2013年12月03日

・ルートラボを利用したリーフの走行シミュレータ

中山道を旅して、日産リーフの走行シミュレーターを検証してみました。
純粋に走りの比較をするために冷暖房を使わない条件を試したのでしっかり防寒して出かけました

シミュレーターの推定値とカーウィングスに表示される値を比較すると、誤差は最大でも5%以内でした。
道路環境や速度の設定に裁量の余地があるので確実とは言い切れませんが、十分に実用になることがわかりました。
ちなみに、天竜峡の紅葉に出かけた際には暖房を効かした条件で試しましたが最大誤差は4%でした。

このシミュレーターは、Yahooのルートラボから得られる情報が基本になります。
天候の良し悪し、道路環境として発進停止間距離を選択、走行中の設定速度、温度が走行に与える影響を計算します。
充電状況を入力すると充電量の変化も反映するようになっています。



リーフを通勤などの日常で利用している時には感じませんが、未知の土地へ出かけようとするとどこまで行けるのか不安になります。
航続可能距離がガソリン車に比べて少ないリーフだからこそ、確実に行ける範囲を知って充電ポイントを確認することで安心して旅に出られると思います。

日産が提供するルート検索でもある程度は把握できますが、天候や搭乗人員、設定速度、冷暖房の強弱などによる影響を加味することができません。
好条件の場合と悪条件の場合では行動範囲が大きく違うので、条件の設定はきめ細かくできる方が良いと考えます。

多くの急速充電できる場所がある地域なら心配はありませんが、地方の観光地や山岳観光地へ出かける時にはシミュレーターの重要性が高まります。
日産のルート検索だと「たどり着けない」と判断される場所でも、自分の走行条件なら「たどり着ける」ことがあるからです。

行き当たりばったりでアクシデントも含めて楽しむのも一興ですが、転ばぬ先の杖として予備知識は多い方があわてずに対処できると思います。

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Posted by komachan at 09:12│Comments(0)リーフ
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