2009年04月28日
・山菜に囲まれて

食欲の秋といいますが、個人的には春の山菜の方が楽しみです。
わざわざ山まで出かけなくても家の周りを見渡しただけで、かなりの種類が採れる。
春の山菜の王者といえば「たらの芽」
敷地の一角に勝手に芽を出したものを、少しずつ定植していたら背丈よりも伸びて、かなりの量が収穫できるまでに立派に育ちました。
次に、山ウドの芽。
たらの芽に負けず劣らず癖がなくてうまい。
変り種は、柿(かき)の葉、榎(えのき)の葉。
何がうまいのかと、手当たり次第に庭の木の新芽を天ぷらにして食べてみたところ、この二種は抜きん出てうまい!
後で知ったが、カテ飯の具材として昔から食されていたようです。
※かて飯, かて(糅)とは米の節約のため、量を増やすものとして混ぜてたく具のことで、あわのほか、麦やひえなどの雑穀や野草、いも、だいこんなどを混ぜて炊いたもの。
天ぷらにしてうまいのは他にも、蕗(ふき)の葉、桑(くわ)の葉、槿(むくげ)の葉。胡桃(くるみ)の新芽は甘くて渋い。
ニセアカシアの花も天ぷらにすると美味だそうだが、特定外来種として駆除する対象なのでなんとなく手が出せないでいる。
ノビルは、松前漬けやキムチに。
ヨモギは団子。
今日は日本タンポポと西洋タンポポを食べ比べてみようと思う。