2009年09月12日

・駒ヶ根市内に産院が開業するらしい

駒ヶ根市に待望の産婦人科医院が開業する見込みだそうです。

場所は、菅の台、でわかりますかね。

「こまくさの湯」のすぐ東隣です。


どんな病院になって、地域のお産にどのような影響をもたらすのか、関係者のみならず関心が高まります。

高齢者施設との併設になるようなので、駒ヶ根市の福祉施設としても重要な位置づけになるのではないでしょうか。


先日、この医院の建設予定地にお呼び出しをいただいたので、出かけてきました。

医院の建設とは直接の関係はないのですが、隣接する敷地に林立する立木を伐ることになり、知り合いの地主から「もらってくれないか?」と誘われました。

なんで木を伐るのか?との問いに、産婦人科の病院が建つことと、近くに自宅も建てるのだと、地主や建設会社の担当者がいろいろと教えてくれました。


『ゆりかご駒ヶ根高原レディスクリニック』という名称で、昭和伊南総合病院に6月に着任した山田医師が開院するらしい。

婦人科の医師不足で悩んでいた昭和伊南総合病院では、待望の婦人科の医師として期待されていましたが、開業を機に医師がいなくなってしまう。

就任当初から、翌年の5月には市内で開業し、お産も扱うことが既定路線として報じられていました。⇒=長野日報= 昭和伊南病院に婦人科医着任 外来拡大、入院にも対応

一年足らずのピンチヒッターだったんですね。


昭和伊南総合病院は昨年4月以来、産婦人科の常勤医師が不在で、外来診療は非常勤医が週4日行っていた。

伊那中央病院に産科の患者のほとんどを引き受けてもらい、さらに医師の派遣を受け、多大な支援を受けている。

難度の高いお産は伊那中央病院が担い、こだわったお産は駒ヶ根市内に点在する助産院が受け持ち、一般のお産は開業医が面倒をみる。

多様な選択肢が用意された『豊かなお産環境』が整えられていくような感じがする。

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Posted by komachan at 23:14│Comments(0)地域医療
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