2008年03月06日

・松下のヒーター発火で無償交換

・松下のヒーター発火で無償交換ナショナルの電気製品が、またまた回収騒ぎとなりました。

対象となったのは、『デスクヒーター』

松下電器産業株式会社と松下電工株式会社が、2003年5月から2006年11月までに発売した、DR2456、DC-2456P、DC-PD1の三機種。


我が家でも、DC-2456Pを一台使用しています。

欠陥商品に行き当たったのは初めてというか記憶にないくらい珍しいことです。

「事故防止のために無料で代替品と交換させていただきます。 」ということなので、早速手続きしようと思ったのですが、『代替品は安全なのだろうか』と不安に。


そこで、問い合わせダイヤルに電話するとオペレーターが機械的に処理を進めようとするので、「代替品の構造が安全なのか知りたいのですが」と切り出すと、
「では、技術のものに電話させます。」


しばらくすると、技術部門の方から電話が入り、「代替品は安全装置が付きましたので大丈夫です」。

ならば、安全装置の信頼性と、それをカバーするためのフェールセーフ(二重安全)はどうなっているのかと確認すると、

「内部構造は以前のままなので、発火の原因を即防止するところまでは来ていない」「表面の素材の難燃性などは把握していない」

なんとも心もとない。


結局、技術者に再度連絡をもらって、(さっきの人は技術部門だけど技術者じゃない?)

・内部構造は、ヒーターを鉄板とアルミ板で挟む構造に改良されている
・安全ヒューズは5系統の独立で信頼性はきわめて高い
・ヒーター線には断線を検知する感知線を追加して、断線後のスパークの原因となる通電を防止している
・表面素材は、燃焼性がある

と、知りたいことを教えてもらいました。


この商品からの発火事故は3件発生しており、その最後は1月30日。

原因究明に時間がかかったようですが、消費者対応に正確な情報を提供する体制までは整えられなかったようです。


「安全装置をつけたから安全なので交換します。」

このひと言だけでは信頼できないのが中国製の現状。

始めから、「三重の安全改良を加えました。」と教えてくれれば、安心して交換の申し込みができたのにと思いました。

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Posted by komachan at 10:10│Comments(0)社会問題
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