2015年01月18日
関東一周千キロの旅 二日目(館山→水戸)
寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第二回。

二日目は房総の海を堪能します。
未明に宿を出発して野島埼灯台で日の出を眺める予定。
房総半島は暖かいと思い込んでいましたが、最低気温はマイナス2℃。
フロントガラスは凍り付いていました。

ペンション サンディビーチ
灯台下の岩場には日の出を見ようとする人影が多数。
大きな岩の上にベンチが置かれ、定番の日の出スポットになっているようです。

野島崎灯台下の岩場
あいにく日の出の位置に雲がかかって水平線からの日の出は見えませんでした。
でも、雲間からの光の筋が綺麗でした。

野島崎の日の出
朝日に照らし出された白亜の灯台は美しい。
今日も天気に恵まれそうだ♪

野島崎灯台
朝市でおいしい干物を探していたら、「もう店じまいするから、まとめて600円でどう?」と声をかけられた。
見ると丸ザルに大きな干物が二、三枚入った袋が三袋並んでいる。
超お買い得だが、帰宅するのは三日後。
トランクにはヒーターの熱が届かないように細工してあるので温まらないから大丈夫だろうと買い求めました。
念のために宿では冷蔵庫に入れて持ち帰りました。

勝浦朝市
充電と昼食に立ち寄った道の駅でご当地歌手がリサイタルを開いていた。
最前列はウチワを振る熱狂的なファン?
もちろんお婆ちゃんたちですが。

道の駅オライはすぬまの演歌歌手
JCNのカードが認証されずに課金器も故障中。
仕方がないのでL2Hを利用しました。
ちょっと長めに滞在するこうした施設では短時間に限られる急速充電よりも使い勝手が良いと実感。

道の駅オライはすぬまのL2H
レストランは待ち時間が一時間くらいあったので、お総菜コーナーに選り取り見取りだったお弁当にしました。
アンパンも美味しそうだったのでオヤツに購入。

道の駅オライはすぬまのアンパン
延々と60kmも続く砂浜。
夏は海水浴客で賑わうんだろうけど、見渡す限り人影は無し。

九十九里浜
なぜだろう、白亜の灯台に惹かれます。

犬吠埼灯台
写真を撮っていたら真っ青な顔をしたおじさんが壁を伝って歩いて来た。(手すりからできるだけ離れたいようです)
「こんなんなら上らなきゃよかった」。高所恐怖症のようです。
何で上って来たの?

犬吠埼灯台展望台より(眼下)
海は広いな大きいな♪

犬吠埼灯台展望台より(遠景)
日産で充電しながら水戸を目指す。
温かなおもてなしで旅の疲れが癒されます。

日産 銚子店

日産 鉾田店
今夜の宿は、翌早朝に偕楽園を訪ねるために水戸駅前のホテル。
駅前ホテルは駐車場が離れているからちょっと不便。
夕食は無添くら寿司 水戸酒門店のお寿司でした。
今回のドライブのクライマックス、三日目に続く。
-----------------------
本日の走行距離 278km
経路充電回数 5回
充電費用 無料
充電時間 145分、このうち118分は食事とティータイム
充電待ち 無し
《二日目の感想》
天気が良いから海の眺めが最高!
房総半島東部は観光客が少なく走りやすかった。
急速充電器の故障に初めて遭遇したが併設されたL2Hのおかげで事なきを得ました。
旅も半分に達して疲れが溜まって来たので、日産でお茶をいただいて休憩する時間がありがたい。
ということで、関東平野を一周してきました。の第二回。

二日目は房総の海を堪能します。
未明に宿を出発して野島埼灯台で日の出を眺める予定。
房総半島は暖かいと思い込んでいましたが、最低気温はマイナス2℃。
フロントガラスは凍り付いていました。

ペンション サンディビーチ
灯台下の岩場には日の出を見ようとする人影が多数。
大きな岩の上にベンチが置かれ、定番の日の出スポットになっているようです。

野島崎灯台下の岩場
あいにく日の出の位置に雲がかかって水平線からの日の出は見えませんでした。
でも、雲間からの光の筋が綺麗でした。

野島崎の日の出
朝日に照らし出された白亜の灯台は美しい。
今日も天気に恵まれそうだ♪

野島崎灯台
朝市でおいしい干物を探していたら、「もう店じまいするから、まとめて600円でどう?」と声をかけられた。
見ると丸ザルに大きな干物が二、三枚入った袋が三袋並んでいる。
超お買い得だが、帰宅するのは三日後。
トランクにはヒーターの熱が届かないように細工してあるので温まらないから大丈夫だろうと買い求めました。
念のために宿では冷蔵庫に入れて持ち帰りました。

勝浦朝市
充電と昼食に立ち寄った道の駅でご当地歌手がリサイタルを開いていた。
最前列はウチワを振る熱狂的なファン?
もちろんお婆ちゃんたちですが。

道の駅オライはすぬまの演歌歌手
JCNのカードが認証されずに課金器も故障中。
仕方がないのでL2Hを利用しました。
ちょっと長めに滞在するこうした施設では短時間に限られる急速充電よりも使い勝手が良いと実感。

道の駅オライはすぬまのL2H
レストランは待ち時間が一時間くらいあったので、お総菜コーナーに選り取り見取りだったお弁当にしました。
アンパンも美味しそうだったのでオヤツに購入。

道の駅オライはすぬまのアンパン
延々と60kmも続く砂浜。
夏は海水浴客で賑わうんだろうけど、見渡す限り人影は無し。

九十九里浜
なぜだろう、白亜の灯台に惹かれます。

犬吠埼灯台
写真を撮っていたら真っ青な顔をしたおじさんが壁を伝って歩いて来た。(手すりからできるだけ離れたいようです)
「こんなんなら上らなきゃよかった」。高所恐怖症のようです。
何で上って来たの?

犬吠埼灯台展望台より(眼下)
海は広いな大きいな♪

犬吠埼灯台展望台より(遠景)
日産で充電しながら水戸を目指す。
温かなおもてなしで旅の疲れが癒されます。

日産 銚子店

日産 鉾田店
今夜の宿は、翌早朝に偕楽園を訪ねるために水戸駅前のホテル。
駅前ホテルは駐車場が離れているからちょっと不便。
夕食は無添くら寿司 水戸酒門店のお寿司でした。
今回のドライブのクライマックス、三日目に続く。
-----------------------
本日の走行距離 278km
経路充電回数 5回
充電費用 無料
充電時間 145分、このうち118分は食事とティータイム
充電待ち 無し
《二日目の感想》
天気が良いから海の眺めが最高!
房総半島東部は観光客が少なく走りやすかった。
急速充電器の故障に初めて遭遇したが併設されたL2Hのおかげで事なきを得ました。
旅も半分に達して疲れが溜まって来たので、日産でお茶をいただいて休憩する時間がありがたい。
2015年01月17日
関東一周千キロの旅 一日目(駒ヶ根→館山)
寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。

一日目は移動日で、ひたすら房総半島の突端を目指します。
自宅を出て高遠から杖突峠を抜けるあたりでマイナス10℃!
路面はアイスバーンでツルツルな急こう配の下り坂。
旅の始まりが最も難行苦行です。
防寒対策は万全なので体は寒くないけれどフロントガラスが曇るからヒーターは不可欠。
50kmを目安に経路充電する予定ですが、これほど寒いと30分充電では不足です。
急速充電は38%スタートで68%まで、実質30%しか入りません。

日産 茅野店
早朝だと日産の急速充電器が利用できない店があり、もっとも近いのは甲府市役所。
トイレ休憩と、充電中に朝食。
入口に急速充電器マークが表示されていないので、探し回ってぐるっと一周してしまった。

甲府市役所の受付
冬の相模湖までの国道20号線は難路なので高速に乗って上野原へ。
NEXCO中日本のハイウェイお買物券が期限切れ間近だったので、途中の談合坂SAで買い物をしようと立ち寄ったら急速充電器が空いていたから上野原市役所の予定を繰り上げて充電。

談合坂SAの充電器
談合坂SAのグルメコーナーに難解な看板を発見。
「豚をカウンターで買う?」
理解するまでしばらくかかりました。(ご存じない方は画像をクリック)

談合坂SAのグルメコーナーの怪
横浜への国道16号は渋滞でノロノロ運転でしたが、リーフは電費が良くなるから面白い。
電費は、なんと11.4!
日産 東神奈川店にキーを預けて中華料理店で昼食。
スシローに入りたかったけど40分待ちは時間がもったいない。

吉田飯店
職人さん御用達のお店だったからボリュームが凄い。
半チャーハンが一般の普通盛りよりも多いこのサイズ。

吉田飯店のラーメン+半チャーハンと焼きそば
ボリュームたっぷりの昼食を平らげるのに時間がかかってしまったから、首都高に乗ってアクアラインへ。
地下(海底)トンネルを走っている時にはすれ違う車も少ないから空いているのかなと思ったが、海ホタルに寄ってみると駐車場はほぼ満車。
人気の立ち寄りスポットなんですね。

海ホタルから房総半島
インフォメーションで「ここはNEXCO東日本管轄です」と教えてもらったので、貯まっているE-NEXCOポイントが使える。
景色を楽しむというよりも土産物ショッピングになってしまった。
それにしてもおいしそうなものばかりが並んでいる♪

海ホタルのドライフルーツコーナー
実は海ホタルに向かう途中で、助手席の奥さんから重大な告白。
「荷物を家に置き忘れた・・・」
どうやら朝荷造りをしたボストンバッグを忘れたようだ。
何が入っているか在宅している娘にメールしてもらうと、ほとんどが奥さんの衣類。
足りないものは買い足せばいいと、ユニクロに立ち寄りました。
アクシデントを嘆いても仕方がないので、楽しみに変えてしまいます。
冬の特売品を物色して、欲しかった服を買ったようです。

ユニクロ 木更津店
観光する余裕がなくなったので宿に直行するが、充電時間を短縮するために、ここからは短時間充電に切り替えます。
日産の君津店は10分。

日産 君津店
君津店で充電を終えて走り出したらメーターに見馴れないマークが。
調べたらEVシステムエラー!!
スマホでググったら、深刻な場合と大したことがない場合があるようだ。
大したことがないと思い込んで無視することにしました。
ダメだったら、次の日産 館山店で何とかしてもらう。

EVシステム警告灯
日産 館山店で充電する15分間に近くのコンビニで翌朝の買い出し。
早発ちするからペンションの朝食はなし。
充電が終わったらEVシステム警告灯は消えていました。
良かった♪

日産 館山店
今夜のお宿はサーファーがオーナーの「ペンション サンディビーチ」
オフシーズンだと思っていたら駐車場は満車。
人気なんだ。

ペンション サンディビーチ
夕食は、地元の魚とグリル料理。
カレイのホイール焼きが絶品でした。

ペンション サンディビーチの夕食
-----------------------
本日の走行距離 350km
経路充電回数 6回
充電費用 談合坂SAで500円、その他無料
充電時間 150分、このうち110分は食事や買い物
充電待ち 無し
《一日目の感想》
横浜に居た30年前から久しぶりの都会は田舎者には走りにくいが、渋滞によるノロノロ運転で電費が良くなることを確認できた。
手荷物を家に置き忘れてしまって焦ったものの、ユニクロで買い物を楽しめたから不幸中の幸いとしよう。
観光スポットは「海ホタル」だけでも、結果オーライのアクシデントなどもあり面白い一日でした。
ということで、関東平野を一周してきました。

一日目は移動日で、ひたすら房総半島の突端を目指します。
自宅を出て高遠から杖突峠を抜けるあたりでマイナス10℃!
路面はアイスバーンでツルツルな急こう配の下り坂。
旅の始まりが最も難行苦行です。
防寒対策は万全なので体は寒くないけれどフロントガラスが曇るからヒーターは不可欠。
50kmを目安に経路充電する予定ですが、これほど寒いと30分充電では不足です。
急速充電は38%スタートで68%まで、実質30%しか入りません。

日産 茅野店
早朝だと日産の急速充電器が利用できない店があり、もっとも近いのは甲府市役所。
トイレ休憩と、充電中に朝食。
入口に急速充電器マークが表示されていないので、探し回ってぐるっと一周してしまった。

甲府市役所の受付
冬の相模湖までの国道20号線は難路なので高速に乗って上野原へ。
NEXCO中日本のハイウェイお買物券が期限切れ間近だったので、途中の談合坂SAで買い物をしようと立ち寄ったら急速充電器が空いていたから上野原市役所の予定を繰り上げて充電。

談合坂SAの充電器
談合坂SAのグルメコーナーに難解な看板を発見。
「豚をカウンターで買う?」
理解するまでしばらくかかりました。(ご存じない方は画像をクリック)

談合坂SAのグルメコーナーの怪
横浜への国道16号は渋滞でノロノロ運転でしたが、リーフは電費が良くなるから面白い。
電費は、なんと11.4!
日産 東神奈川店にキーを預けて中華料理店で昼食。
スシローに入りたかったけど40分待ちは時間がもったいない。

吉田飯店
職人さん御用達のお店だったからボリュームが凄い。
半チャーハンが一般の普通盛りよりも多いこのサイズ。

吉田飯店のラーメン+半チャーハンと焼きそば
ボリュームたっぷりの昼食を平らげるのに時間がかかってしまったから、首都高に乗ってアクアラインへ。
地下(海底)トンネルを走っている時にはすれ違う車も少ないから空いているのかなと思ったが、海ホタルに寄ってみると駐車場はほぼ満車。
人気の立ち寄りスポットなんですね。

海ホタルから房総半島
インフォメーションで「ここはNEXCO東日本管轄です」と教えてもらったので、貯まっているE-NEXCOポイントが使える。
景色を楽しむというよりも土産物ショッピングになってしまった。
それにしてもおいしそうなものばかりが並んでいる♪

海ホタルのドライフルーツコーナー
実は海ホタルに向かう途中で、助手席の奥さんから重大な告白。
「荷物を家に置き忘れた・・・」
どうやら朝荷造りをしたボストンバッグを忘れたようだ。
何が入っているか在宅している娘にメールしてもらうと、ほとんどが奥さんの衣類。
足りないものは買い足せばいいと、ユニクロに立ち寄りました。
アクシデントを嘆いても仕方がないので、楽しみに変えてしまいます。
冬の特売品を物色して、欲しかった服を買ったようです。

ユニクロ 木更津店
観光する余裕がなくなったので宿に直行するが、充電時間を短縮するために、ここからは短時間充電に切り替えます。
日産の君津店は10分。

日産 君津店
君津店で充電を終えて走り出したらメーターに見馴れないマークが。
調べたらEVシステムエラー!!
スマホでググったら、深刻な場合と大したことがない場合があるようだ。
大したことがないと思い込んで無視することにしました。
ダメだったら、次の日産 館山店で何とかしてもらう。

EVシステム警告灯
日産 館山店で充電する15分間に近くのコンビニで翌朝の買い出し。
早発ちするからペンションの朝食はなし。
充電が終わったらEVシステム警告灯は消えていました。
良かった♪

日産 館山店
今夜のお宿はサーファーがオーナーの「ペンション サンディビーチ」
オフシーズンだと思っていたら駐車場は満車。
人気なんだ。

ペンション サンディビーチ
夕食は、地元の魚とグリル料理。
カレイのホイール焼きが絶品でした。

ペンション サンディビーチの夕食
-----------------------
本日の走行距離 350km
経路充電回数 6回
充電費用 談合坂SAで500円、その他無料
充電時間 150分、このうち110分は食事や買い物
充電待ち 無し
《一日目の感想》
横浜に居た30年前から久しぶりの都会は田舎者には走りにくいが、渋滞によるノロノロ運転で電費が良くなることを確認できた。
手荷物を家に置き忘れてしまって焦ったものの、ユニクロで買い物を楽しめたから不幸中の幸いとしよう。
観光スポットは「海ホタル」だけでも、結果オーライのアクシデントなどもあり面白い一日でした。
2015年01月07日
EV消費電力シミュレーター 低温時の急速充電器に対応バージョン
冬のEVドライブは条件が厳しい。
急速充電器は時間の経過とともにどんどん充電量が減って、暑い時期の半分も充電できないことがあります。
急速充電器を長時間占拠しなければ安心できるバッテリー残量にならず時間の無駄です。
充電時間を短縮すれば充電効率の低下をある程度は防止できるが、少ない充電量を的確に使いこなすにはリーフが提供する情報では心細い。
そこで、シミュレーターの性能を向上させました。
主な変更点は下記の通り。
1.気温が低い状況では、5分刻みで充電量を設定できる
2.前区間のバッテリー残量に急速充電量を加えてバッテリー電力量を算出する
この変更によって、必要にして十分な充電量を得られる最適な充電時間を設定できるようになりました。
今週末から出かける関東一周千キロの旅で試算した結果が↓です。

満充電にする自宅と三泊目のホテルまでは、すべての充電スポットで前区間の残量に急速充電した電力量を加算して連動します。
昼食を兼ねる充電スポットは基本30分ですが、それ以外は最短になるように5分刻みで充電時間を調整して、残量が4kWhを目安に設定します。
充電時間を短縮するための目安が与えられない一般的なリーフで同じルートを走行すれば、全体として数時間の充電時間の違いが出ると思われます。
深夜早朝でも走り続けることを苦にしない人には問題にならないかもしれませんが、日が暮れたら宿に入ってのんびり旅していると、こうして得られる数時間はとても貴重です。
《特徴》
・長期予報の気温を反映させていますが、予報が変わるようなら前日や直前に車内でPCを操作して充電時間(量)を調整することができる。
・おかわり充電が必要な状況も事前に察知できる。
・日差しで車内が暖まれば室温の設定を下げて、さらに一回当たりの充電時間を短縮して、充電効率の良い15~20分充電を繰り返すことができる。
《課題》
・気温とバッテリー温度、時間当たりの充電量のデーター蓄積が十分ではないので、まだまだ精度が高いとは言えません。
・充電回数が増えると充電待ちのリスクも高まるかもしれませんが、冬に遠出するリーフは少なくなるので影響はあまりないと考えています。
今回の関東千キロの旅では、二千メートル級の積雪地から温暖な都市部まで様々な道路状況を走るので、シミュレーターの検証には好適だと考えています。
急速充電器は時間の経過とともにどんどん充電量が減って、暑い時期の半分も充電できないことがあります。
急速充電器を長時間占拠しなければ安心できるバッテリー残量にならず時間の無駄です。
充電時間を短縮すれば充電効率の低下をある程度は防止できるが、少ない充電量を的確に使いこなすにはリーフが提供する情報では心細い。
そこで、シミュレーターの性能を向上させました。
主な変更点は下記の通り。
1.気温が低い状況では、5分刻みで充電量を設定できる
2.前区間のバッテリー残量に急速充電量を加えてバッテリー電力量を算出する
この変更によって、必要にして十分な充電量を得られる最適な充電時間を設定できるようになりました。
今週末から出かける関東一周千キロの旅で試算した結果が↓です。

満充電にする自宅と三泊目のホテルまでは、すべての充電スポットで前区間の残量に急速充電した電力量を加算して連動します。
昼食を兼ねる充電スポットは基本30分ですが、それ以外は最短になるように5分刻みで充電時間を調整して、残量が4kWhを目安に設定します。
充電時間を短縮するための目安が与えられない一般的なリーフで同じルートを走行すれば、全体として数時間の充電時間の違いが出ると思われます。
深夜早朝でも走り続けることを苦にしない人には問題にならないかもしれませんが、日が暮れたら宿に入ってのんびり旅していると、こうして得られる数時間はとても貴重です。
《特徴》
・長期予報の気温を反映させていますが、予報が変わるようなら前日や直前に車内でPCを操作して充電時間(量)を調整することができる。
・おかわり充電が必要な状況も事前に察知できる。
・日差しで車内が暖まれば室温の設定を下げて、さらに一回当たりの充電時間を短縮して、充電効率の良い15~20分充電を繰り返すことができる。
《課題》
・気温とバッテリー温度、時間当たりの充電量のデーター蓄積が十分ではないので、まだまだ精度が高いとは言えません。
・充電回数が増えると充電待ちのリスクも高まるかもしれませんが、冬に遠出するリーフは少なくなるので影響はあまりないと考えています。
今回の関東千キロの旅では、二千メートル級の積雪地から温暖な都市部まで様々な道路状況を走るので、シミュレーターの検証には好適だと考えています。