2008年08月26日

・土手草からバイオエタノール

・土手草からバイオエタノール農家の敵である雑草が、やっと役割を与えられる見込みが出てきた。

岐阜大の高見澤一裕教授(環境微生物工学)らが開発したゴルフ場の芝でバイオエタノールを精製する技術のことです。

1カ所のゴルフ場から車2台の1年分の燃料を生産できるらしい。


18ホールのゴルフ場で1年間に刈る芝は乾燥重量で約18トンとされ、試算ではガソリン約2300リットルに相当する2.7トン以上のエタノールが作れる。

年間1万~1万5000キロを走る車2台分の1年間の燃料を賄える。


事業化を担うベンチャー企業、トゥービー(三重県亀山市)は、農水省などが掲げる目標単価1リットル100円を下回る1リットル90円以下と見込んでいる。

ゴルフ場1カ所ずつに小型プラントを置く案や、数カ所のゴルフ場で共同運営プラントを設置する案を検討中で、自治体が収集した道路の雑草の利用も視野に入っているというから頼もしい。


ガソリンを消費して刈り取って放置されている土手草は、腐葉土となってさらに雑草の育成を促進する負の連鎖になっています。

だからといって、堆肥として集めようにも多大な労力に見合うだけの見返りが期待できない。

私のところでも、刈り取った土手草の半分くらいが堆肥に還元できる程度です。


でも、ガソリンに変えてもらえるなら頑張って集めることになると思う。

エネルギーの地産地消に向けて技術革新が進めば、市民の意識もどんどん変えることができますね。

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Posted by komachan at 09:43│Comments(0)温暖化防止
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