岡店→伊根町役場
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距離:80.8km
消費電力8.6kWh
電費:9.4kWh/km

●伊根町役場

早朝出発だから宿で朝食を食べられなかったので、前日にスーパーで買い求めたおにぎりで朝ごはん。
20kWで非力だが充電終期でも充電量が落ちないから意外と入る。
充電時間:30分
充電量:7.6kWh

伊根町役場→京都日産西舞鶴店
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距離:53.9km
消費電力5.7kWh
電費:9.5kWh/km

●京都日産西舞鶴店

早朝から観光名所を廻って疲れたこともあり10時のオヤツ休憩。
充電時間:12分
充電量:6.9kWh

京都日産西舞鶴店→道の駅 若狭おばま
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距離:78.3km
消費電力9.2kWh
電費:8.5kWh/km

▲道の駅 シーサイド高浜

蓄電池付きの大型充電器だが、利用するには職員に来てもらい鍵を開けてもらわなければならずに不便に感じたので通過しました。

●道の駅 若狭おばま

ここにて山陽山陰の旅も終わり。名残惜しみつつお昼ご飯。
太陽光発電と蓄電池を組み合わせた最新型のハイブリッド充電施設で1時間の設定時間だから、二台併設して欲しい。
充電時間:35分
充電量:12.2kWh

道の駅 若狭おばま→賤ヶ岳SA
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距離:59km
消費電力8.2kWh
電費:7.2kWh/km

▲三方五湖PA

景観に配慮したカラーリングで、高速には珍しい日産製の充電器。
三方五湖の景観を眺めただけで通過。

●賤ヶ岳SA

猛暑と眠気でドリンク剤を補給して休憩。ちょっと生き返りました。
充電時間:17分
充電量:8.3kWh

賤ヶ岳SA→愛知日産小牧店
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距離:59km
消費電力8.2kWh
電費:7.2kWh/km

★尾張一宮PA故障!

バッテリー残量1セグでPAにたどり着くと非情な張り紙。
次のICが近かったので下りて辛うじてレッカー移動を逃れて日産に滑り込みセーフ。
高速の急速充電器の故障情報を速やかにユーザーに伝えるように改善が急務だと日産にお伝えしました。

●愛知日産小牧店

高速の充電器故障という危機的状況だったが、日産店舗が近くにあって難を逃れました。
旅の疲れもピークに達してきたのでたっぷりと休憩するには、日産店舗の充電サービスは最適。
充電時間:20分
充電量:10.8kWh

愛知日産小牧店→梓川SA
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距離:59km
消費電力8.2kWh
電費:7.2kWh/km

●梓川SA
最後の充電。家まで安全に帰り着くにはしっかり休憩。
充電時間:15分
充電量:7.5kWh

梓川SA→自宅
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距離:59km
消費電力8.2kWh
電費:7.2kWh/km

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【総括】
なんと充電待ち時間ゼロ。
もちろん先客のいた充電器はいくつかあったが、通過できる環境だったから充電待ちをすべて回避できました。



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【最大の危機】
高速道路の充電器故障にはビックリ!
最寄りの日産へ行き着けたので難を逃れましたが、NEXCO中日本の急速充電施設には緊急用の普通充電器が併設されていないところがある。ココもそのひとつです。

日産にはナビに設定した充電スポットが故障している場合は、知らせる機能が必須だと伝えました。
NEXCO中日本にも、充電器が故障したら速やかに直前二か所の充電器に「尾張一宮PAの充電器故障」と張り紙が必要だったと進言します。

突発的な故障が避けられませんが、修理するまでの数日間を放置するのではなくユーザーに的確に伝えるる努力が関係機関には求められていると思います。  
Posted by komachan at 07:57Comments(0)ドライブ

2015年07月17日

ぐるっと山陽山陰1800キロ 充電レポート (前半)

前半はほとんどが高速道路でした。
連日の真夏日でエアコンは必須。

移動日は少しでも速度を上げたいが、電池温度と走行時間のバランスを考慮して、岡山まで時速100キロ、そこから宮島までは時速90キロで走る。
電池温度計のレッドゾーン手前で押さえられた。

トイレ休憩のみなら充電時間は10分の目安。
充電効率が下がる15分以上は、買い物や食事などで長時間滞在する場合に限った。

充電のためだけに車内で待機する無駄な時間はほとんど無し。
かえってナビを設定する時間が足りないなど、ガソリン車で遠出する場合とほとんど遜色のない高速の遠出が可能だと実証できました。




【7/10】
自宅→恵那峡SA
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距離:79.1km
消費電力8.4kWh
電費:9.4kWh/km

●恵那峡SA

充電時間:7分
充電量:3.5kWh

恵那峡SA→尾張一宮PA
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距離:63.3km
消費電力7.4kWh
電費:8.6kWh/km

●尾張一宮PA

充電時間:13分
充電量:7.8kWh

尾張一宮PA→多賀SA
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距離:65.0km
消費電力9.2kWh
電費:7.1kWh/km

●多賀SA

充電時間:15分
充電量:10.4kWh

多賀SA→桂川PA
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距離:72km
消費電力8.1kWh
電費:8.9kWh/km

●桂川PA

充電時間:10分
充電量:6.9kWh
西宮名塩SA

桂川PA→西宮名塩SA
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距離:48.0km
消費電力6.2kWh
電費:7.8kWh/km

●西宮名塩SA

充電時間:8分
充電量:4.9kWh

西宮名塩SA→三木SA
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距離:32.9km
消費電力3.7kWh
電費:8.9kWh/km

●三木SA

充電時間:15分
充電量:8.9kWh

三木SA→福石PA
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距離:72.4km
消費電力9.1kWh
電費:8.0kWh/km

●福石PA
充電時間:9分
充電量:7.3kWh

福石PA→吉備SA
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距離:59.5km
消費電力6.5kWh
電費:9.2kWh/km

●吉備SA

充電時間:26分
充電量:12.4kWh

吉備SA→福山SA
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距離:62.1km
消費電力7.0kWh
電費:8.9kWh/km

●福山SA

充電時間:10分
充電量:5.9kWh

福山SA→小谷SA
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距離:49.3km
消費電力6.3kWh
電費:7.8kWh/km

●小谷SA

充電時間:9分
充電量:6.2kWh

小谷SA→宮島SA
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距離:56.0km
消費電力6.0kWh
電費:9.2kWh/km

●宮島SA
充電時間:19分
充電量:8.4kWh

宮島SA→ローソン廿日市梅原店
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距離:10.7km
消費電力0.9kWh
電費:12.2kWh/km

●ローソン廿日市梅原店

充電時間:14分+20分
充電量:4.6kWh


【7/11】
ローソン廿日市梅原店→日産プリンス広島呉中通り店
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距離:110.2km
消費電力12.0kWh
電費:9.2kWh/km

●日産プリンス広島呉中通り店

充電時間:20分
充電量:10.6kWh

日産プリンス広島呉中通り店→安佐SA
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距離:60.9km
消費電力8.4kWh
電費:7.3kWh/km

●安佐SA

充電時間:15分
充電量:7.1kWh

安佐SA→日産プリンス広島三次店
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距離:53.9km
消費電力5.8kWh
電費:9.3kWh/km

●日産プリンス広島三次店
充電時間:21分+11分
充電量:11.8kWh

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【メモ】
出発前に満充電、昼食や買い物、観光の機会に15分以上充電することで途中は一時間走って10分を目安にした充電にて高速道路を100キロの速度で連続走行が可能でした。
ただし、猛暑だったこともあり電池温度が上がってしまったので400kmを越えたあたりで時速90キロに減速しましたが、車の流れに邪魔になることはありませんでした。

前半の二日間は、先客がいなかった幸運に恵まれて充電待ちは無し。
一ヵ所だけアウトランダーが充電が終わるところだったが、あわてたのか意地悪なのかわからなかったがケーブルを左前輪の前に置かれてしまい、気付かずに踏んづけてしまった。
ケーブルは充電器にきちんと収納して欲しい。
  
Posted by komachan at 08:04Comments(0)ドライブ

2015年07月02日

電気自動車の特典


淡路島からの贈り物が届きました。

電気自動車で淡路島を旅してスタンプを集めたら抽選で「食事券」が当たりました。
片道400km離れた現地へ行かなければ使えない食事券・・・。

発行元へ「商品券として使えますか?」と無理なお尋ねをしたらすんなりとOKが返って来ました。
即座に、詰め合わせセットを発注。
食事券を発送してから中一日で、届けられました。早!

今朝の食卓に並んだのは井戸文名産店の「いかなごのくぎ煮」
ことわざが変わりました。
『名物にも旨いものあり』  
Posted by komachan at 08:14Comments(0)リーフドライブ

2015年05月15日

箱根から御殿場アウトレット

火山活動が活発な箱根ですが、ツツジが綺麗だということなので一泊1.5日で出かけます。
仕事帰りの奥さんを職場近くで拾って、宿の夕食のラストオーダー寸前に到着するきわどいプランです。

距離は220kmしかないので楽なはずですが、積算標高は上り下りともに約3300mもあるので侮れません。

総消費電力が23kWhあるので経路充電が不可欠です。
無計画に30分充電していると宿の夕食に間に合いません。
充電時間を最短にする電費シミュレーションをやってみました。


一段目:往路(茅野と河口湖で充電)
二段目:復路
三段目右端:電欠寸前の最終充電場所(ファミマ御殿場二の岡店)の残量
四段目:往路(双葉SAで充電)

充電時間を短縮するためには大きな充電器を利用する。
茅野には日産が二店舗あるので充電待ちは回避できると思います。
充電所要時間は8分です。

双葉SAは充電待ちの可能性があります。
数分なら待ちますが、通過した場合は富士河口湖役場を利用します。
運悪く充電待ちに遭遇した場合、さらに最悪ケースでもファミマ御殿場二の岡店までは十分に到達できます。

最も非力なファミマの急速充電器でも10分の充電で目的地(ユネッサン)に到達できるので、充電待ちは出来る限り回避した方が効率が向上します。

最短の充電に必要な時間は15分。
ファミマを利用しても20分あれば、箱根に行けます。

天気予報では夕方に小雨になるかもしれないのでシミュレーションの条件に与えたところでは、最小のバッテリー残量は日産茅野店で充電してファミマ御殿場二の岡店まで行った場合でも1.4kWhあります。

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現在のEVは航続可能距離が十分ではないから経路充電が不可欠です。
充電時間に加えて他車が充電していれば待ち時間が加わります。
充電時間も気温や走行条件に影響されるので精緻な行動計画が立てにくい。

こうした不確定な時間がEVの最大のデメリットとされます。
しかし、不確定要素を最小化することでデメリットをほとんど無くすことも可能です。
200km以上先の箱根まで出かけて15分の充電時間ならデメリットとするほどではないと思います。

0.1kWh単位でバッテリー消費をシミュレーションしても実際には何が起こるか分かりませんが、それはガソリン車でも同じこと。

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明日の帰りは御殿場アウトレットが混む前に入場して買い物を楽しむプランで、分刻みの往路とは違ってのんびりと走るつもりです。  
Posted by komachan at 07:47Comments(0)ドライブ

2015年05月12日

千円高速でどこまで行ける? 四国周遊

いわゆる千円高速で四国まで片道で2千円で行ける。
ここまでは高速道路だから、誰でも予備知識なしで行けます。
問題は四国に入ってから。

概ね、このようなルートを予定しています。

※松山にも寄る予定。

四国の充電施設は、本州ほどには完備されていません。
一部の地域は、EV走行に余裕が無い。
さらに充電器が貧弱だと、所要時間が長くなります。

ざっとシミュレーションするとこんな感じ。


四国を3/4周して約千キロのドライブコースです。
消費電力量は105kWh
一回の充電につき7kWhの計算になります。
日産の充電器なら15分ほどですが、道の駅やファミマだとおかわり充電が必要になるかもしれません。

細かく見ると、充電時間が厳しくなるのは「道の駅 小田の郷せせらぎ」と「ファミマ高松香西北店」。
「ファミマ高松香西北店」は手前の「観音寺山田産業団地前店」との間にも複数の充電施設があるから追加することでおかわり充電を回避できる。

一方で、「道の駅 小田の郷せせらぎ」の手前は「マルシェ・ユスハラ(ホテル)」だが、途中に充電できる施設が無い。
45分程度の充電時間になることを予定に組み込んでおく必要がある。

こうして充電時間の目安が得られると、グーグルマップの所要時間と組み合わせることで目的地の到着時刻を計算できる。
充電待ちはこれまでの経験から平均すると10分以下なので、一か所あたり10分を見込んでおけば十分だし、その時間は余裕として生かせます。

大事なことは充電施設の営業時間との整合性だ。
営業時間内に利用できるように旅全体の計画を合わせる必要がある。

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EVは充電に時間がかかるから遠出に不向きと考えられがちだが、綿密な計画があればガソリン車で無計画に出かけるよりも効率良く旅を楽しむことも可能になる。

実際、こうした旅計画を楽しみの一つとすることで、寝る間を惜しんで走り続けることなく行きたいとこに行き、存分に楽しむことができる。

EVのナビが進化して、運転者の意向に沿って最適の充電プランを随時表示してくれるようになると、誰でも気軽に遠出できるようになる。
その日が来るのは、いつのことになるだろうか。  
Posted by komachan at 10:19Comments(0)ドライブ

2015年05月10日

千円高速でどこまで行ける? 四国編

今月から始まった高速道路利用実態調査事業は、8月までなら千円でかなり遠くへ行ける。
どこまで行けるかは2万円の上限の範囲ということだが、実際に行くつもりで計画することにしました。
5月は四国へ。

自宅~徳島の往復をすべて高速道路だと900kmの道のりになる。
料金区間が異なるとそれぞれで千円の負担になるから、最低限の区間割にするとしても、本州と四国(淡路)で分かれてしまう。
四国へは片道千円で行けません。最低でも2千円。

経路充電は暖房もクーラーも必要ない時期だから全く問題なし。
次は充電ポイントの選別だ。

安全を期して、すべての充電施設を利用するのでは芸が無い。
充電待ちが長くなりそうだったら通過したい。
そのために、すべての経路を電費シミュレーションして、スルーできる経路充電をあらかじめ把握する。

往路

始点の駒ヶ岳SA→恵那峡SA→尾張一宮PAの区間と、終点の西宮名塩SA→淡路ハイウェイオアシス→徳島日産 鳴門店の区間は、消費GIDs値が180を超えるから余裕が無いことが判る。
それ以外は、一ヵ所スルーしても問題ない。

すべての充電施設を利用した場合のメリットは、充電時間が短時間になるところにある。
予想では、すべて10分以内の充電時間で足りると思われる。
一ヵ所スルーすると20分以上の充電時間になるが先客の充電に最長30分も待つよりは良い。

こうして事前に充電の目安が判っていれば、充電待ちに遭遇した際に、その場で待つか次へ先延ばしするかの判断が的確にできる。
ただし、先延ばしして充電待ちが長引く恐れもあるから運任せのところもある。
こうした計算だけでは決まらないギャンブル性が面白い。

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復路はさらに厳しくなる。

始点の徳島日産 鳴門店→淡路ハイウェイオアシス→西宮名塩SAの区間と、終点の尾張一宮PA→恵那峡SA→駒ヶ岳SAの区間は消費GIDs値が200を超えるから一ヵ所スルーは難しい。

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シミュレーションの条件は、
・搭乗者一名
・タイヤ低燃費グレードAAA
・オートクルーズ(ASCD)使用

温度条件の変化に影響されるから直近の天気予報で微調整すれば、シミュレーションは正確になる。
現在のバージョンは、実用上の誤差はほとんど生じません。

徳島から先、娘と二人で四国内を2/3周する800kmの電費シミュレーションは次回。  
Posted by komachan at 08:22Comments(0)ドライブEV

2015年05月05日

立山アルペンルートと富山の海の幸 充電記録

立山・富山の旅の充電記録です。

ルートと充電場所はルート図の通り。

黒色が普通充電、それ以外は急速充電。

 
総走行距離: 517km
通算電費:9.2km/kWh
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【4月29日】 238km、9.4km/kWh

駒ヶ根(自宅):200V/100% → 道の駅 木曽川源流の里きそむら
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走行距離 39.7km
消費電力 5.4kWh
平均電費 7.4km/kWh
上り標高は862mに対して下り標高は565mで約300mの上り勾配であり、途中の権兵衛峠は標高千メートルを超え、高規格道路だからスピードも早目で電費が悪くなる。
最低気温は10℃



道の駅 木曽川源流の里きそむら:急速/10分 → 上高地・沢渡バスターミナル
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走行距離 38.5km
消費電力 4.7kWh
平均電費 8.2km/kWh
標高差はほとんどないが勾配が5%近くあるアップダウンの激しい道。
最低気温が4℃まで下がったことでタイヤの転がり抵抗が増え電費が良くならない。



上高地・沢渡バスターミナル:急速/15分 → 道の駅 スカイドーム神岡
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走行距離 47.6km
消費電力 2.9kWh
平均電費 16.4km/kWh
リーフに記録された電費は12.1km/kWhだが、電費シミュレーターによる解析からリーフ固有の電費計算エラーが生じていることが判る。
標高の高い地点で電費をリセットした時に現れるエラーだが、日産は存在を知らない振りして修正していない。
実害は少ないし、エラーの存在に気が付いているユーザーはほとんどいないからだと思われる。
最低気温5℃



道の駅 スカイドーム神岡:急速/15分 → ローソン 大沢野下大久保
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走行距離 38.6km
消費電力 1.9kWh
平均電費 20.4km/kWh
持参した朝食を食べるが15分だとあわただしい。
前区間と同じく下り勾配だが、なだらかな勾配であるためにエラーが生じていない。
最低気温8℃



ローソン 大沢野下大久保:急速/11分 → 宿(富山市内)
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走行距離 74.0km
消費電力 7.5kWh
平均電費 9.9km/kWh
立山・雪の大谷ウォークに持参するお弁当を購入する。
立山を往復し、富山市内をウロウロした割には電費が良かった。
最高気温が28℃と高くなったことでタイヤの転がり抵抗が少なくなったことが好影響になった。

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【4月30日】 278km、8.6km/kWh


宿(富山市内):100V/100% → 新湊きっときと市場
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走行距離 19.2km
消費電力 2.1kWh
平均電費 9.4km/kWh
宿で100Vコンセントをお借りして満充電で出発する。
通勤渋滞に巻き込まれたが、早目に海岸線に抜けて渋滞を脱出。



新湊きっときと市場:急速/14分 → 道の駅小谷
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走行距離 114.4km
消費電力 12.1kWh
平均電費 9.5km/kWh
当初の予定では「道の駅 親不知ピアパーク」で昼食&充電だったが、食堂のメニューに魅力が感じられなかったので食事も充電もお預け。
小谷までは上りだが電費シミュレーションで必要な電力は判っているので、今回の旅で唯一1セグまで消費することにした。



道の駅小谷:急速/30分 → 道の駅白馬
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走行距離 24.4km
消費電力 4.4kWh
平均電費 5.5km/kWh
昼食。
たっぷり急速充電したところから、再生ドライブを開始する。
スタートしてから、LeafSpyのHxは76.3から71.5まで下がり、SOHも88%から85%へ急激に劣化していた。
主に市街地を通る帰路なので再生に多くは期待できないが、ある程度は劣化から回復しておきたい。



道の駅白馬:急速/7分 → 日産穂高店
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走行距離 40.2km
消費電力 3.4kWh
平均電費 12.0km/kWh
充電の必要はないが気になっていた充電施設だから立ち寄りました。
NCS系の充電カードが利用できるシールが張ってないがEVSPスタンダードカードで認証できるのか?
出来ました。
三菱自動車製の充電器ですが、三菱販売店に設置してい有るもの以外はEVSPスタンダードカードで課金されません。



日産穂高店:急速/80% → ファミマ辰野平出店
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走行距離 47.6km
消費電力 6.2kWh
平均電費 7.7km/kWh
出かける前に新聞の折り込み広告で、ゴールデンウィーク中は柏餅のサービスがあると知っていたので、3時のおやつの時間なら穂高店で充電しようと決めてました。

おいしかった。
旅先で、日産の充電器を利用しながらお茶のサービスを受けるのは2か月ぶりでした。
日産以外の充電施設が充実してきたからですね。



ファミマ辰野平出店:急速/13分 → 自宅
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走行距離 32.6km
消費電力 4.1kWh
平均電費 7.9km/kWh
自宅に到着する時にバッテリー残量を40%以上残すと劣化してしまうから、それ以下になるように4kWhだけ充電。
山岳ドライブほど効果的に再生できませんが、何とか劣化した半分程度は回復できました。

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【総括】
充電施設が選べるほど拡充してきたおかげで、目的地充電は時間をかけて、経路充電は必要最短時間で済ます効率的な充電が可能になりました。
充電効率の良い15分を目安に、出来る限りそれより短時間で、なおかつ充電器の利用に手間取らない施設を活用するようにしました。

ロングドライブの大敵はバッテリーの劣化ですが、のんびり走ると劣化することが判ってきました。
のんびりゆったり走る区間と元気に走る区間を効果的に組み合わせられれば、遠出しても劣化することはなくなる。

また一つ、リーフの使いこなしのヒントが得られました。  
Posted by komachan at 21:04Comments(0)ドライブ

2015年04月28日

千円高速(高速道路利用実態調査)



千円高速(高速道路利用実態調査)の受付が始まりました。
先着4万台の早い者勝ち。

高速道路利用実態調査


EVとPHV限定です。
8月までは一回の走行が2万円以下なら千円で走れます。

調査期間中の上限は6万円。
財源が枯渇すると打ち切りなので、早目に使い切ってしまおう。
5月、6月、7月毎月一回の遠征で2万円ずつ。

四国、東北、中国地方をぐるっと回れそうです。  
Posted by komachan at 07:46Comments(0)ドライブ

2015年04月20日

じゃらんの口コミで宿代割引

じゃらんからクチコミラリーのお誘いが来ました。

クチコミラリーで最大4,000ポイントプレゼントキャンペーン


毎月のように泊りがけで出かけているので、クチコミする対象には事欠きません。
写真もコツコツと撮りためているから、ストックは十分にあります。

年に数回、こうしたキャンペーンに参加すると、万単位でポイントが溜まります。
夫婦二人旅が多いので、ポイントも二倍になります。

ホットペッパービューティーを利用することはほとんどないので、今回のキャンペーンで獲得できるポイントは一人当たり2千~3千ポイント→宿泊割引です。

月に一回の宿泊ぺ―スだと、実際に泊まった宿にのみクチコミできる「じゃらん」が、夫婦どちらか一方だけが対象に限られます。

二回のペースに変えると、ポイントが千増える。
日帰りのつもりで遠出した時に、無理して帰らずに素泊まりしても割安になる。

じゃらんの策略はこんなところにあるのかな。  
Posted by komachan at 17:29Comments(0)ドライブ

2015年04月09日

岐阜・福井・石川・富山の旅 2

二日目の朝は夜明けとともに宿を出て、朝飯前に観光名所へ向かいます。
山中温泉には名所として二つの橋があり、一つが木造の『蟋蟀(こおろぎ)橋』、もう一つが近代的な『あやとり橋』

シトシトと雨が降る中を歩いていくと、まず目に留まったのが小さな小屋。
見事に景観に溶け込んだトイレです。



少し先で趣のある橋に出ました。
雨で風情が増しています。
観光客の姿は見えません。
しばらく独り占めさせてもらいました。



宿で「下から見上げると、より一層の風情があります」と教えられていたので川岸まで下る。
紅葉や新緑の季節は素晴らしいでしょうが、雨で霞んだ姿も良かった。


しばらく車を走らせると人工的な構造物が見えてきました。
著名人のデザインによる造形物です。
先ほどのこおろぎ橋の方が風情があるなと思いながら、記念撮影だけしてさっさと退散しました。



宿に戻って朝食をいただきます。
朝獲りのイカそうめんがありました。
早朝に水揚げされたものを宿の御主人が市場から仕入れて来たそうです。
簡素だけれど朝ご飯としては上質でした。




加賀山中温泉を後にして金沢を目指します。
平日の通勤渋滞を心配しましたが、整備された道路のおかげでほとんど渋滞に遭いません。
金沢での目的は近江町市場です。

おいしい海産物を求めて市場の中へ入ります。
観光市場ではないので、良い品、お買い得の品があちらこちらにあります。
お菓子屋も半値です!



時間の経過とともに人出が増えてきましたが、ひときわ目立つ人が歩いてきました。
有名なグルメレポーターと遭遇。


昨年も箱根の強羅で見かけました。
市場をグルグルと物色していると、好むと好まざるとにかかわらず行きあってしまう。
一生懸命にお仕事してました。



たっぷりと市場の買い物を楽しんでから家路につきます。
雨なので観光よりも道の駅でご当地ものとの出会いを期待してドライブ。

「道の駅砺波」で充電しながら店内を目指すつもりでしたが、早起きした眠気に負けて仮眠の時間にあてました。



「道の駅細入」で昼食にしようと思ったが、食堂のメニューが今一つ気にいりません。
10分だけ充電して移動しました。



「道の駅スカイドーム神岡」で充電を始めたら、すさまじいキーンという音が鳴り響きます。
どこの充電器でも甲高い音がしますが、ここまで大音量は初めてです。
充電中に壊れてしまうのではないかと不安になりました。


フードコーナーは一般的な券売機式で味は期待していませんでした。
ところが私の食べたラーメンは合わせだしの本格派。
奥さんが食べた焼きそばも小鉢がついて、道の駅スカイドーム神岡のフードコーナー侮るべからず。



平湯バスターミナルで充電しつつ足湯で暖まろうと思ったら、湯温が低くて寒い・・・。



信州と岐阜・富山を結ぶEVのオアシスと言えば上高地沢渡バスターミナルですが、冬期は閉鎖されてしまいます。
経路充電と目的地充電の認識を改めてもらわなければ困るので長野県の担当者に助言したら、すぐに関係機関に働き掛けたので改善されるかもしれません。



最後の道の駅は「源流の里きそむら」です。
御嶽山の噴火で経済的に大打撃を受けた木曽(木祖)を訪れた時は、ささやかながら買い物を必ずするようにしています。
そこで目についたのが、これ↓
臭いから判断するとヒノキのようでした。


温泉と美味いもの巡りの旅は、充電施設が拡充されたことで一抹の不安もなく楽しめました。
これからも増えるようなので、電欠は過去の物になるのでしょうね(したことはありませんが)


《余談》
砺波から家までの約200kmは雨で景色も眺められないので、走行中は奥さんに寝ていてもらい、もっぱらリチウムイオンバッテリー再生を目指しました。
バッテリーの健全性を表すHxが76.02で出発し、旅の途中で72.78まで下がったが、帰宅時は77.55まで回復できました。(SOHは88%→86%→89%)
遠出で劣化のコントロールができるようになると、日常のバッテリー管理がとても楽になります。  
Posted by komachan at 07:02Comments(0)ドライブ