2015年04月08日

岐阜・福井・石川・富山の旅 1

未明に自宅を出発して、途中で日産木曽店によって充電する。
下呂で充電しようかと思ったが、手前にある東白川の方が利用率が低いだろうと想定して行ってみた。
予想通り誰もないし、道の駅が営業時間外だってこともあり人影もない。



充電渋滞が頻発していることで有名な日産の郡上店も営業時間前だから混雑なし。
大きな文字で80%と表示されて、営業時間外に充電したら後日支払いに訪れる必要があると明記されているのは他メーカー車を意識したものでしょうね。
L2Hもあり。WiFiも使える便利な充電施設でした。



九頭竜湖畔は道路にこそ雪はありませんが沿道には積もっていました。
澄み切った湖面に映し出された山並みが美しい。



大野では前田電気さんの充電器をお借りしましたが、日中なら電源が太陽光発電です。
究極のゼロエミッションを体感できるありがたい充電施設です。
すぐ近くのうどん屋が開店前だったので、通りを挟んだスーパーで地元の特色ある食材を調達して食事コーナーを利用して昼食にしました。



福井でのお楽しみは土地ならではの物産巡り。
まずは羽二重餅の里から。
製造直売点だけあって品数は豊富だし、試食がずら~り。
試食にガツガツしないように昼ご飯を済ませてあるので余裕があります。
ひと通り見て、買い物は奥さんに任せてお昼寝しました。



次に訪れたのが昆布のカワモト。
羽二重餅の里の次だと店の雰囲気にがっかりします。
品物は悪くないのに美味しそうに見えません。
乾物を物色しました。



奥さんが一番楽しみにしていたのがお菓子の市場。
広い店内はすべてお菓子で埋め尽くされています。
当初の予定は金沢店に行くはずでしたが、道中の車の流れが速すぎて旅程に余裕が生じたので繰り上げしました。



まだまだ時間に余裕があったので、出来れば寄りたいなと思っていた丸岡城へも拠りました。
桜まつりが始まっていましたが、まだまだ蕾。
小さい天守閣でしたが、なかなか立派。



初日の観光メインは東尋坊。
半世紀ぶりの来訪です。


天気にも恵まれて絶景が楽しめました。


遠景だとちょっと迫力に欠けます。
全国各地の名だたる断崖絶壁と比べるてしまうと迫力欠けます。



まだまだ余裕があったので、東尋坊から見えた赤い橋に寄り道しました。
雄島という地元漁民の信仰の島でした。
小さいながらも美しい灯台があり、東尋坊よりも価値があるのではないかと思ったほどです。



今夜の宿は加賀山中温泉の白雲閣。
玄関脇のコンセントをお借りして充電します。
チェックアウトまでにちょうど満充電になるようにバッテリー残量を調節する充電計画を立ててあります。


施設は立派ではありませんが、お上の料理の評判を聞きつけてやって来ました。
  
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2015年04月07日

岐阜・福井・石川・富山の旅(充電編)

EVの充電カードが切り替わる3月31日から4月1日にかけて、どうなるのか確かめてきました。

ドライブルートは比較的マイナーな下呂、大野を走って来ました。
まずは充電レポートから。



総走行距離: 655km
通算電費:8.2km/kWh
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【3月31日】

駒ヶ根(自宅):200V/100% → 木曽(日産)
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走行距離 47.9km
消費電力 5.9kWh
平均電費 8.1km/kWh
自宅で満充電にして、さらに乗る前エアコンを30分かけて温めた。
道中には標高千メートルを超える峠があり、最低気温は4度。
念のために足元は防寒して来たが、ヒーターを入れようかと悩む。



木曽(日産):急速/20分 → 道の駅東白川
《以前から認証機付き》

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走行距離 71.3km
消費電力 7.6kWh
平均電費 9.4km/kWh
15分程度の充電を予定していたが、想定よりも気温が低いので安全のために5分延長。
充電中もエアコンで暖めて、車内温度が下がって来たのでエアコンON。



道の駅東白川:急速/25分 → 郡上(日産)
《4/1から認証機稼働》

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走行距離 69.4km
消費電力 7.2kWh
平均電費 9.6km/kWh
予定外でエアコンを使ったので15分充電の予定も10分延長。
ここの充電器は、翌日から認証機が作動する。



郡上(日産):急速/18分 → 大野(前田電気)
《認証機なし》

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走行距離 73.3km
消費電力 8.1kWh
平均電費 9.0km/kWh
充電渋滞で有名な日産ディーラーですが営業時間前だったこともあり問題なし。
ここにはL2Hもあるので、充電待ちでも充電できるし、無料WiFiまであるからとても有用です。



大野(前田電気):急速/42分 → 三国(ローソン三国山王店)
《認証機なし》

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走行距離 56.8m
消費電力 4.7kWh
平均電費 12.1km/kWh
太陽光発電で充電できる環境によろしい充電施設です。
目の前にスーパーがあって、地元の美味しい食材が手に入ります。
食事コーナーも用意されているのでとても手軽です。



三国(ローソン三国山王店):急速/10分 → 宿(加賀山中温泉)
《認証機付き》

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走行距離 38.8km
消費電力 4.1kWh
平均電費 9.5km/kWh
気温が上がって暑くなったからアイスが食べたくなってコンビニ充電。
ローソンは初体験でした。


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【4月1日】

宿(加賀山中温泉):100V/100% → 道の駅砺波
《認証機付き》

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走行距離 91km
消費電力 10.3kWh
平均電費 8.9km/kWh
宿で100Vコンセントをお借りして100%充電しましたが、すぐ近くのホテルで充電施設が解放されていました。



道の駅砺波:急速/25分 → 道の駅細入
《認証機付き》

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走行距離 38.9km
消費電力 6.2kWh
平均電費 6.3km/kWh
雨が降ると電費が下がる。
早起きしたので眠くなり、充電中に仮眠しました。

認証を終えなければ充電コネクターが引き出せないタイプです。



道の駅細入:急速/13分 → 道の駅スカイドーム神岡
《認証不要》

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走行距離 23.2km
消費電力 4.1kWh
平均電費 5.7km/kWh
内部は照明がついているのに理由は不明ですが店内に入れません。
通常なら閉店している理由が掲示されますが、不可解な道の駅でした。
食堂もいまいちだったので、次の道の駅に移動しました。



道の駅スカイドーム神岡:急速/30分 → 平湯温泉
《認証不要》

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走行距離 35.1km
消費電力 8.6kWh
平均電費 4.1km/kWh
壊れているのではないかと思うほど音の大きい充電器でした。
フードコーナーのレベルが高くて、おいしいお昼ご飯にあり付けました。



《高山市上宝支所 認証不要》

次回の参考に立ち寄りました。
事務所に利用の申し込みをするのが手間ですが、前後の充電施設で充電待ちが生じていた時には利用価値があると思います。



平湯温泉:急速/25分 → 道の駅源流の里きそむら
《認証不要》

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走行距離 52.4km
消費電力 7.0kWh
平均電費 7.5km/kWh

雪で駐車場にあるトイレは埋もれて使えません。
足湯に入りましたが、湯温が低くて寒かった。



《上高地沢渡駐車場 認証不要》
冬期閉鎖ですが、目的地充電施設としての普通充電は閉鎖もありでしょうが、経路充電として重要な位置にあることからして冬期でも運用して欲しいと長野県の担当者に依頼しました。



道の駅源流の里きそむら:急速/17分 → 自宅
《認証機付き》

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走行距離 56.6km
消費電力 6.5kWh
平均電費 8.7km/kWh

トイレは暖房が効いて快適です。
御嶽山の噴火で経済的に打撃を受けている木曽に寄った時には、できるだけ買い物をして帰るようにしています。

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《感想》
九頭竜湖畔を通るルートは地元のリーフ乗りには難路と思われているようですが、信州から行くととても走りやすくて難路とは思えません。

早朝に自宅を出発して、ゆったりした予定で走っても大野で昼食ですから、かなり効率の良いドライブルートです。
おばちゃんの運転するファミリーカーも含めて一般道とは思えない速度で流れていました。
石川県民はハイスピードだと思っていましたが、福井県民も負けず劣らずです。

平日だったこともあるでしょうが、充電待ちは一回もありませんでした。
コンビニを始めてして充電施設が急速に普及したことで地方のEV環境は劇的に改善されました。

つぎは認証機の設置による24時間稼働が当たり前になってくれれば、充電時間を分散して充電渋滞の緩和ができると思います。  
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2015年02月11日

クチコミラリーで最大4,000ポイントプレゼントキャンペーン

旅行好きな方に朗報です。
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ギブアンドテイクが高度に成立するキャンペーンだと思います。

更にお得情報。
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pontaポイントと互換性があるからです。  
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2015年01月22日

関東一周千キロの旅 最終日

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の四日目で最終編。



1月13日

最終日だから家路を急ぎます。
娘を駅に迎えに行く時間が決められているので行動計画は綿密に練ってありますが、観光を最優先して柔軟に運用します。
時間を有効に使うため、早朝出発できるように職人宿を使いました。
朝ご飯はシンプルだけど栄養価を考慮した献立です。
さすが職人宿。

石橋ビジネスホテルの朝食

本日の観光名所は富岡製糸場。
世界遺産に登録されたことで訪れる人の数が凄いという噂でした。
しかし、連休後の火曜日ということもあり駐車場はガラガラ。
充電器を45分間占有させてもらいます。


駐車場から徒歩五分。
普段なら入場待ちの長蛇の列があるはずの入り口もご覧の通り。

富岡製糸場の入り口

ガイドによる無料案内を待ちませんかと誘われたが、ボチボチ見て回ろうと辞退。
だって、行く先々でたくさんのガイドさんが説明してくれているから困らない。
空いているからこそですがね。

繰糸場外観

パネルを駆使して丁寧に歴史からエピソードまで説明してくれるので理解が深まる。

繰糸場内部

振り返ると誰もいません。
議員さんの御一行についたガイドさんでしたが、他に見学者はいないのでご一緒させていただいているのと同じです。


入口側の小屋裏に設けられた点検用の通路を説明しているから皆さん入口側を向き


奥の繰糸機の説明に聞き入る時には、皆さん奥を向いてます。
当然ですが、その光景も面白い。


あちらこちらでガイドさんの説明に聞き耳を立て終わったところで、駐車場にいったん戻り車を移動させました。
充電器は45分までなので。
再び富岡製糸場に戻り、歴史的建造物をじっくりと観察します。
大きな寄宿舎が並んでいましたから、大勢の女工さんが暮らしていたんでしょうね。


元はフランス人技師の住居で、後に夜学校となった建物。
内部の造りに特徴があるようですが見学できません。

ブリュナ館

疑問だったけど答えが見つからなかった階段。
なんで勾配を変えたのだろう。

西繭倉庫の階段

世界遺産の指定を受けて場内はあちらこちらで整備が進んでいる様子。
立ち入り禁止区域も広がっていて残念なところもありましたが、人混みとは無縁な環境でじっくり見学できたのは幸運でした。

東繭倉庫の北側

予定を大幅にオーバーして2時間以上滞在しました。
富岡製糸場の全てが判る?映像コーナーで学習したり、好きな時に、興味が赴くままに丹念に回れたから満足です。


時間が押しているので効率よく帰ります。
日産佐久店で充電中に近くの「モンドウル田村屋」で焼き立てパンを使ったパングラタンを食べました。
美味い、ボリュームたっぷり!
店員さんに「美味しかったですよ」声を掛けたら「食べきれました?」と尋ねられました。
また来たら食べよっと♪

日産 佐久店

帰路は厳しい寒さと積雪が待ち構えた信濃路です。
蓼科、白樺高原はアイスバーンなので軟な観光客は通りません。
空いているから時間短縮できました。
最後に日産 茅野店で10分だけ充電して娘の待つ駅へ

日産 茅野店

当初計画から10分の遅れで娘と合流。
親子三人でスーパーで買い物をしてから帰宅しました。

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本日の走行距離 275km
経路充電回数 4回
充電費用 0円(富岡製糸場の駐車場は有料)
充電時間 110分、うち100分は観光と昼食、買い物
充電待ち 0分

《四日目の感想》
観光は一ヵ所に絞ったが、富岡製糸場はゆっくり見学できた。
平日で道路が空いていたことと、ペースメーカーにしたトラックがありがたい速度で走ってくれたから走行時間は大幅に短縮できた。
帰着は当初計画から10分の遅れにとどまり、無事に旅を終えることができました。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

【関東一周千キロの旅を終えて】
一都七県で20回の充電計画を綿密に作成したことで、最短時間で効率よく充電することができた。
温かい時期と比べてもほとんど時間の無駄は生じなかった。

冬はリーフでドライブに出かける人が減るようで、特に寒い地域ではほとんど姿を見なかった。(千葉ではよく見かけた)
そのおかげで充電待ちはほとんどなく、あっても最寄りの充電スポットへ回れる計画にしていたので支障にはならなかった。

困ったことといえば、温かい地域を走るとバッテリーの劣化が進んでしまったこと。
信州ならこの時期、バッテリーの劣化は止まった状態だが、神奈川から茨城までの間が暖かかった影響で、バッテリーの劣化が一気に進んでしまった。

冬の寒さが厳しい時期には暖かいところに行きたい気持ちになるが、リーフの特性を考慮すると寒い地域に出かけた方が安心かもしれない。


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総走行距離 : 1057km
充電回数 : 20回(自宅充電含む、10分~15分の短時間充電を励行)
沿路自治体 : 1都7県(長野、山梨、神奈川、東京、千葉、茨城、栃木、群馬)
主な観光名所 : 海ホタル(東京湾)、野島崎・勝浦朝市・九十九里・犬吠埼(千葉)、偕楽園・袋田の滝(茨城)、大谷資料館(栃木)、富岡製糸場(群馬)  
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2015年01月21日

関東一周千キロの旅 三日目3/3(大谷資料館)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の3/3



1月12日

三日目の観光名所めぐり、最終は大谷資料館。
実際に訪れたことがない人でも、アーティストのPVや映画の1シーンで目にしていると思います。

大子町からナビに従って田舎道を複雑に折れ曲がりながら西に向かう。
大谷資料館に東側から向かう車は少数派なのだろう、案内看板がほとんどない。
ナビが示す道は狭い住宅地のようなところを縫って進む。

到着したら広~い駐車場が点在している。
空いているから資料館目の前の一番近い駐車場まで入っていけた。
一年で一番寒いこの時期に訪れる人は少ないようだ。
観光バスツアーの一団が入場するまで、資料館で事前学習する。
しばらく待ってから、お待ちかねの地下空間への旅の始まり。

入り口付近

眼前に広がる地下の大空間。
古代文明に入り込んだような錯覚を覚える。


気温は0℃近いから、ゆっくり見学するなら防寒対策は万全に。


有名アーティストがPV撮影に利用しているらしいが、ここで「エンヤ」がグリーンに光る三本の石柱の前で撮影した。


このステージで熱唱したアーティストも多いんでしょうね。


所々にある、ほのかなLED照明が、カメラの長時間露光だと強調されます。


更に青い。


ゆっくりと巡って一時間半。
防寒対策は万全でも、深々と体が冷え込んでくるところは地下ならではですね。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

今夜のお宿は趣向を変えて、”職人宿”を選びました。
理由は、朝ご飯が早くて、充電用のコンセントを貸してくれるから。

宇都宮から南下した石橋にあるビジネスホテルという名の職人宿の夕食がコレ。
普通のホテルではあり得ない取り合わせです。


更に驚いたのがお一人様に一つ提供される弁当箱の中身。
漬物だけです。
こちらの宿のルールが呑み込めていないので食堂のおばちゃんに尋ねたところ、「今日はおかずの関係で皿に盛ったからこうなった」
独自の文化があるようです。


部屋は快適でしたよ。
備え付けの電化製品も最新機器だし、空気清浄機までありました。
職人宿を侮るなかれ。
玄関脇の100Vコンセントをお借りして、朝までに満充電にします。




最終日(四日目)に続く。

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本日の走行距離 154km
経路充電回数 3回
充電費用 150円(宿の100V電気代)
充電時間 55分、昼寝とティータイム
充電待ち 18分

《三日目の感想》
走る距離を短くして観光地に滞在する時間をできる限り多く取りました。
暖かな房総から北上すると寒さが厳しくなってくるから観光客が少なくなる。
偕楽園、袋田の滝、大谷資料館という名だたる観光地を人混みなしにたっぷり堪能できました。狙い通り!  
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2015年01月20日

関東一周千キロの旅 三日目2/3(袋田の滝)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の2/3



三日目の観光名所めぐり、二か所目は袋田の滝。
日本三名瀑にも数えられることがある名勝です。

水戸偕楽園を後にして茨城を北上します。
途中、常陸大宮の日産で15分だけ充電。
電池温度が低いから短時間に効率よく充電します。

日産 大宮店

袋田の滝の近くには、様々な駐車場があって迷う。
公共の無料駐車場は滝まで1キロ以上歩くし、民間の駐車場は料金がちょっと怪しい。
今回は一番奥まで突っ込んでいって、滝の入り口に止めました。
お食事処「多喜乃屋」さんを利用すると無料で駐車できるからです。

袋田の滝への土産物店街

お店の方に「帰りに寄らさせてもらいます」と声を掛けると、滝の散策方法についてあれこれとアドバイスをいただきました。
昔は崖下のワイルドな石段を歩いて上がったようですが、昭和54年に歩道トンネルが開通して安全に一直線で観瀑台に行けます。

袋田の滝トンネル

トンネルを進んでいくと滝の音が迫ってきます。
観曝台に出ると目の前に滝が!

袋田の滝

こんなに近いんです。

観曝台

エレベーターに乗って新観曝台からは滝を見下ろすことができる。
凍った滝筋と流れのある滝筋のコントラストが見事です。

新観曝台からの眺め

滝からのマイナスイオンにたっぷりと癒され?満足したところで吊り橋を渡って対岸を散策します。
足もとが悪く、特に眺めがよいということもないのですが、トンネルができる前は栄えたであろう店構えなどが散見され、時の移ろいが感じられます。

車に戻って、多喜乃屋さんでお昼を頂戴します。
女将さんが言うには、滝がすべて凍れば客足もぐんと増えるのだが、ここ10年くらいは凍らずに寂れている様子。
紅葉の時期はすごいようですが、たっぷり観曝するには空いているこの時期はお勧めですね。

多喜乃屋

けんちんうどんと、山菜うどんを注文しました。
おいしかった♪

けんちんうどん(手前)、山菜うどん(奥)

特に気に行ったのがお通しに出された刺身こんにゃく。
大子の特産ですね。
お土産にも買い求めました。

刺身こんにゃく

気持ちもお腹も満腹になったところで眠くなりました。
大子の日産で充電しながらちょっと昼寝。

日産 大子店

本日は、早朝に偕楽園、昼時に袋田の滝を観光し、残るは今回のドライブの最大の目的地「大谷資料館」です。
つづく。  
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2015年01月19日

関東一周千キロの旅 三日目1/3(水戸)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の1/3



三日目は観光名所めぐりです。
盛りだくさんなので三回に分けます。

一ヵ所目は偕楽園。
ご存じ、日本三名園の一つです。

早朝に車に荷物を積み込んで、ホテルのレストランが開く6:30に朝ご飯をいただきます。
気温は0℃だから信州の朝と比べたら温かいんですが、路面は凍り付いてツルツル状態。
偕楽園は7時から開門しているものの、駐車場はガラガラでした。

偕楽園 南門

正岡子規の句碑が目に留まる。
梅の時期だと人混みでごった返してゆっくりと園内を散策できないが、凍てつく寒さの中だと訪れる人影もなく庭園そのものが楽しめます。

正岡子規の句碑

朝日が差し込む前の庭園は霜が降りて一面真っ白。
新しい足跡を残して歩く心地よさ。

好文亭 前の階段

あとひと月ほどすると梅に彩られるのでしょうが、
今はまだ梅の木は蕾も小さく、枯れ木のような静けさです。

梅林

入園したのが好文亭の雨戸が開く前で、退園するのが開いた後でした。
屋根や木々の色合いが異なり、
こうした名園は、時間の移ろいを楽しむのも一興ですね。

好文亭 7:00

好文亭 8:30

井筒は茨城県常陸太田市真弓山から採掘した水戸藩領の特産物の大理石(寒水石)です。
白く硬い大理石と柔らかい黒い部分が縞模様になって、水の浸食により縞の部分が溝になり時の経過とともに変化していきます。
一定の期間で取り替えられ、現在のものは4代目のようです。

吐玉泉

吐玉泉、太郎杉と下って行くと、西門と東門の間に庭園が広がっています。
梅の偕楽園とは趣が異なりますが、落ち着いた佇まい。

太郎杉下の庭園

桜山駐車場への道すがらも心地よく散策できました。

梅桜橋手前の庭園

茨城を北上して、袋田の滝に続く。  
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2015年01月18日

関東一周千キロの旅 二日目(館山→水戸)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第二回。



二日目は房総の海を堪能します。

未明に宿を出発して野島埼灯台で日の出を眺める予定。
房総半島は暖かいと思い込んでいましたが、最低気温はマイナス2℃。
フロントガラスは凍り付いていました。

ペンション サンディビーチ

灯台下の岩場には日の出を見ようとする人影が多数。
大きな岩の上にベンチが置かれ、定番の日の出スポットになっているようです。

野島崎灯台下の岩場

あいにく日の出の位置に雲がかかって水平線からの日の出は見えませんでした。
でも、雲間からの光の筋が綺麗でした。

野島崎の日の出

朝日に照らし出された白亜の灯台は美しい。
今日も天気に恵まれそうだ♪

野島崎灯台

朝市でおいしい干物を探していたら、「もう店じまいするから、まとめて600円でどう?」と声をかけられた。
見ると丸ザルに大きな干物が二、三枚入った袋が三袋並んでいる。
超お買い得だが、帰宅するのは三日後。
トランクにはヒーターの熱が届かないように細工してあるので温まらないから大丈夫だろうと買い求めました。
念のために宿では冷蔵庫に入れて持ち帰りました。

勝浦朝市

充電と昼食に立ち寄った道の駅でご当地歌手がリサイタルを開いていた。
最前列はウチワを振る熱狂的なファン?
もちろんお婆ちゃんたちですが。

道の駅オライはすぬまの演歌歌手

JCNのカードが認証されずに課金器も故障中。
仕方がないのでL2Hを利用しました。
ちょっと長めに滞在するこうした施設では短時間に限られる急速充電よりも使い勝手が良いと実感。

道の駅オライはすぬまのL2H

レストランは待ち時間が一時間くらいあったので、お総菜コーナーに選り取り見取りだったお弁当にしました。
アンパンも美味しそうだったのでオヤツに購入。

道の駅オライはすぬまのアンパン

延々と60kmも続く砂浜。
夏は海水浴客で賑わうんだろうけど、見渡す限り人影は無し。

九十九里浜

なぜだろう、白亜の灯台に惹かれます。

犬吠埼灯台

写真を撮っていたら真っ青な顔をしたおじさんが壁を伝って歩いて来た。(手すりからできるだけ離れたいようです)
「こんなんなら上らなきゃよかった」。高所恐怖症のようです。
何で上って来たの?

犬吠埼灯台展望台より(眼下)

海は広いな大きいな♪

犬吠埼灯台展望台より(遠景)

日産で充電しながら水戸を目指す。
温かなおもてなしで旅の疲れが癒されます。

日産 銚子店

日産 鉾田店

今夜の宿は、翌早朝に偕楽園を訪ねるために水戸駅前のホテル。
駅前ホテルは駐車場が離れているからちょっと不便。
夕食は無添くら寿司 水戸酒門店のお寿司でした。

今回のドライブのクライマックス、三日目に続く。

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本日の走行距離 278km
経路充電回数 5回
充電費用 無料
充電時間 145分、このうち118分は食事とティータイム
充電待ち 無し

《二日目の感想》
天気が良いから海の眺めが最高!
房総半島東部は観光客が少なく走りやすかった。
急速充電器の故障に初めて遭遇したが併設されたL2Hのおかげで事なきを得ました。
旅も半分に達して疲れが溜まって来たので、日産でお茶をいただいて休憩する時間がありがたい。   
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2015年01月17日

関東一周千キロの旅 一日目(駒ヶ根→館山)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。



一日目は移動日で、ひたすら房総半島の突端を目指します。

自宅を出て高遠から杖突峠を抜けるあたりでマイナス10℃!
路面はアイスバーンでツルツルな急こう配の下り坂。
旅の始まりが最も難行苦行です。

防寒対策は万全なので体は寒くないけれどフロントガラスが曇るからヒーターは不可欠。
50kmを目安に経路充電する予定ですが、これほど寒いと30分充電では不足です。
急速充電は38%スタートで68%まで、実質30%しか入りません。

日産 茅野店

早朝だと日産の急速充電器が利用できない店があり、もっとも近いのは甲府市役所。
トイレ休憩と、充電中に朝食。
入口に急速充電器マークが表示されていないので、探し回ってぐるっと一周してしまった。

甲府市役所の受付

冬の相模湖までの国道20号線は難路なので高速に乗って上野原へ。
NEXCO中日本のハイウェイお買物券が期限切れ間近だったので、途中の談合坂SAで買い物をしようと立ち寄ったら急速充電器が空いていたから上野原市役所の予定を繰り上げて充電。

談合坂SAの充電器

談合坂SAのグルメコーナーに難解な看板を発見。
「豚をカウンターで買う?」
理解するまでしばらくかかりました。(ご存じない方は画像をクリック)

談合坂SAのグルメコーナーの怪

横浜への国道16号は渋滞でノロノロ運転でしたが、リーフは電費が良くなるから面白い。
電費は、なんと11.4!

日産 東神奈川店にキーを預けて中華料理店で昼食。
スシローに入りたかったけど40分待ちは時間がもったいない。

吉田飯店

職人さん御用達のお店だったからボリュームが凄い。
半チャーハンが一般の普通盛りよりも多いこのサイズ。

吉田飯店のラーメン+半チャーハンと焼きそば

ボリュームたっぷりの昼食を平らげるのに時間がかかってしまったから、首都高に乗ってアクアラインへ。
地下(海底)トンネルを走っている時にはすれ違う車も少ないから空いているのかなと思ったが、海ホタルに寄ってみると駐車場はほぼ満車。
人気の立ち寄りスポットなんですね。

海ホタルから房総半島

インフォメーションで「ここはNEXCO東日本管轄です」と教えてもらったので、貯まっているE-NEXCOポイントが使える。
景色を楽しむというよりも土産物ショッピングになってしまった。
それにしてもおいしそうなものばかりが並んでいる♪

海ホタルのドライフルーツコーナー

実は海ホタルに向かう途中で、助手席の奥さんから重大な告白。
「荷物を家に置き忘れた・・・」
どうやら朝荷造りをしたボストンバッグを忘れたようだ。
何が入っているか在宅している娘にメールしてもらうと、ほとんどが奥さんの衣類。
足りないものは買い足せばいいと、ユニクロに立ち寄りました。
アクシデントを嘆いても仕方がないので、楽しみに変えてしまいます。
冬の特売品を物色して、欲しかった服を買ったようです。

ユニクロ 木更津店

観光する余裕がなくなったので宿に直行するが、充電時間を短縮するために、ここからは短時間充電に切り替えます。
日産の君津店は10分。

日産 君津店

君津店で充電を終えて走り出したらメーターに見馴れないマークが。
調べたらEVシステムエラー!!
スマホでググったら、深刻な場合と大したことがない場合があるようだ。
大したことがないと思い込んで無視することにしました。
ダメだったら、次の日産 館山店で何とかしてもらう。

EVシステム警告灯

日産 館山店で充電する15分間に近くのコンビニで翌朝の買い出し。
早発ちするからペンションの朝食はなし。
充電が終わったらEVシステム警告灯は消えていました。
良かった♪

日産 館山店

今夜のお宿はサーファーがオーナーの「ペンション サンディビーチ」
オフシーズンだと思っていたら駐車場は満車。
人気なんだ。

ペンション サンディビーチ

夕食は、地元の魚とグリル料理。
カレイのホイール焼きが絶品でした。

ペンション サンディビーチの夕食

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本日の走行距離 350km
経路充電回数 6回
充電費用 談合坂SAで500円、その他無料
充電時間 150分、このうち110分は食事や買い物
充電待ち 無し

《一日目の感想》
横浜に居た30年前から久しぶりの都会は田舎者には走りにくいが、渋滞によるノロノロ運転で電費が良くなることを確認できた。
手荷物を家に置き忘れてしまって焦ったものの、ユニクロで買い物を楽しめたから不幸中の幸いとしよう。
観光スポットは「海ホタル」だけでも、結果オーライのアクシデントなどもあり面白い一日でした。  
Posted by komachan at 14:43Comments(0)ドライブ

2014年12月20日

初冬の比叡山、大原の旅4 大原散策(三千院)

初冬の比叡山・大原の旅、最終回は三千院の散策です。

充電レポートは、こちら→初冬の比叡山、大原の旅 充電レポート

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京都~大原三千院♪の歌詞のごとく、寂光院は圧倒的に女性の姿が目立ちました。
しかし、三千院へ近づくと、バスツアーのおっさんたちが増えてきました。

特に目立つのは、中国人ツアー客。
国内の国際的な観光地へ行くと、どこでも同じ状況ですね。
さすがに静寂を求めて訪ねる三千院で大声で歩き回る姿はありませんでした。

庭園

苔と池泉の庭園。
紅葉の賑わいが過ぎ、本来の落ち着いた雰囲気です。

宸殿と有清園

本堂の宸殿から眺める庭園は中国の詩人、謝霊運の「山水清音有」より命名された池泉回遊式庭園だそうです。
杉木立と池、苔の造形に時間を忘れて見とれていました。

わらべ地蔵

寝転がったものあり、微笑んでいるものあり。
ちょっと離れた、わらべにも穏やかな老人にも見える、苔生した地蔵が一番気に入りました。

よだれかけ

お地蔵さま(右)に奉納されたよだれかけが裏返しでした。
可哀想だったので、表に返して差し上げました。

金色不動茶

「お茶、いかがですか?」と誘われて、温かいお茶をいただきました。
当然、商品の売込みもあるわけですが、観光客が極端に少ないこともあってでしょうか、
「三千院の本当の良さを知って訪れる人は、こういう日に来るんですよ」、「紅葉は日本中どこでも見られるけど、紅葉の後の苔の素晴らしさは本当の姿だからね」
三千院の楽しみ方の奥義を授けていただきました。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

鯖寿司と湯葉うどん

門前の茶店で腹ごしらえ。
名物にうまいものなしと言われますが、京都の名物は美味いものが多い。
鯖寿司は小浜で食べたかったが、若狭湾は悪天候で近寄りがたかったので、大原で食べられたことは幸運でした。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

のんびり旅なので、帰り道は岐阜の国道を走りました。
途中で雪になりましたが、日産リーフは雪道も安心して走れます。

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二泊二日半の奥琵琶湖~比叡山~銀閣~大原の旅を終えました。
日本海側は大雪警報が出るあいにくの天候でしたが、滋賀の南部と京都の左京区は天気が崩れずに楽しめました。

EVはエアコンをつけると航続距離が少なくなるからと、あれやこれやと12V電源のヒーター類を付けまくっている方もいるようですが、限度を超えると危険だし、みっともないですね。
寒ければ温めるのでは知恵が無い。
なぜ寒いかを知って元を断ち、エアコンを効率よく使い、経路充電の時間ロスを最小限にするプランにこそ知恵を発揮して、賢く、スマートなドライブがEVには似合っていると思います。

帰り道、気が付いたら助手席のシートヒーターのスイッチが入っていませんでした。
奥さん曰く、「暖かいから入ってないと気が付かなかった」
もちろん外は氷点下です。

ゴテゴテと、後付の暖房機で結果として大量の電力を消費するよりも、車載エアコンを効率よく使った方が省電力で暖かい。
それを実感した初冬の比叡山、大原の旅でした。  
Posted by komachan at 08:12Comments(0)ドライブ