2015年01月30日

学校にエアコン、いる?いらない?

ここの市長さんは見識が浅はかですね。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2014/11/12/07.html

扇風機で十分かどうかの検証が前提のはずなのに、真っ先にあるのが精神論。
原発や地球温暖化は重大な問題だけど、学習に適した環境を現在の校舎が提供できないのならエアコンを使うという選択は妥当です。

所沢の建築関係者は、市長に扇風機で学習環境が整えられるかどうか定量的に示してくださいよ。
ついでにエアコンの消費電力を削減するための改修案も。

住民投票なんて無駄なことする前に、科学的な議論で解決できる問題だったはず。
学校にエアコン、いる?いらない? 埼玉・所沢で住民投票
  
Posted by komachan at 14:17Comments(0)社会問題

2015年01月28日

次期リーフに望む機能 回生ブレーキ

リーフが発売されて5年が経過し、マイナーチェンジ(MC)されてからも2年になることで、そろそろフルモデルチェンジの噂も聞かれるようになりました。

MC後も含めて初期モデルである現行リーフは多様なユーザーが乗って初めて改善点が明確になったところも多かったと思います。
また、他社から発売されたEVと比べて見劣りするところも出てきます。

バッテリーの性能向上で航続距離を伸ばすのはもちろん、安全性能や運転アシスト機能の充実は急速に進んでいるのでメーカーに任せても大丈夫でしょう。
見落とされがちな改善点を探してみました。

第一に回生ブレーキの改良です。
現状で大きな不満はありませんが、さらに使いやすくすることはできるはずです。

リーフの回生ブレーキの動作イメージを描くとこんな感じ。
制動初期は摩擦(機械)ブレーキが主体になっています。


摩擦ブレーキの領域を狭めて回生を強めるとこうなる。
BMWのEVはこのあたりを狙っているようです。


どちらが良いということではなく、好みの応じて使い分けられるようにして欲しい。
そんなに難しい注文ではないはずです。

現在の回生ブレーキだと頻繁に加速減速を繰り返す場所では電費が低下しやすい。
能登半島をドライブした時のこと、信号もなく快適に走っていたのに想定よりも電費が悪い。
道路の勾配などの基本情報に間違いがあったのかといろいろ精査しましたが、どうやら回生率の設定が実走行とかい離してしまったようです。

能登半島の外周は細やかな曲がりが連続するので、少し減速してから少し加速を延々と繰り返していました。
回生ブレーキのイメージ図から分かる通り、この「少し減速」の時に摩擦ブレーキが作動して、そのまま減速を続けるなら回生域が広がっていきますが、すぐに加速に移ってしまうと回生量が少ないままで終わってしまいます。

こうした場面の制動初期には、摩擦ブレーキ主体から回生主体に切り替えた方がエネルギー効率も良いし、走りやすくなる。

制動性能に関わるところだから後付のスロコンでの対応は難しと思われます。
事実、プリウス用に開発した回生コントロールの市販をPivotは断念しています。

日産に要望を申し入れました。  
Posted by komachan at 10:04Comments(0)リーフ

2015年01月26日

ELM327 OBD2 スキャンツールをいろいろ試す



Leafspyを使うために、いろんなELM327を試している。
Leafspy専用のスマホ(Xperia SO-03D)と相性が良い製品になかなか巡り合わないからです。

(1)左上の一番大きな製品を現在使用中。(Amazon)
特徴:大きくて足に当たって邪魔。
(2)左下の青色は以前に使っていた製品(Amazon)
特徴:時々通信が途絶えた。一年で壊れた。
(3)右上の黒色はスイッチ付で省電力に期待(海外通販とAmazon)
特徴:どちらも全く通信できない
(4)右下の白色はもっとも最近購入したもの(海外通販)
特徴:通信できる一歩手前まで行くが、そこまで。

これまで使っていた青色が関東一周千キロの旅の直前に壊れたために、急遽Amazonから取り寄せたのが(1)と(3)
運良く(1)とは通信できたので不安なくロングドライブを楽しめました。

小電力を狙ってスイッチ付を使いたいと思っているが、海外通販品とAmazon品のどちらも通信不可。
比較的新しい白色(4)に期待したが、一瞬、通信できるような素振りは見せるもののデーターを取りこむところまではいかない。

自分のリーフを高度に使いこなすにはLeafspyが不可欠なので、信頼できるELM327 OBD2 スキャンツールを見つけ出すことは非常に重要です。
しかし、Amazonの取扱業者だと相性による不具合は返品返金の対象にしない所もあるのであれこれと試せない。

スイッチ付の黒色をAmazonで買って試したときは、運良く?不具合のある製品だったから返品できました。
一方で海外通販は相性がダメだという画像を送ると返金に応じてくれる。日本国内の半額だということもあるのかもしれないが。

現在使用中の製品は大きくて足に当たって落としてしまうことがしばしばある。
壊れた時のバックアップには良いが、常用するには適していない。
小さな製品が欲しいが、白もスイッチ付黒もダメとなってしまい、耐久性に不安があるがもう一度青色に戻ろうかと、現在船で運ばれてくるのを待ってます。  
Posted by komachan at 22:22Comments(0)リーフ

2015年01月25日

インテリジェントキー電池交換不要


インテリジェントキーの電池を交換する必要がないのに、交換してしまっているケースがある。
電池と電極の接触不良を電池の消耗と誤解している場合です。


電池交換不要の場合も、作業は電池交換とほぼ同じ。
揃える道具類は画像の通り。
・開けるためのマイナスドライバー
・接触不良を改善するための接点復活剤
・ティッシュと綿棒


マイナスドライバーを差し込んで二つ割にするのだが、差し込み過ぎると基盤を痛めるので注意。



ここからは素手で金属に触れないように注意する。



電池は電圧を測定して低下していれば交換するが、規定以上あれば使い続ける。
指先で触れた油脂などの表面酸化を促進する付着物をティッシュできれいにふき取る。



接点復活剤を滲みこませた綿棒で電池と接点になる電極を清掃する。
ヤスリやドライバーなどでこすると表面のメッキがはがれて酸化しやすくなってしまうから逆効果。

インテリジェントキーの電池交換は車検の間隔よりも短くなることは稀だから、電池交換のサインが思いのほか早く訪れたら接触不良を疑ってみることをお勧めします。  
Posted by komachan at 09:58Comments(0)リーフ

2015年01月24日

リチウムイオンバッテリーは14℃超で劣化

関東一周千キロの旅でリーフのバッテリーに関する新たな発見がありました。
走行用のリチウムイオンバッテリーは劣化に温度特性がある。


※縦軸(左):電池温度℃、縦軸(右):Hx、横軸:走行距離km

グラフ内の桃色は電池温度概ね14℃以下の領域です。
Hx(バッテリーの健全性)が全く変化しません。
概ね14℃を超えると劣化(一部で再生)します。

昨年の経験から、冬の間はバッテリーの劣化が止まると判っています。
しかし詳細なデーターを記録していなかったので、しきい値が明確になっていませんでした。
今回、寒さの厳しい信州から温暖な房総まで足を伸ばしたことで、電池温度と劣化に関するデーターを得られました。

リーフのリチウムイオンバッテリーが劣化する条件は、
●電池温度が概ね14℃を超え、かつSOCが40%を超える
に限られています。

信州の冬は、昼間の気温が10℃を超えることはほとんどないので、日常ではリーフの電池温度も14℃以下です。
このために劣化が止まっていました。

しかし、温暖な関東へロングドライブに出かけたことで劣化域に入ってしまい、一気に劣化が進行しました。
「寒いから暖かいところへ出かけよう」はリーフにとっては良くなかったようです。

なぜ、このような劣化特性になっているのか不明ですが、化学的な劣化でないことは、走り方を変えると再生現象に移行することから明らかだと思います。
組電池の制御上の障害だと考えています。
MC前のリーフで劣化が早く、MC後では比較的緩やかなのは、組電池制御が改善されたからではないでしょうか。

経年変化による化学的な劣化は受け入れますが、制御の優越による見かけ上の劣化はメーカーの責務として改善に前向きになって、サービスキャンペーンの一つとして欲しいと思います。  
Posted by komachan at 10:49Comments(0)リーフ

2015年01月23日

PTCヒーターホースの断熱 (完結編)

前記事はこちら↓
ヒーターホースの断熱 (上部編)

ボンネットを開けて作業できる範囲はすでに施工済みなので、今回はアンダーカバーを外して作業に取り掛かる。


測定したところPTCヒーターの本体からの熱ロスは微量だと判断し、ホースのみ断熱加工する。
ホームセンターで1mの水道管用保温パイプを購入し、70cmを使用した。
複雑に曲がりくねって保温材が密着しないため、さらに3mm厚の保温テープでグルグル巻きにする。


試運転したところ、リザーバータンクキャップが熱くなっていたので、ここからの熱ロスが相当あることを確認。
保温テープでカバーを製作して取り付ける。
もちろん取り外し可能。


アンダーカーバーを元通りに取り付ける際にネジ穴の状態が悪く、外す前から舐めているものもあった。
組み立て時の不具合と、経年劣化によるものだろう。
無理をするとさらにボルトがダメになるので、すべてのネジ穴にタップを立ててネジ山を切り直す。


すべての断熱作業が終わったことで熱ロスは60%以上削減できる。(外気温マイナス5℃の条件下)
ただし、元の熱ロスが200W程度なので、PTCヒーターの消費電力全体への削減効果は微々たるものに過ぎない。

断熱による省エネは、こうした微々たる効果を積み上げて山にする地道な作業です。  
Posted by komachan at 09:56Comments(0)リーフ

2015年01月22日

関東一周千キロの旅 最終日

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の四日目で最終編。



1月13日

最終日だから家路を急ぎます。
娘を駅に迎えに行く時間が決められているので行動計画は綿密に練ってありますが、観光を最優先して柔軟に運用します。
時間を有効に使うため、早朝出発できるように職人宿を使いました。
朝ご飯はシンプルだけど栄養価を考慮した献立です。
さすが職人宿。

石橋ビジネスホテルの朝食

本日の観光名所は富岡製糸場。
世界遺産に登録されたことで訪れる人の数が凄いという噂でした。
しかし、連休後の火曜日ということもあり駐車場はガラガラ。
充電器を45分間占有させてもらいます。


駐車場から徒歩五分。
普段なら入場待ちの長蛇の列があるはずの入り口もご覧の通り。

富岡製糸場の入り口

ガイドによる無料案内を待ちませんかと誘われたが、ボチボチ見て回ろうと辞退。
だって、行く先々でたくさんのガイドさんが説明してくれているから困らない。
空いているからこそですがね。

繰糸場外観

パネルを駆使して丁寧に歴史からエピソードまで説明してくれるので理解が深まる。

繰糸場内部

振り返ると誰もいません。
議員さんの御一行についたガイドさんでしたが、他に見学者はいないのでご一緒させていただいているのと同じです。


入口側の小屋裏に設けられた点検用の通路を説明しているから皆さん入口側を向き


奥の繰糸機の説明に聞き入る時には、皆さん奥を向いてます。
当然ですが、その光景も面白い。


あちらこちらでガイドさんの説明に聞き耳を立て終わったところで、駐車場にいったん戻り車を移動させました。
充電器は45分までなので。
再び富岡製糸場に戻り、歴史的建造物をじっくりと観察します。
大きな寄宿舎が並んでいましたから、大勢の女工さんが暮らしていたんでしょうね。


元はフランス人技師の住居で、後に夜学校となった建物。
内部の造りに特徴があるようですが見学できません。

ブリュナ館

疑問だったけど答えが見つからなかった階段。
なんで勾配を変えたのだろう。

西繭倉庫の階段

世界遺産の指定を受けて場内はあちらこちらで整備が進んでいる様子。
立ち入り禁止区域も広がっていて残念なところもありましたが、人混みとは無縁な環境でじっくり見学できたのは幸運でした。

東繭倉庫の北側

予定を大幅にオーバーして2時間以上滞在しました。
富岡製糸場の全てが判る?映像コーナーで学習したり、好きな時に、興味が赴くままに丹念に回れたから満足です。


時間が押しているので効率よく帰ります。
日産佐久店で充電中に近くの「モンドウル田村屋」で焼き立てパンを使ったパングラタンを食べました。
美味い、ボリュームたっぷり!
店員さんに「美味しかったですよ」声を掛けたら「食べきれました?」と尋ねられました。
また来たら食べよっと♪

日産 佐久店

帰路は厳しい寒さと積雪が待ち構えた信濃路です。
蓼科、白樺高原はアイスバーンなので軟な観光客は通りません。
空いているから時間短縮できました。
最後に日産 茅野店で10分だけ充電して娘の待つ駅へ

日産 茅野店

当初計画から10分の遅れで娘と合流。
親子三人でスーパーで買い物をしてから帰宅しました。

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本日の走行距離 275km
経路充電回数 4回
充電費用 0円(富岡製糸場の駐車場は有料)
充電時間 110分、うち100分は観光と昼食、買い物
充電待ち 0分

《四日目の感想》
観光は一ヵ所に絞ったが、富岡製糸場はゆっくり見学できた。
平日で道路が空いていたことと、ペースメーカーにしたトラックがありがたい速度で走ってくれたから走行時間は大幅に短縮できた。
帰着は当初計画から10分の遅れにとどまり、無事に旅を終えることができました。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

【関東一周千キロの旅を終えて】
一都七県で20回の充電計画を綿密に作成したことで、最短時間で効率よく充電することができた。
温かい時期と比べてもほとんど時間の無駄は生じなかった。

冬はリーフでドライブに出かける人が減るようで、特に寒い地域ではほとんど姿を見なかった。(千葉ではよく見かけた)
そのおかげで充電待ちはほとんどなく、あっても最寄りの充電スポットへ回れる計画にしていたので支障にはならなかった。

困ったことといえば、温かい地域を走るとバッテリーの劣化が進んでしまったこと。
信州ならこの時期、バッテリーの劣化は止まった状態だが、神奈川から茨城までの間が暖かかった影響で、バッテリーの劣化が一気に進んでしまった。

冬の寒さが厳しい時期には暖かいところに行きたい気持ちになるが、リーフの特性を考慮すると寒い地域に出かけた方が安心かもしれない。


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総走行距離 : 1057km
充電回数 : 20回(自宅充電含む、10分~15分の短時間充電を励行)
沿路自治体 : 1都7県(長野、山梨、神奈川、東京、千葉、茨城、栃木、群馬)
主な観光名所 : 海ホタル(東京湾)、野島崎・勝浦朝市・九十九里・犬吠埼(千葉)、偕楽園・袋田の滝(茨城)、大谷資料館(栃木)、富岡製糸場(群馬)  
Posted by komachan at 11:35Comments(0)ドライブ

2015年01月21日

関東一周千キロの旅 三日目3/3(大谷資料館)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の3/3



1月12日

三日目の観光名所めぐり、最終は大谷資料館。
実際に訪れたことがない人でも、アーティストのPVや映画の1シーンで目にしていると思います。

大子町からナビに従って田舎道を複雑に折れ曲がりながら西に向かう。
大谷資料館に東側から向かう車は少数派なのだろう、案内看板がほとんどない。
ナビが示す道は狭い住宅地のようなところを縫って進む。

到着したら広~い駐車場が点在している。
空いているから資料館目の前の一番近い駐車場まで入っていけた。
一年で一番寒いこの時期に訪れる人は少ないようだ。
観光バスツアーの一団が入場するまで、資料館で事前学習する。
しばらく待ってから、お待ちかねの地下空間への旅の始まり。

入り口付近

眼前に広がる地下の大空間。
古代文明に入り込んだような錯覚を覚える。


気温は0℃近いから、ゆっくり見学するなら防寒対策は万全に。


有名アーティストがPV撮影に利用しているらしいが、ここで「エンヤ」がグリーンに光る三本の石柱の前で撮影した。


このステージで熱唱したアーティストも多いんでしょうね。


所々にある、ほのかなLED照明が、カメラの長時間露光だと強調されます。


更に青い。


ゆっくりと巡って一時間半。
防寒対策は万全でも、深々と体が冷え込んでくるところは地下ならではですね。

     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

今夜のお宿は趣向を変えて、”職人宿”を選びました。
理由は、朝ご飯が早くて、充電用のコンセントを貸してくれるから。

宇都宮から南下した石橋にあるビジネスホテルという名の職人宿の夕食がコレ。
普通のホテルではあり得ない取り合わせです。


更に驚いたのがお一人様に一つ提供される弁当箱の中身。
漬物だけです。
こちらの宿のルールが呑み込めていないので食堂のおばちゃんに尋ねたところ、「今日はおかずの関係で皿に盛ったからこうなった」
独自の文化があるようです。


部屋は快適でしたよ。
備え付けの電化製品も最新機器だし、空気清浄機までありました。
職人宿を侮るなかれ。
玄関脇の100Vコンセントをお借りして、朝までに満充電にします。




最終日(四日目)に続く。

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本日の走行距離 154km
経路充電回数 3回
充電費用 150円(宿の100V電気代)
充電時間 55分、昼寝とティータイム
充電待ち 18分

《三日目の感想》
走る距離を短くして観光地に滞在する時間をできる限り多く取りました。
暖かな房総から北上すると寒さが厳しくなってくるから観光客が少なくなる。
偕楽園、袋田の滝、大谷資料館という名だたる観光地を人混みなしにたっぷり堪能できました。狙い通り!  
Posted by komachan at 11:33Comments(0)ドライブ

2015年01月20日

関東一周千キロの旅 三日目2/3(袋田の滝)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の2/3



三日目の観光名所めぐり、二か所目は袋田の滝。
日本三名瀑にも数えられることがある名勝です。

水戸偕楽園を後にして茨城を北上します。
途中、常陸大宮の日産で15分だけ充電。
電池温度が低いから短時間に効率よく充電します。

日産 大宮店

袋田の滝の近くには、様々な駐車場があって迷う。
公共の無料駐車場は滝まで1キロ以上歩くし、民間の駐車場は料金がちょっと怪しい。
今回は一番奥まで突っ込んでいって、滝の入り口に止めました。
お食事処「多喜乃屋」さんを利用すると無料で駐車できるからです。

袋田の滝への土産物店街

お店の方に「帰りに寄らさせてもらいます」と声を掛けると、滝の散策方法についてあれこれとアドバイスをいただきました。
昔は崖下のワイルドな石段を歩いて上がったようですが、昭和54年に歩道トンネルが開通して安全に一直線で観瀑台に行けます。

袋田の滝トンネル

トンネルを進んでいくと滝の音が迫ってきます。
観曝台に出ると目の前に滝が!

袋田の滝

こんなに近いんです。

観曝台

エレベーターに乗って新観曝台からは滝を見下ろすことができる。
凍った滝筋と流れのある滝筋のコントラストが見事です。

新観曝台からの眺め

滝からのマイナスイオンにたっぷりと癒され?満足したところで吊り橋を渡って対岸を散策します。
足もとが悪く、特に眺めがよいということもないのですが、トンネルができる前は栄えたであろう店構えなどが散見され、時の移ろいが感じられます。

車に戻って、多喜乃屋さんでお昼を頂戴します。
女将さんが言うには、滝がすべて凍れば客足もぐんと増えるのだが、ここ10年くらいは凍らずに寂れている様子。
紅葉の時期はすごいようですが、たっぷり観曝するには空いているこの時期はお勧めですね。

多喜乃屋

けんちんうどんと、山菜うどんを注文しました。
おいしかった♪

けんちんうどん(手前)、山菜うどん(奥)

特に気に行ったのがお通しに出された刺身こんにゃく。
大子の特産ですね。
お土産にも買い求めました。

刺身こんにゃく

気持ちもお腹も満腹になったところで眠くなりました。
大子の日産で充電しながらちょっと昼寝。

日産 大子店

本日は、早朝に偕楽園、昼時に袋田の滝を観光し、残るは今回のドライブの最大の目的地「大谷資料館」です。
つづく。  
Posted by komachan at 09:34Comments(0)ドライブ

2015年01月19日

関東一周千キロの旅 三日目1/3(水戸)

寒い冬は暖かいところに行こう!
ということで、関東平野を一周してきました。の第三回の1/3



三日目は観光名所めぐりです。
盛りだくさんなので三回に分けます。

一ヵ所目は偕楽園。
ご存じ、日本三名園の一つです。

早朝に車に荷物を積み込んで、ホテルのレストランが開く6:30に朝ご飯をいただきます。
気温は0℃だから信州の朝と比べたら温かいんですが、路面は凍り付いてツルツル状態。
偕楽園は7時から開門しているものの、駐車場はガラガラでした。

偕楽園 南門

正岡子規の句碑が目に留まる。
梅の時期だと人混みでごった返してゆっくりと園内を散策できないが、凍てつく寒さの中だと訪れる人影もなく庭園そのものが楽しめます。

正岡子規の句碑

朝日が差し込む前の庭園は霜が降りて一面真っ白。
新しい足跡を残して歩く心地よさ。

好文亭 前の階段

あとひと月ほどすると梅に彩られるのでしょうが、
今はまだ梅の木は蕾も小さく、枯れ木のような静けさです。

梅林

入園したのが好文亭の雨戸が開く前で、退園するのが開いた後でした。
屋根や木々の色合いが異なり、
こうした名園は、時間の移ろいを楽しむのも一興ですね。

好文亭 7:00

好文亭 8:30

井筒は茨城県常陸太田市真弓山から採掘した水戸藩領の特産物の大理石(寒水石)です。
白く硬い大理石と柔らかい黒い部分が縞模様になって、水の浸食により縞の部分が溝になり時の経過とともに変化していきます。
一定の期間で取り替えられ、現在のものは4代目のようです。

吐玉泉

吐玉泉、太郎杉と下って行くと、西門と東門の間に庭園が広がっています。
梅の偕楽園とは趣が異なりますが、落ち着いた佇まい。

太郎杉下の庭園

桜山駐車場への道すがらも心地よく散策できました。

梅桜橋手前の庭園

茨城を北上して、袋田の滝に続く。  
Posted by komachan at 09:39Comments(0)ドライブ