2011年03月27日

・減税日本に擦り寄る寺平秀行と加藤学

左から加藤学、寺平秀行箕輪町の寺平秀行・町議が、長野県議選で減税日本の公認候補になるという。

寺平氏は民主党籍を持ち、最近まで民主党の上伊那支部長という要職にあった人だ。

昨年の長野県知事選でも、民主党幹部として阿部守一知事を支援していました。


民主党政権に対する有権者の風当たりが強くなったと見るや、民主党を見限り、他党の『公認候補』になるという身替りの速さは驚きに値する。

政治家としての信念がまったくないことを示していると思う。

寄らば大樹の陰、ということなのだろう。


寺平氏が党籍を持つ民主党県連幹部は「長野県は地方交付税をもらう立場。減税は有権者の理解を得られない。」と、減税日本の基本政策を否定している。

寺平氏は同党の公認・推薦を得ていないことから問題はない-との認識を示し、「地元の民主党関係者からも、減税日本の応援を受けたらどうかという声が上がっていた」と説明しているという。

相反する政策を掲げる政党を都合よく使い分ける寺平氏への評価は、上伊那郡部の有権者の責務だ。


民主党県連が真っ向から減税日本の政策を否定しているのだから、寺平氏がいうように党の関係者が減税日本の応援を薦めることはありえない。

しかし、寺平氏の発言が正しいとすれば、長野五区の衆院議員・加藤学が減税日本の応援を支持したということになる。

上伊那郡部には寺平氏の他に民主党の関係者はいないから、政治活動は上伊那郡部を選挙区とする加藤学・衆院議員と寺平氏の二人だけで行われてきた。

仮に、加藤学議員が影で支援しているとすれば、寺平氏がいうところの民主党関係者とは、単なる民主党の支援者に限られる。


4年前の箕輪町町議選で加藤学議員は寺平氏を全面支援していました。

その模様をブログに書いています。

民主党の上伊那支部長を務めてくれている若い寺平町議の選挙もやってきます。今日は箕輪に集まって選挙対策の体制づくりについて話し合いました。(中略)20代で町議になり、今度2選目に挑む寺平シュウコウ氏のような議員の存在は重要です。町議の収入だけでは生活できず、塾講師などのアルバイトをして自活しているそうですが、せっかくの若い人材が出馬し、自分の町を自分たちの世代から活性化しようと努力してているのです。ぜひとも再選を果たし、仕事を継続していったもらいたいと思っています。選挙まであと1ヶ月です。私も精一杯支援してまいります。


民主党の衆院議員でありながら、次期衆院選では民主党から追放される可能性が高い加藤学が、減税日本に接近するのは当然かもしれません。


節操のないご都合主義の政治家コンビ、加藤学と寺平秀行の両名に対して有権者はどのように思っているのでしょうか。

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Posted by komachan at 09:49│Comments(0)選挙
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