2010年05月06日
・太陽光発電用屋根の基礎

石垣の段差を利用して目線よりも低くなる。
主目的は屋根に太陽光モジュールを載せることだが、屋根の下はナルのような長尺材置き場となる。
※ナル:稲刈りして天日乾燥する際に稲束を掛ける細長い丸太または竹
風で飛ばされたり、雪でつぶれては大変なことになるので、基礎はがっしりと作る。
構造材は木材で、廃材の柱と2×4材の垂木でつくる予定。
押しつけられる耐荷重はモジュールの重さプラス平方メートル当たり120kgで計算している。
積雪なら60cmm、47メートルの強風にも耐えるはず。
重要なのは風耐力。
家の影だし、庭木で遮られるので強風が吹き付ける可能性は少ないが、万が一ということもあるのでしっかり構造計算しておく。
設計風速は40メートル、風力係数は30度の傾きだから1.18とすると、風荷重は約2.9トン!
ワゴン車が浮き上がるほどの力がかかります。
屋根の重量は、モジュールが300kg、構造材が450kg、基礎が2.3トンで合計3トン。
設計上は、風で飛ばされることはないと思います。