2008年05月18日
・利権報告書を朝刊に折り込み

内容は、いつもの通り土木予算をどれだけ伊那谷に引き寄せたかのオンパレード。
国が予算をつけた事業は、すべて自分が仲介したと言わんばかりです。
ずぶずぶの利権屋議員と自ら示しているのだから大したものです。
さらに、これだけのものを見せ付けられても、衆院選で宮下一郎というか自民党に投票してしまう人の鈍感さにもあきれてしまう。
道路特定財源を筆頭に、国の事業が国民に必要なものから順番がつけられているのではなくて、利権屋がおいしい事業から予算がつく。
利権屋の御用聞きとしてどれだけ役に立ったかの報告書が、堂々と新聞の折り込みチラシとして地域住民に配られる。
しかし、よく中身を見てみると、予算の引き寄せ方に議員としての資質が見て取れます。
駒ヶ根市関連事業の内訳をみると、高額事業の筆頭が直轄国道25億8千万円に対して、最低が建築物耐震改修の33万円。
地域住民の安全を守るために緊急の課題となっている耐震化には、道路の1/8000しか予算を持って来ようとしない。
これが宮下一郎の本性ですが、本人が堂々と示しているのだから申し開きのしようもない。
さらにひどいのが飯島町関連事業。
同じ比較ですが、直轄国道25億8千万円に対して建築物耐震改修は10万8千円。
実に、2万4千分の一に過ぎません。
スズメの涙どころか、ノミの涙にも満たないのではないでしょうか。
「たまたま予算配分がこうなった」と言い訳をするのは見えていますが、指摘されるまでは、自分の働きの成果として自慢しようとして墓穴を掘っていることに、気がついていないと思います。
ちなみに、宮下一郎報告書の最低額事業が、この建築物耐震改修は10万8千円です。
中国で多数の児童生徒が犠牲になったのは、利権に群がり腐敗した議員や官僚が賄賂をピンはねした残りで手抜き工事が行われたからだと指摘されています。
この事業報告書を見て、中国の耐震化の写しを見ているようで背筋が寒くなりました。
上伊那の全戸に配られているはずですから、宮下議員がどの分野の利権に手を染めているのか、自分の目で観察してみる機会としてみませんか。
SMAP問題に見る安倍総理の不見識
軽減税率は低所得者いじめ高所得者優遇
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・都知事と電力業界の癒着
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Posted by komachan at 09:19│Comments(0)
│政治一般
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