2014年03月20日

・Leaf Spyを使いこなす

Leaf Spyはバッテリーの下限残量と電費を設定して航続可能距離を予測することができる。
これから走る先の電費を与えれば、正確な航続可能距離になる。


一般的には無理な注文だが、電力消費シミュレーションを使えば可能です。
うちのリーフ用に作成した電力消費シミュレーションの精度は誤差が3%未満なので十分に実用になる。

遠乗りする際、あらかじめ充電スポットを予定して、区間の電力消費量を試算しておく。
ここで得られた電費をLeaf Spyに設定すると、実際のバッテリー残量から到達可能か正確に判断できる。
初めて訪れる旅先では特に有効です。

リーフのメーターに表示される航続可能距離は「現在の電費」を元にしているから先の予測には役に立たない。
次の充電スポットへたどり着けるかどうかの判断は、経験と勘に頼るしかない。
当然、充電量に余裕が欲しくなるから必要以上に充電時間をかけることになる。

急速充電は、充電量が多くなれば時間の割に充電される量が少なくなる。
必要にして最小の充電量が判っていれば充電時間が短縮され、バッテリーへの負担も少なくなる。
千キロ以上の旅行だと充電でロスする時間の積算はかなりの長時間になりますが、これを節約できるメリットは大きい。

航続可能距離が信頼できるようになると、走行中の不安も無くなってドライブが楽しめます。
MC後のリーフには到着時のバッテリー残量を予測する機能がありますが、速度などの走行条件が一律なので自分の走りに合っているとは限らない。
ましてや、予測機能が無いMC前のリーフは常に不安を抱えながら走ることを強いられてしまう。

個人でも作れる程度の電力消費シミュレーションをナビに搭載しないのはメーカーの怠慢だと思います。
商品価値を小出しにしているのでしょうね。

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Posted by komachan at 20:23│Comments(0)リーフ
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