2010年12月28日

・太陽光発電の売電額を最大化6

・太陽光発電の売電額を最大化6

今年、精力的に取り組んだのは、長野県知事選挙と自然エネルギーです。

選挙は、がんばっても結果が伴わないことのほうが多いのですが、自然エネルギー利用は確実に苦労が報われます。


大規模太陽光発電は、本日、12kwへの増設が完了しました。

装置としての太陽光発電を取り付けるのは業者任せですが、システム容量とパワコンの選定などは業者任せにせずにオリジナルに設計しました。

特に、庭に設置した5kwのシステムは、『屋根』を廃品で製作した労作です。

15坪の広さの屋根を2万円ほどの資材で作った、超コストパフォーマンスの高い太陽光発電の架台です。


一方、業者任せにできないのが独立系のハイブリッド発電です。

50wの太陽光発電から始まり、最終的には600wの容量になりました。

制御系統もバージョンアップを繰り返し、やっと満足がいくものができました。


インバーターは、故障していた矩形波400wが修理で復活したので、パソコン専用で回路を組みました。

350wの正弦波インバーターは、冷蔵庫やAV機器に電力を供給します。

自動車用に作られている矩形波インバーターは、氷点下では動かないので温度センサーを取り付けて5度以上になったら起動するようにしてあります。


最後まで苦労したのが、インバーターのオンオフに伴う『瞬間停電』でした。

インバーターに起動信号を送ってから、1分間遅延して商用100Vと切り替えるように遅延リレーを組み込んで解決しました。

あちこちに有接点リレーと無接点リレーが混在して、当初考えていたよりもかなり複雑になってしまった。

電子工作は得意ではないので初歩的な自動制御しかできないが、スマートな制御回路ではなくても希望通りに作動してくれているのが何よりです。


今は、強風が吹いているので、風力で発電しています。

バッテリーに電気が溜まると、インバーターが起動して冷蔵庫やテレビ・ビデオ、パソコンの電源が中部電力の電気から切り替わります。

無停電電源装置が敏感なので、リレーが切り替わった瞬間に「カチッ」と音がしてLEDランプ一瞬点灯するからリレーが作動したことがわかりますが、普通に生活している時には無意識でいられるように自動制御が機能してくれています。


太陽光と風力の自然エネルギーを目いっぱい取り入れた我が家の12月の電気代は、基本料金を除く従量料金が816円です。

太陽光発電で売電しているので、実質は中部電力に電気代を支払うことはありませんが、発電していないときには買電しなくては生活できません。

その買電の電気代をできる限り圧縮しているのがハイブリッド発電で、その成果が816円の電気代として現れています。

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Posted by komachan at 20:06│Comments(0)太陽光発電
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