2009年11月05日
・ベストのゴミ焼却場を作りませんか
川崎重工業は中国で、排熱や廃棄物を回収して再利用する最新鋭のごみ処理プラントの販売を始める。
ごみの焼却から発生する熱をセメント生産過程に活用して、工場の二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげるほか、焼却後の灰もセメント原料として再利用する。
セメントは製造業のなかでも鉄鋼と並んでCO2排出量が多く、中国政府は国内セメント工場の省エネ化を進めている。
工場の低炭素化とごみ処理を両立する環境機器として売り込む。 =日本経済新聞 2009/11/05=
上伊那広域連合の職員は、このニュースに接して何を感じ取るだろうか。
ゴミ処理プラントとセメント工場。
上伊那で計画が進められているゴミ焼却場と共通するキーワードがこの二つだ。
現在の建設予定地は市民の意見を取り入れたものの、非科学的な手法で選定されたものだ。
評価項目の配点は目分量だし、加点方法も単純加算で評価項目の重要性が正確に反映されていない。
伊那市に建設するとすれば最適地は市役所の隣だ。
理由は、市役所の熱源プラントに焼却場の排熱を有効活用できるからだ。
ゴミ焼却場に隣接して健康ランドなどを建設する例があるが、全くの無駄。
新たにエネルギー消費施設を作ったのでは有効利用とは言えない。
既存のエネルギー消費をまかなってこそ排熱の有効利用が達成される。
また、伊那市役所の隣にはセメントプラントがあるはず。
川崎重工業のニュースがここでつながる。
CO2の最大排出元の一つであるセメントプラントに排熱を利用できれば言うことなしではないか。
焼却場の用地選定ではこういった価値ある評価項目は一切入っていない。
伊那市役所近辺に用地が来ることを拒む市議会議員が圧力を掛けたと噂されている。
安全な施設と主張する上伊那広域連合の言い分からすれば、市役所の隣にあっても何ら問題はないはずだ。
焼却場の建設地は、まだまだ紆余曲折があるだろう。
現在の予定地が最適地ではないからだ。
伊那市長や一部市議、上伊那広域連合の立場からは最適かもしれないが、合理的な理由は見当たらない。
この問題の関係者の多くがこのブログを見ている。
見ているからには、焼却場を現在の予定地に作ることが最善ではないことも知っている。
科学的に評価し直せば、別の場所が最適になる可能性が高いことも気が付いている。
しかし、お役所仕事の制約が「脱皮」を許さない。
ゴミ焼却場の混迷を打破するには伊那市政の転換が最も早道だ。
小坂市長は勇退するようだから後継候補がどこまで変化に言及するかが注目される。
継承路線を掲げるならば、落選させるしかない。
本来なら、上伊那広域連合の事務局が新たな知見を取り入れて、斬新な発想に基づいた計画を立てて市長を説得するのが本筋だ。
お役所仕事の枠内で「言われたことをやり遂げる」が至上命題だと思い込んでいるなら、哀れだと思う。
自分の仕事にプライドがあるなら、真に最高のプランを作り上げてみてはいかがだろうか。
上伊那のゴミ処理は、改善の余地がふんだんに残されている。
事務局のやる気が発揮されれば、地域住民への利益は格段に増幅する。
これこそが公僕がなすべき使命だ。
これまでの殻を破って、上伊那のゴミ処理プラントが日本全国いや世界中でニュースになるような素晴らしい計画に見直してもらいたい。
今の計画がベストではないと、殻を打ち破るならお手伝いしますが。
ごみの焼却から発生する熱をセメント生産過程に活用して、工場の二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげるほか、焼却後の灰もセメント原料として再利用する。
セメントは製造業のなかでも鉄鋼と並んでCO2排出量が多く、中国政府は国内セメント工場の省エネ化を進めている。
工場の低炭素化とごみ処理を両立する環境機器として売り込む。 =日本経済新聞 2009/11/05=
上伊那広域連合の職員は、このニュースに接して何を感じ取るだろうか。
ゴミ処理プラントとセメント工場。
上伊那で計画が進められているゴミ焼却場と共通するキーワードがこの二つだ。
現在の建設予定地は市民の意見を取り入れたものの、非科学的な手法で選定されたものだ。
評価項目の配点は目分量だし、加点方法も単純加算で評価項目の重要性が正確に反映されていない。
伊那市に建設するとすれば最適地は市役所の隣だ。
理由は、市役所の熱源プラントに焼却場の排熱を有効活用できるからだ。
ゴミ焼却場に隣接して健康ランドなどを建設する例があるが、全くの無駄。
新たにエネルギー消費施設を作ったのでは有効利用とは言えない。
既存のエネルギー消費をまかなってこそ排熱の有効利用が達成される。
また、伊那市役所の隣にはセメントプラントがあるはず。
川崎重工業のニュースがここでつながる。
CO2の最大排出元の一つであるセメントプラントに排熱を利用できれば言うことなしではないか。
焼却場の用地選定ではこういった価値ある評価項目は一切入っていない。
伊那市役所近辺に用地が来ることを拒む市議会議員が圧力を掛けたと噂されている。
安全な施設と主張する上伊那広域連合の言い分からすれば、市役所の隣にあっても何ら問題はないはずだ。
焼却場の建設地は、まだまだ紆余曲折があるだろう。
現在の予定地が最適地ではないからだ。
伊那市長や一部市議、上伊那広域連合の立場からは最適かもしれないが、合理的な理由は見当たらない。
この問題の関係者の多くがこのブログを見ている。
見ているからには、焼却場を現在の予定地に作ることが最善ではないことも知っている。
科学的に評価し直せば、別の場所が最適になる可能性が高いことも気が付いている。
しかし、お役所仕事の制約が「脱皮」を許さない。
ゴミ焼却場の混迷を打破するには伊那市政の転換が最も早道だ。
小坂市長は勇退するようだから後継候補がどこまで変化に言及するかが注目される。
継承路線を掲げるならば、落選させるしかない。
本来なら、上伊那広域連合の事務局が新たな知見を取り入れて、斬新な発想に基づいた計画を立てて市長を説得するのが本筋だ。
お役所仕事の枠内で「言われたことをやり遂げる」が至上命題だと思い込んでいるなら、哀れだと思う。
自分の仕事にプライドがあるなら、真に最高のプランを作り上げてみてはいかがだろうか。
上伊那のゴミ処理は、改善の余地がふんだんに残されている。
事務局のやる気が発揮されれば、地域住民への利益は格段に増幅する。
これこそが公僕がなすべき使命だ。
これまでの殻を破って、上伊那のゴミ処理プラントが日本全国いや世界中でニュースになるような素晴らしい計画に見直してもらいたい。
今の計画がベストではないと、殻を打ち破るならお手伝いしますが。